2004.9 白浜温泉とアドベンチャーワールド


< 2日目 >


今回の旅行の目的は満1歳になった双子のパンダ達に会いに行くこと。前回体験して感激したパンダ館のバックヤードツアーに今回も参加しました。この体験ツアーでは飼育員の方に白浜AWSのパンダについて詳しい説明や裏話が聞けて、パンダを間近で見ることができます。今回は双子出産時の梅梅(メイメイ)ママの出産育児のVideoを見せてもらいました。説明によるとパンダの出産では50%は双子が生まれるそうで珍しい事ではないそうなのですが、お母さんが双子を二人とも育て上げるというのは世界でも珍しいそうです。パンダは中国の寒い地方に生息しています。生まれたての赤ちゃんは体毛がなく丸裸。だからお母さんが常に片手で抱っこして体温を奪われないようにしなければなりません。それが双子だったら?しかもパンダは二足歩行ができません。そのためほとんどのお母さんパンダは一匹しか育てることができず、もう一匹は育児放棄してしまうそうなのです。そういえば以前テレビで中国のパンダ保護センターでは育児放棄されてしまった子もお母さんのお乳をもらえるようにすり替えという方法を使って育てているのを見たことがあります。お母さんを何か興味のあるものに注意をひきつけてその隙に子供をすり替えるのです。大変なご苦労だなぁとその時感心しました。ところが白浜AWSの梅梅ママは両手に双子達を抱いて子育てしたそうです。最初の3日間は何も飲まず食わずだったとか。さすがに心配になったスタッフの方達が手助けをしたそうです。
奇跡のお母さんパンダ梅梅。子育て上手の梅梅。パンダ館では彼女はそんなそぶりも見せずただひたすら大好物の笹を食べていました^^;。

 

        
 
2日目の朝一番でいざ白浜アドベンチャーワールドへ! お目当ては満一歳になった双子のパンダ達、隆浜と秋浜です(*^^*)
        
 
        
 
ママパンダの梅梅(メイメイ)の側で取っ組み合い。
ママはひたすら好物の笹をむしゃむしゃ食べています。 
ママの真似をして笹を食んでいます。でも真似だけ(笑)。まだまだ食べられません。 

双子のパンダはそっくりでどちらが隆浜か秋浜か区別がつきません。飼育員さんに聞いたところ背中の黒い模様がUの字だと隆浜、Vの字だと秋浜だそうです。
う〜ん・・・この子はどっちだろう???

        
  
        
 
ということは、この子の背中の模様はUの字に見えるので隆浜だね(^^) 
        
 
        
 
双子ちゃん達はなんでも同じことがしたいみたい。
片方が木登りすればもう片方もぼくも〜って(笑) 
手前が秋浜、向こうが隆浜かな?同じポーズですべり台を登ります。 

        
        
そろそろおねむです(^^)  みんな寝ちゃいました。後方のママは頭に血が上らないのかしらん?(しばらくこの状態が続きました^^;) 
11時から子供達のミルクタイム。ママだけ退場です。
毎日の習慣なんだろうけど子供達は眠ったまま。ママはご褒美につられて器用にすべり台を下りていきます。
        
 
        
        
哺乳瓶を器用に持ってミルクを飲んでます。
ここまで大きくなるのには大変なご苦労があったでしょうね。 
 こっちの子も上手にミルクを飲んでます。お姉さんが手に持っているのは離乳食のリンゴです。 
        
 
ママの梅梅がしきりに舌なめずりをして帰ってきました。いったい何をもらったんだろう? 
パパパンダの永明(エイメイ)。
お腹が痛くてずーっとこのポーズ。
パンダには1ヶ月に1度お腹が痛い日があるのだそうです。かわいそうだけどちょっと笑えるポーズです(笑)。 
        
 
        
 
良浜(ラウヒン)です。初めて白浜AWSで生まれたお嬢さんもこんなに大きくなりました。バックヤードツアーで間近で見ることができて感激!好物の人参をもらって上機嫌です。 
        
キングペンギンです。実はペンギンも大好きなんです。
歩く姿がとてもコミカルでしょ?
        
物思いにふけって颯爽と立っています。
(ただ眠っているだけだという話もありますが・・・(笑))
        
 
        
 キングペンギンのヒナです。大きさは大人とさほど変わりませんが毛色はまだまだ子供です。
        
 
        
 
エントランスではこんな愉快な仲間がお出迎えしてくれます。ウトウト眠っているところを起こしてごめんね。