9 三者会議で総合的な学習の時間を考える 10 総合的な学習の時間実施報告
2003年度当初までの実践については、前田・川北・後藤・樋坂・三瓶・山田(智)共著『小金高生シンガポールをゆく』教育史料出版会(220ページ、税込1680円)に詳しい。
ビオトープの試みから,1998年度総合学習・環境学が生れました。
ビオトープができて,周囲の環境に関心を持たざるを得なくなりした。高校の中庭だけに自然が再生しても仕方がありません。
生徒や教員が住んでいる地域の環境はどうなっているのでしょうか。
環境を教えるには,どうすればよいでしょうか。今までような講義式の教える側からの一方向の授業でよいのでしょうか。扱う範囲も広く,一つの教科で納まりきれるでしょうか。教える内容や考え方も急速な変化に対処するにはどうすればよいのでしょうか。
中学,高校にいくにつれて,授業の形式は固定化して行きます。小学校では教科担任性がなく,一人の先生が,ほとんどの授業を受け持つので時間のやるくりなどで自由度が高い授業ができているようです。これに対して,中学・高校では教科担任制のため教える内容,人が細分化されていきます。ともすると断片的な知識の積み重ねで終わってみたり,生徒の生活や社会と無縁であったりしませんか。
つまり,授業の方法を根本的に変える必要があるのです。
生徒自身が疑問,問題を持って,調べ,研究し,解決していく「問題解決」学習が必要になります。そのためには高校にある教科主義も見直さなくてはなりません。
このことで,川北が本校社会科の和井田先生(現在 上越教育大学)と意気投合して,2月に「総合的学習」研究プロジェクトを発足しました。
総合学習「環境学」も4年目をむかえ、探究テーマもますますこなれたものになりました。生徒たちは、日ごろの生活から生まれたテーマを発展させています。
2000年度、本校の「総合的な学習の時間」を考える保護者、生徒、教員からなるプロジェクトを立ち上げました。そこで考えたプランをもとに、新1学年から「総合的な学習の時間」の試行が始まりました。
