ATK ブラスナット

ATKに付いている自作牛骨ナットの作りがあまりにもいいかげんなので(^^ゞ
某ホームセンターで500円で購入した真鍮材(10mmX20mmX100mm)でブラスナットを自作してみよーと思います。
まずは今付いているナットの縦・横・高さを測ります。
しかし、ATKに付いていたナットは長さが短かったので、指板の長さに合わせました。
これに合わせて真鍮材にケガキます。(分かりやすいように赤く塗ってみました(^.^)b)
金鋸で切ります。この時に刃の厚さを考えて切り始めないと短くなってしまいます。少し多めに残して切ってみました。
寸法に合わせる為ヤスリで微調整をします。
今回は多く残しすぎてしまったので、削るのに
かなり苦労をしました(^^;
とりあえずナットの大きさに切り出した状態です。まだまだ金属の塊でしかないですねぇ

これに溝を彫るためのケガキをします。
溝の
中心部の間隔を正確に測り、縦線を4本ケガキます。
溝の深さは現在のナットを参考に4本の
弦の一番下が同じになるように横線を1本ケガキます。
いよいよ溝彫りです。\(^O^)/

後は縦線を中心に弦の幅+αくらいの溝を彫るだけですが、
指板側はケガキ線まで、ぺグ側を若干それより深く彫り、傾斜がつくようにしました。
これは取り付けたときに弦のテンションがナットをいいカンジに固定してくれるからです。

あんまり角張ってるとカッコ悪いのでグラインダーで面取りをしてみました。
ヤスリでやると大変なので…
サンドペーパーでピカピカにします!
完成です\(^O^)/
あとは現物(ATK)にあわせて弦高を微調整するだけです。
取り付けた所です。
やっぱ
カッコイイですねぇ〜(^O^)
BEFORE AFTER


今回は今までの牛骨ナットがあまりにもカッコ悪い為、ナット交換をしました。(ちなみに純正はプラスティックでした。)
牛骨でも良かったんですけど、ATKはナット幅が43mmあるため、なかなかそのサイズの材料が見つけられなかったです。。。
その点、真鍮は
手軽に安価で買えるのが良かったです(^.^)b

加工には
万力があった方がいいです!!
ナット自体が小さいので、切ったり削ったりするのに万力がないと
かなり苦労します!前回は無しでやりました(T_T) 大変でした…
ヤスリも細いのがあると便利です。グラインダーは金鋸とヤスリで頑張ればいらないかも?

ナット交換後弾いてみた感想は「少し弦高低くなった?」ってカンジです。アンプはまだ通してないですが、音はあまり変わった感じはしませんでした(^^ゞ
ただ見た目はとても良くなりました。
ルックス重視です\(^O^)/




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