TITLE:ムチメールマガジン九 


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NAME: miyata   
わ〜。そんなにデッカイ問いを、俺に問いかけるのですか(笑)? 
むっちーよ。

その言葉で思い出したのは、ウォルト・ホイットマンの

“狂気にやはり正気の面倒を見させよう!”

という言葉。大好きな言葉だけど、妖しい光を放つ言葉ではあります。

現実問題として、漫画は大いに娯楽のメディアであるし、
ある人にとっては、消費材の一つであるかもしれないし、
ある人にとっては、かけがえのない何かであるかもしれないし、
その人が芸術と言えば、その人にとってそれは芸術なのだろうし、
その人が娯楽だと言えば、その人にとってそれは娯楽に過ぎないのでしょう。
当然ながらそれは、漫画に限った事ではないですね。

しかしながら、芸術という言葉は非常にスケールの大きい言葉ではあるので、
どのような形態のモノでも、場合によっては即物的なものでなくとも、
それは芸術だ。という事も出来るのでしょう。例えば精神的な事物においても。
ただこう言った大きな問いに答えるのには、
自分のような者が語るのは、ちょっとどうなのかなあ〜とも思うし、
一方で、誰もが何らかの答えを持っていてもいいのではないかとも思います。

でも、ぶっちゃけ自分の本音で言えば。
何だって芸術なんじゃないの(笑)?
ふざけた答え方のように感じるかも知れませんが。

芸術って、言葉にする必要もないぐらい、
大きくてあらゆるものに宿った言葉のような気もします。

芸術と聞くと、僕はやはり真摯というイメージがあります。
克己的であるとか。でも僕が敢えて思うのは、芸術って。
ポジティヴなものだと思いますね。ネガティヴなものはたいした事がない。
限界が見え見え。とでも言おうか。限界が見えてしまうものはたいした事ないな。

オノ・ヨーコさんが最近のインタビューで、こんな事を言ってました。

〜ネガティヴな考えなんて、決して何も生み出さない。
単なる悪習慣みたいなものなんです。それは言ってみれば、
インテリ達の贅沢みたいなものでしかないんですよ。

ネガティヴはひとつの甘えであるのかもしれない。なんて思ったりもしました。

見かけたら、見てみるよー。
[2004/11/21 01:02:51]

NAME: むっち44   
羽生生純の『恋の門』原作漫画を読みました。
「恋する私は狂っている。そう言える私は狂っていない」

本屋で見つけたら、ぜひ手に取ってみて下さい。
サブカル漫画の一言では終わらない漫画です。

漫画は娯楽か?芸術か?
どう思いますか?
[2004/11/20 18:35:13]

NAME: miyata   
ああ…、いいね。なんか(笑)。
早く行きたいね。

僕がマティスを意識し始めたのは、もしかしたら
パステルズの「SUCK ON」のジャケットだったのかもしれない。
初期アズテック・カメラの
一筆描きのギターのイラストにも、マティスを感じる。

どんな人だったのだろうね。

休みの調整はメールします。
[2004/11/15 21:31:57]

NAME: むッチ43   
「絵を観る人には、ある種の逸楽的感動を覚えてほしい。
私の絵は、深い安らぎを与える『ひじ掛け椅子』でありたい」

アンリ・マティスはそう語っていたそうです。
なんか、いいですよね。

どんな人だったのだろう…
そんな会話も含めて、今週あたりどうだい?
[2004/11/14 22:50:30]

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