ボルドーでワイン三昧&世界遺産の町「サンテミリオン」
2004年5月ボルドーとパリに旅してきました。
ボルドーは、日本のワインセミナーで知り合った(…というか、友人が
親しくなった)シャトーのオーナーを訪ねて、Saint‐Foy‐Bordaux
(サント・フォワ)まで行ってきました。
Saint‐Foyは、ボルドー地方でも、一番東の端、サンテミリオンから車で約40分程
のところにあります。
少し町を外れると、とにかくあたり一面見渡す限り続くぶどう畑!!
世界的なワインを生み出すボルドーの広大さに感激してばかりでした。

私と友人がお邪魔したのは CHATEAU HOSTENS−PICANT です。
左の写真は、自慢のシャトーを案内してくださったオーナーのピカン氏です。
とても日本贔屓な方で、「ラストサムライ」の影響もあってか、
ご自身の生き方を「サムライ」「ショウグン」に例えてお話しして
くださいました。…なぜか私も最後には「ピカン将軍」と呼んでました。(笑)
ピカン氏のワイン、美味しいんですよー。
夕飯時にはひとり1本ペースは当たり前…な感じでご馳走になりました。
そして、ピカン氏はとてもお料理上手な方でした。郷土料理のLamproie(八つ目うなぎ)の
赤ワイン煮を自慢料理としてご馳走してくださいました。
次回はもっと料理を通じて様々なコミュニケーションが図れたら!と思っています。

サンテミリオンは1999年にサンテミリオンの町と周辺の7つの村全体が
世界遺産に認定されたそうです。
石畳の細い小道が入り組み、石造りの家々が立ち並ぶ中世時代の街並みに
入り込むと、タイムスリップしたような気分になります。
馬車がガタガタと音を立てて走ってきそうな…。
町の中心にそびえる丘の上の教会は、遠くのぶどう畑からも
目にすることができて、昔の人も、この風景を眺めていたのかぁ…
なんて、少し感慨深くなってしまいました。

これは、サンテミリオンの教会の横にあるテラスから町を見下ろして
撮りました。下に見える広場には周囲のカフェがテラスを出していて
なんとも気持ちのいい空間でした。
遠くに見える茶色い屋根の平たい大きな建物は「シャトー・パヴィ」です。
今回、ボルドーに行きながら、シャトー巡りをする時間がなくて
とても残念だったのですが、またの機会の楽しみにとっておくことに
します。