■空燃比(air-fuel ratio , air-fuel delivery ratio)
空気と燃料の重量比で、エンジンに吸入される混合気の空気の重量を燃料の重量で割った値で示されるのが普通です。 A/Fと略される事があり、混合比とも言います。 理論上燃料が完全に燃焼するのに必要な空燃比を理論空燃比と言い、 レギュラーガソリンでは14.8で、ガソリンエンジンが安定して運転できる空燃比は10〜17と言われています。■クーラント(coolant)
冷却液。冷却システムに使われる熱媒体を一般にクーラントと言い、 自動車では水冷エンジンの冷却に使う不凍液や防錆剤などを加えた水を指すのが普通です。■クランクシャフト(crankshaft)
クランク軸とも呼ばれ、レシプロエンジンでピストンの往復運動を回転運動に変える軸の事です。 メインベアリングに支えられていて、クランクジャーナルと呼ばれる主軸と、 コンロッドが取り付けられるクランクピンとアーム、これと重量バランスをとるためのカウンターウエイト からできています。エンジンの主柱ともいえる部品であり、高炭素鋼で作られ、小さいエンジンには 鋳造品もありますが、大体は鍛造品ですね。