ファン1万人に聞きました!(「ぴあ」SEE完結記念特集より)


何回見た?
 「旅の仲間」   平均4,3回 (最高40回)  
 「二つの塔」  平均3,8回 (最高38回)
 「王の帰還」  平均3,1回 (最高30回)



旅の仲間
1 アラゴルン
「命をかけて君を守ろう、フロド。この剣に誓って」


ただ強いだけでなく、人間としての弱さも自覚していて、日々それを乗り越えようと努力してるところが素晴らしい。
ホビットに頭を下げる謙虚さに感動。


2 レゴラス
「私は弓に誓う」

沈着冷静でありながら、仲間を思う姿に心打たれる。
とにかく美しい!


3 フロド
「僕が行きます!道はわからないけど・・・」

スーパーヒーローではなく、彼が悩みながら使命と責任を果たそうとするところこの作品の最大の魅力。
イライジャは演じるというよりフロドそのものになっていたと思う。最後の微笑みが切なかった。


4 ボロミア
「わが兄弟、わが将、わが王よ・・」

彼こそ最も人間らしい人間。涙なしには見られないです。
故郷の民を愛し、弟を大事にするエピソードが加わったSEEを見てほしい。


5 サム
「この世には命をかけて戦うに足る尊いものがあるんです」

彼こそ勇者。サムの活躍なしにはフロドは指輪を捨てられなかった。
何があってもひたすらフロドを支え続ける忠誠心に胸を打たれた。


6 ガンダルフ
実生活にもつながる前向きな考えや教訓を教えてくれた。さりげないウィンクが好き。
「ゆけ!ばか者」に涙。


7 ピピン
シリーズを通して成長が最もうまく描かれていた。和みキャラ。


8 メリー
状況が悪化していく中、最後まで陽気さを保っていたのが印象的。

9 ギムリ
誠実で頑固で友情に厚くてコミカル。


10 ゴラム
喋りと動きが”キモカワい”くていつの間にか夢中になってしまう。
憎めない。



旅の仲間を支える人たち
1 ファラミア
「やっとわかり合えたな、フロド・バギンズ」
「私は甘んじて刑を受けよう」

(原作では)指輪に誘惑されないハズが、映画では違っていたので最初、
違和感を感じたけど、だんだん映画の方が人間らしくて好きになった。
努力しても父に認められない姿が切ない。
「二つの塔」SEEでエピソードが追加されていてよかった。

2 エオウィン
「私が恐れるのは檻の中に閉じ込められて
勇気を試す機会を失うことです」

盾持つ乙女の凛々しさと、アラゴルンに恋する可愛らしさが素敵。
実らない恋、芯の強い性格、溢れる愛情・・同じ女性として共感できた。
料理が苦手という追加シーンが好き。


3 セオデン王
「進め!エオルの子らよ!」

王でありながら、先頭を切って敵をやっつけるその姿はまさに王の中の王。
人の上に立つ者はやはりこうであって欲しい。


4 ガラドリエル
優雅な美しさに圧倒。声も本当のエルフみたい。

5 アルウェン
愛する人のために永遠の命を捨ててしまう、その潔さがいい。

6 ビルボ
彼が一番原作のイメージにぴったり!
安らかに老いる彼がいるから、フロドの悲哀が引き立つ。


7 エント
戦いのシーンが続く殺伐とした雰囲気を和ませてくれる。
さすが自然の力は偉大!


8 ハルディア
第一部ではエルフ以外に冷たかったのが、「二つの塔」では駆けつけてくれて、
彼の死に泣いた。


9 エオメル
眼光の鋭さと、騎乗姿が勇ましい。影の功労者。

10 グワイヒア
ガンダルフも、サムもフロドも彼が救ってくれたことを考えると、実は最も重要?
飼いたいけどエサ代がすごそう。


11 エルロンド
的確な判断で旅の仲間を助けてくれた。父親としての優しさや、
お茶目な面も見られるところが好き。


12 デネソール
最後の執政としての、原作での潔さと映画での苦悩が最高!
ゴンドールを死守するためにあらゆる手を使い、最後は狂気に堕ちていく姿が
哀れで切ない。




サウロンとその仲間・1
1 ナズグル かっこよすぎ!登場シーンは「旅の仲間たち」よりも印象的。
2 サルマン かつて賢者だっただけあって、悪に染まってからも優雅で品がある。
3 グリマ 片目だけ涙を流している様子が彼の二面性を表してるよう。
4 サウロン 「二つの塔」では野ざらし、「王の帰還」ではサーチライト化してしまったお茶目な冥王。
5 ウルク=ハイ いやらしいほど憎々しい感じが出ていた。オークと違って智恵がありそうなところが余計憎たらしい(笑)
6 オーク 怖いんだけど、何度も見ていると可愛く思えるのはなぜ!?


サウロンとその仲間・2
1 翼竜 戦闘シーンでの見事な飛行!見ていて思わずオシリが浮いた。
2 オリファント 異国の雰囲気が出ていて、彼らを見れたときのフロドたちのワクワク感を自分も感じた。
3 バルログ バルログとガンダルフが戦うシーンを見て、この作品に惚れました。
4 トロル オークたちにこき使われてる姿が哀れ。太鼓を叩いて行進する姿がカワイイ。
5 シェロブ 自分が想像していたものよりリアルで恐ろしげだった。
6 ワーグ 制御不能な暴れっぷりがいい。


バトルシーン
1 ヘルム峡谷の戦い(二つの塔)
アラゴルン、レゴラス、ギムリの3ヒーローの絆と、セオデン王やハルディアなど、
人間とエルフの種族を超えた友情に涙。戦いだけでなく、ドラマがある。

2 ペレンノール野の戦い(王の帰還)
あのスケール感、息が止まりそうでした。スクリーンで見たくて何度も映画館に
足を運びました。セオデン王の演説と、それに答える兵士たちの勇敢さに涙。


3 ミナス・ティリスの戦い(王の帰還)
生首が飛んできたり、兵士たちが跳ね飛ばされてる姿がはっきり映っていて、
ファンダジーっぽくない「戦いで人が死ぬ」ことのリアルさが描かれていて
圧倒された。

4 「モリアの洞窟」での
オーク&トロルとの戦い

(旅の仲間)

旅の仲間9人全員が力を合わせて戦った、最初で最後のシーンだから好き。
レゴラスの弓矢2本同時打ちに惚れた。

5 「カザムド=ドゥムの橋」での
バルログとの戦い

(旅の仲間)

ガンダルフの「断じて通さん!」というセリフに燃えた。

6 アイゼンガルドでの戦い(二つの塔)
自然の前では人の悪なんて卑小なものに過ぎないと教えてくれる。

7 オスギリアスの戦い(王の帰還)
数少ないファラミアの見せ場。ピピンの歌も涙を誘った。

8 シェロブとの戦い(王の帰還)
アラゴルンやレゴラスのかっこいい活躍もいいけど、小さなサムが
転げまわりながら戦う姿も魅力的。
サムこそ「王の帰還」のヒーロー。




ドラマシーン
1 サムの活躍(二つの塔&王の帰還)
「指輪の重荷は背負えませんが、
あなたを背負うことはできます!」

この物語の主役は、実はサムだったのか?と思うほど、最後にサムがフロドを
抱えたシーンは感動的。
サムが故郷のホビット庄のことを語りだすあたりから涙が止まりません。
サムの忠誠心と勇気の感動。

2 ボロミアの死(旅の仲間)
「静かに眠れ、ゴンドールの子よ・・・」

ボロミアの最後のセリフを受けて、アラゴルンは王となる決意をする。そういう意味でも、
シリーズを通して最も重要なシーンの一つだと思う。
ボロミアが指輪を欲したのは、決して自分のためではなく、民のためだった。
彼の思いを想像するだけで泣ける。


3 フロドの決断(旅の仲間)
「僕が行きます!道はわからないけど・・・」

フロドが決断した時の、ガンダルフの表情が忘れられない。
他の種族が次々と名乗りをあげるところで、自分まで「仲間になるぞ!」と思ってしまった。


4 最後の決戦に挑むアラゴルン(王の帰還)
「フロドのために!」

ずっと離れていても、必ずフロドが指輪を捨ててくれるハズ、という信頼関係で
成り立っているたびの仲間の絆の強さに涙。


5 メリー&ピピンの友情
初めてふたりが離れ離れに。無邪気なピピンと思慮深いメリーの対比と、
事の重大さに気付いたピピンがメリーの名を叫ぶ声に胸がいっぱいになる。


6 アラゴルンとアルウェンの愛(旅の仲間)
種族が違っても、通じ合ってるところが素晴らしい。
アルウェンが苦渋の決断を迫られるシーンが切ない。


7 ガンダルフとの別れ(旅の仲間)
ガンダルフが落ちていくシーンも涙を誘うけど、洞窟を抜けきった後のフロドの落胆にまた涙。
そして、リーダーとしての自覚に目覚めるアラゴルンが頼もしい。


8 デネソールとファラミアの父子関係
父に認められたい息子と、デキル兄を比較して相手にしない父親。
さも、最後にはファラミアへの愛も垣間見えて、悲劇の親子関係に涙した。



美術人気度
1 ホビット庄(旅の仲間)
トールキン教授が心に描いた景色そのままではないかと思う。まさに理想郷。
誰もが帰りたくなる故郷。将来、絶対に住みたい。


2 裂け谷(旅の仲間)
これぞファンタジーの世界!原作の世界から飛び出してきたような映像に圧倒された。

3 ロリアンの森(旅の仲間)
非現実的なのに妙なリアル感。あまりの美しさにびっくりした。

4 ミナス・ティリス(二つの塔)
ガンダルフとピピンが馬で駆け上がるシーンが好き。
ボロミアはこの都を守りたかったんだなぁ、と思ったら泣けてきた。
本当に建設して撮影したのかと思ったほど、溜息が出る美しさ。


5 アルゴナスの石像(旅の仲間)
まるで長年探していたものをついに発見してしまったような・・
完全に物語に入り込んで締まった気分だった。
小鳥が飛び立つシーンが好き。ディテールの細かさには、頭が下がります。


6 ミナス・モルグル(王の帰還)
闇の不気味さに浮かび上がる色彩と、独特のフォルム。フロドたちと一緒にドキドキしてしまった。
城壁が開くシーンに圧倒させられた。


7 ヘルム峡谷(二つの塔)
重厚で荘厳、堅牢な要塞という言葉がピッタリ。

8 アイゼンガルド(二つの塔)
アラン・リーの挿絵をそのまま映像で見ることが出来て腰が砕けそうになった。
無機質で重厚な感じが出ていてよかった。


その他
7年間 構想から三部作完結までに費やした期間
15ヶ月 メインの撮影に費やした日数
100セット 撮影に使われたロケ地及びセットの数(NZ各地のセットは撮影後、すべて取り壊した)
1組5万円 ホビットの足の値段(毎回使い捨て、装着に45分かかった)
1440個 ペレンノール野のロケでエキストラに用意された朝食のタマゴの数。ちなみにパンは400斤。
5000平方メートル ホビット庄を撮影するために花や野菜が植えられた面積
3億1000万ドル (約365億円)三部作合計の制作費
10時間36分 3部作上映時間合計(旅の仲間・二つの塔のSEEと王の帰還CEの合計)
300万部 原作本販売部数(全世界)


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