ロマネコンティを求めて
ブルゴーニュに来たからからには、やはりワインの葡萄畑をみたい!
…ということで、ディジョンから急行で約20分の「ボーヌ」へ。
ボーヌは「ワインの首都」と言われる街。ロマネコンティを始めとする、
高級ワインを生み出す葡萄畑、コート・ドール(黄金の丘)のちょうど
真ん中に位置する。ワインツアーの起点は、やはりボーヌ。
ボーヌに来たのは今回が2度目。前回は2年前の2月、一人旅で。
こんなに早く、ココに戻ってこられたとは…と感慨も一入。


ボーヌの観光案内所を出発したワインツアーは、コート・ドールを北へ進む。
畑の中に見える立派な建物は「シャトー・ドゥ・クロ・ド・ヴージョ」。
13世紀にシトー派の修道僧によって建てられた歴史的建造物。現在は
ブルゴーニュの利き酒騎士団の本拠地。ブルゴーニュのワイン好きに
とっては総本山みたいな感じ?


これが、「ロマネコンティ」の畑に立つ十字架。
夏の夕方の日差しがあまりにも眩しくて、ロマネコンティの畑の中に
回りこんで撮った一枚。
遠くに見えるのはヴォーヌロマネ村。空気が凛としたブルゴーニュの
葡萄畑や、村々のひっそりと静かなところにもなぜか心惹かれたりする。

ロマネコンティの葡萄。ようやく実が育ちはじめたところ。
前回来たときは、枝に、ようやく芽が吹き始め…という状態だったので
実がなっているのを目の当たりにできて、感動!!次は、葡萄の実が
色づく季節に来たい。
それにしても、他の畑と比べると、ロマネコンティは葡萄の木の背丈が
随分低い。とにかく葡萄の実に栄養分を集中させて、大事に大事に
育てられる様子が、感じられる。