♪時としてディストーションギターよりハードに |
かなり偏見に満ちているかもしれない、けれどここはわたくしのHP、好きな事を書いてやる。 Martin D42 わたくし、最近というか、ここ何年か「サポートギター」という形でお呼ばれする事が増えて来ました。 それで、PinkSardine以外ではほとんど、というほぼ99%アコースティックギターなんです。 もともと好きだったし、仕事での演奏や、ライブハウスでばりばりエレキギターを弾いてる時も 必ず傍らにアコースティックギターがありました。マーティンの。 今思えば、一番アコースティックギターの出番が少ない時に、一番持っていたような気がしますが ようやく「この1本」に出会う事が出来ました。 ギブソン・サザンジャンボ「ウッディガスリーモデル」も最高のギターでした。 ここはあとは「好み」の問題。やはりわたくしはどうしてもマーティンが良かった。 ギブソンで弾いていても、プリアンプのEQは出来るだけマーティンの音になるよう 近づけている自分に気がついて、そして思い立ち、買いましたD42。 D18S、D18VM、D18SQ、D28、D28VR、D45AJと 買って来てますが今は誰もおりません。D45は最高だったし、個人的にはD18SQが とにかく良かったのですが、同じギターは買いたくない。しかもD45は価格的にも買えない。 D35はあんまり好きじゃないし・・・という事でD41かD42という事になりました。 ぶっちゃけD41は、D28に装飾を施しただけ。当然D28より良い材を使ってます。 D42はD45の装飾を省略したもの。なのですが、オープンペグに、指板のインレイと ブリッジのスノーフレイクにやられました。この装飾のメキシコアワビ貝、スポットライトを浴びると これがとにかく綺麗なんです、ビカビカに光って。 アップすると↓ で、ヘッドのマーティンロゴも横ではなくD45の縦にアワビ貝↓ じゃあ音はどうなんだよ、と これが凄い。以前持っていたD45に謙遜の無いマーティン40番台の音。 コード鳴らしても、爪弾いても、ソロの単音もポコーン!と抜けてくる。 当然、ピックアップを入れてますが、あえてマーティン純正シンライン332で しかも、「パッシブ」を選びました。これまで死ぬほど使ってるPUなので 個性は知ってるし、アコースティックギターにまで9V電池を入れるのは嫌だ。 最高です。 ただ見た目がギブソンと大きく違い「フォークソング」な感じ。 あまりブルージーなフレーズは似合わないね。 でも、このギター、わたくしが購入した歴代108本目、煩悩の数の記念ギターです。 もう落ち着いたわよ。これで。これ以上は無いわ。 このギター。買ったその場で、リペアルーム行き。 弦高の調整では、12フレットで1弦1.8ミリ、6弦が2ミリ ネックの調整、ナットの調整。強く弾いた時に低音弦がまぁビビるのは 良いとして、1〜3弦は低いながらも絶対ビビらないよう・・・ 大変だったでしょう、リペアマンの人。 でも、弾きやすさは抜群です。 使い続けるでしょう、このギターは。 墓まで持って行きましょう。 もちろん、「絶対必要」なプリアンプもあります↓ ********L.R.BAGGS PARA ACOUSTIC D.I******** エレアコじゃなくて、普通のアコースティック・ギターにピエゾ付けたら これでキマリ!という程評判の良いプリアンプです。 純粋にギターから出た素材としての音を、これで気持ちの良いアコースティックギターサウンドにすると。 今いろんなメーカーから、アコースティックギター用のプリアンプ?エフェクターが沢山出てるけれど どれもいらん機能ばかり付いている。コーラスやリバーブ、ンなものいらんて。 ライブやる時には、DIの先には卓があるんだから、そこでデカイエフェクトかました方がイイに決まってる。 アコースティックは誤魔化しが効かないからね。ウデに自身の無い方々はエフェクターでぐちゃぐちゃにしたがるけれど どいつもこいつも、せっかくのギター本来の音を台無しにして、ほっそい音がエアー感だとか言うけれど、違うわ、それ。 オマケにコンプレッサーやリミッターかますと、強いパッセージ弾いた時のあのアコギの緊張感溢れる音が出ない。 こういうギターは右手の力加減で音量や音色をコントロールしてやらないとね。それが楽しいのに、アコースティック。 あとはキャノンアウトで、ノイズがのりにくい。卓からのファンタム電源で電池切れの心配も無いし アコースティックギターはギターアンプで鳴らす事が無いからね。どんな会場に行ってもマイクがあれば 音響は大丈夫。プリアンプとはいえDI内蔵ですから。これは、必要。 てなわけで、最強の組み合わせです。 軟弱なギターよ、かかってこい。 |