「純稔橋」より

小金高校ビオトープ小史 つくった経緯や10年の歴史を紹介 new!

ビオトープ通信 生物選択者と教職員に配布していた。最初は山田が書き続け、転勤後川北が引き継いだ。

生物リスト    2004年3月までのリスト  

ビオトープ写真集 写真による日々の記録、機材も1眼レフ(ペンタ  ックLX)からデジカメ(ソニーマビカ、オリンパス、オリンバス10倍ズーム)へ。

小金ビオトープ記事 最初の年秋朝日新聞(京葉版)に紹介された のが始まり

観察会情報    毎年3月と8月の2回オープンスクールの一講座 として公開している。

ビオトープの本  すべての本は網羅できていないがこれからビオト ープを作ろうとする人には参考になるはず

 小金高校では,生物の山田純稔・川北裕之、地学の三谷豊、家庭科の猿渡メリーが中心になって1994年、学校の中庭に1800平方メートルの『ビオトープ』を考案し、これを学校が認め、県に提出しました。そのプランがほとんどそのまま認められ、1995年度末、ビオトープができました。学校のある新松戸は,東京のベッドタウンとして,急速に自然が少なくなりました。都市から失われた自然を再生し,かつて生息していた生きものたちを呼び戻すために。名付けて『小金ビオトープ』。池を堀り,井戸を掘って地下水を水源としました。クヌギ,コナラを植えて雑木林をつくり,シイタケのほだ木を積みました。

 アゲハの食草になるミカンやサンショウも植えました。家庭科では無農薬で畑もやっています。その結果,川(水路)にはきれいな水質にしかいないプラナリアやヒドラが発生し,池からはクロスジギンヤンマやイトトンボ類が羽化し,ミズカマキリも来ました。さらに今では珍しくなったミズアオイやタコノアシも発生しました。セリにはキアゲハの幼虫もみられます。畑には,アゲハやなどのチョウやハチが蜜を吸いに来ます。2001年にはついにカワセミも来ました。2002年6月にはコヤマトンボ飛来が飛来しました。小学校の総合学習の場としても役立っています。

 生物の教材には事欠きませんし,学校に憩いの場を提供しています。休み時間には,ベンチで生徒が談笑したり,食事をしたりしています。 

 ビオトープでの人のネットワークを利用して1998年度から生物Uの「課題研究」を拡大解釈して総合学習「環境学」を始めました。三者会議での話し合いを経て2001年度から学校全体で「総合的な学習の時間」を2年先行して実施してました6.7月はディベート学習で、探究の方法を学び、問題意識を高める努力をしています。11月中旬からグループ別課題研究に入ります。年2月16日(土)に公開研究発表会を行いました。3月14日には、千葉大学園芸学部、中央大学商学部の先生12名による講義「大学の研究とは」を行いました。2年生の4月から個人研究を始めています。6月からはシンガポールの学生とメール交換を行い、11月修学旅行でシンガポールへ行きました。2003年度より全学年で総合的な学習の時間を行っています。8月には『小金高生シンガポールをゆく 総合学習時代の修学旅行づくり』を刊行しました。この本には98年からの小金高校のカリキュラム開発の流れが手にとるようにわかります。