エクス・アン・プロヴァンスのマルシェで
エクス・アン・プロヴァンスの市庁舎前の広場では毎週土曜日の朝に
食料品のマルシェが開かれます。
マルシェの入り口で丸ごとのチキンを焼きながら売っていました。
なんとトラックを改造してチキン焼き機を取り付けてあるんです!
串刺しのチキンがグルグル回りながら焼けていて、なんとも美味しそうな匂いが…。
写真を撮らせて…とお願いしたら、恥ずかしそうに微笑んでカメラに向かってくれました。 merci !!

マルシェでは色んな種類の野菜や果物が色とりどりに並んでいて、見てるだけでも楽しい♪
この写真、右側の赤いのは「ベターブ」…日本では「ビーツ」という名前で売られています。
ここでは茹でたものが売られていました。
このまま薄くスライスしてレタスサラダに入れて食べたのですが、
シャキッとした歯ごたえと、ほんのりとした甘さに病みつきになってしまいました。
大きさはちょうど野球のボールくらい…。
隣のマッシュルームは日本で目にするのと比べると随分大ぶり!!

奥のグリーンのものは「アーティチョーク」朝鮮アザミのつぼみです。
高級なフランス料理では中の芯だけ取り出して
火を通して食べますが、プロヴァンスの家庭では丸ごと茹でて、
がくを一枚ずつ剥がしながらがくの付け根にほんの少し付いている実を歯でかじって食べます。
ほろ苦くて大人の味。
手前の白いのは「フヌイユ」
日本では葉の部分が「フェンネル」という名でハーブとして売られています。
この茎の部分をそのままスライスしてサラダに入れたり、
スープに入れたり…セロリのような使い方をします。
家庭では軸の部分を乾燥させてハーブとして保存します。
ブイヤベースには欠かせない!!