このHPは1024x768(全画面)以上を推奨いたします。




< ASIOで音質改善!>


Windows 2000とWindows XPのみの対応、又お持ちの音源で動くかどうかは確実には保証できません。
(ソフト導入による不具合はご自身の負担として下さい)
 しかし動いたならば確実に音質UPが期待できます、ぜひ実験してみてください。

<まず最初に・・・>

ASIO(アジオ)ってご存知でしょうか?。
「何をいまさら・・・」とお思いかもしれませんが興味の湧いた方は少しの間お付き合いください。


"Audio Stream Input Output"・・・略してASIO、オーディオ用ドライバの規格の一つです。

更にWeb辞書によると・・・
独steinbergが提唱する、オーディオデバイスと対応シーケンスソフト間のインターフェイス規格。  ASIOドライバを使うことで、録音/再生時に起こるデバイスの遅延を低減し、高い同期制度を実現する。


DTMをされている方々は当然ご存知とは思います。
オーディオカードの殆どはこのドライバ規格に対応していますし、最近では上位のサウンドカードにも対応する
物が増えています。


このドライバ規格の特徴としてはレイテンシー(遅延)が低く抑えられるのが特徴です。
これはPCを使っての音出しで威力を発揮します。
たとえばソフトウェアシンセサイザー等を鳴らした場合に遅れなしに、キーボードを押せばすぐに音が出るとい
う事。 確かにDTMでは重要な事ですね。


一般的に言われているところではMMEで100msec以上、DirectSoundで50msec以上のレイテンシーがある
そうです。


しかし、これと音質向上とどういう関係が?、と思われるかもしれないですね。
実は私もそう思ってました。 記事の請け売りで申し訳ないのですが理由はこうだそうです。

音質劣化の原因のKernel Mixerを通らない事に加え、レイテンシーを低く抑える効果によってデジタルオー
ディオの天敵であるジッターノイズも減らすことができる
つまり余計なところを通らず略ダイレクトにサウンドデバイスへ信号が送られることで、ジッターノイズが乗る原
因である「信号が長く留まる」ことを避け、結果的に音質向上につながる。


こんなことを聞いても実感は湧かないでしょうが・・・効果を確かめるには実行あるのみです。


私のメインマシン環境( ASIOドライバ対応カード⇒アンプ )で音楽再生ソフトをASIO対応プレーヤーにしたと
ころ効果ははっきり現れました。
音がクリアになりその分出てくる音楽が明るくなりました、音の情報量も密度を増した感じです。


と、ASIOについてのヘタレな解説を踏まえて「ASIO4ALL」の方ににいきましょう。




< ASIO4ALL & SoundPlayer Lilith >

ASIO対応音源カードをお持ちでない方、マザーボード搭載のオンボード音源でもASIO化が可能です!。

それが「ASIO4ALL - Universal ASIO Driver For WDM Audio 」です。

この「ASIO4ALL」というのは多くのデバイスに対応した汎用ASIOドライバです。
特徴はASIOに対応していないモノをASIO対応にしてしまう事にあります。

ただ、いくら汎用とはいえ全てのサウンドデバイスに対応するのかは不明ですが・・・。


この力技なドライバですが効果を確認していただければ分かると思います、今までPCで聞いていた音楽(C
Dや各圧縮音楽)が別物に生まれ変わります。
オンボード音源(AC'97 Codec等)からミニコンポやアンプを使用して音楽を聞いている方には是非使用して
頂きたいです。

<用意していただく物>

 ASIO4ALL - Universal
  ASIO Driver For WDM Audio
 ・・・・ 本家からDLしてください。
 ASIOに対応する
  ミュージックプレーヤー
 ・・・・ 管理人が使用しているのは
Sound Player Lilith(リリス)」です。
 国産でフリーな素晴らしいプレーヤーです。


Lilithのオフィシャルサイト「Project 9k」

★ ASIO4ALLは06/01/20現在 「ASIO4ALL v2.6」となっています。
★ ASIO4ALLは05/02/21現在 「ASIO4ALL v2.3」となっています。

:管理人の環境では2.3は正常に作動しませんでした。 A4A2.3を使用しようと思っていらっしゃる方
は、管理人の様な症状が出る可能性があります。)


愛用プレーヤーが気になる方もみえますので報告ですが、「iTune」「Windows Media Player」はASIOに非
対応ですので注意ください。 「Winamp」は対応する為に別途プラグインが必要なようです。



インストール〜設定・調整の流れを非常に簡単ながら別途フローとして用意しました、参考になれば幸いです。(これらプログラムの詳しい事柄についてはお答え出来ませんので御了承ください)
ASIO4ALL & Lilith のインストール



管理人のサブ環境( オンボード音源⇒TVの付属スピーカー; )では少し変わった?程度でしたが、友人の環
境( オンボード:S/PDIF・Optical⇒ミニコンポ )では違いがはっきり出ました。
音がスッキリとしてクリアになり、確かに情報量が多くなったのが聞き取れます。(どちらもプレーヤーはLilith
を使用)



まあ難点としてはCPUの負荷が若干高いことですが、音質向上とのトレードオフと考えています。

文面で見ても効果は見えてきません。是非トライしてみてください、その違いに驚く事でしょう。
(ご使用の環境によっては効果が出にくい場合がありますので・・・あしからず;)





特にDTM(音楽作り)を楽しむ為にオーディオカードを使っているのではなく、音質向上の為でした。
そして今まで音源カードを良い物にすればイイと思っていましたが、それだけではいけなかった訳です。
ASIO対応ソフトプレーヤーのおかげで、音源カードが「活きて」きて嬉しい限りです。
素晴らしいソフトを提供してくださっているProject 9k「Northern Verse」氏に感謝!。

これらのおかげでPCミュージックに今まで以上に投資を考えている状況です;。(実際、アンプなんて物を最
近購入してしまったのですから)


「どうせ内蔵音源だから・・・」「圧縮音楽の音質には・・・」と思っていた方もASIO4ALLLilithで音質向上
を狙ってみては如何でしょうか?。


上記紹介のプログラムに関してのご質問は各サイトまでお願いいたします。








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