● Story編
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結局ネオは、7人目の「救世主」にして、「革命」を起こした唯一のヒトだったわけですか・・。


今までは、要するにリアルワールドも6回「リロード」されたというわけで・・?
そのたびにザイオンも「1」からスタートしてたわけで・・?
そして、そのたびにマシン達と戦うために「救世主」が現れて・・?
だけど、今までの6人の救世主達は、「個人愛」を選択しなかったために・・
結果的にザイオンを「リロード」という形で救ったわけで・・。


ネオは、救世主としては初めて異質な選択をして・・
そして異質な方向でザイオンを救った・・ということなのでしょうか・・?


でも、だとしたら、リロードされずに救われたザイオンは・・
とても画期的なスタートを切ったと言えるのでしょうね・・。


マシン達のための「蓄電池」されて生かされてる人間達も、
今いる世界が虚無だということに気付いて、脱出を望めば
ザイオンに行けるということなのでしょうか・・。


それと同時に、エグザイルとなっているプログラム達も、
ソースへ戻る事を拒むのであれば削除も逃れてそのままでいられると言うことなのでしょうか・・。


ザイオンの者達が、何も知らずにマトリックスの世界で生かされている人間達を
不用意に目覚めさせて・・
ゆくゆくは「蓄電池」としての役割を果たす人間がいなくなるのでは・・と、
マシン達は危機感を感じないのかな・・?


マシンシティーの「蓄電池」としてだけに生かされてる人間達・・。
ただ単に「蓄電池」としての利用価値しか見出していないなら・・
何も「マトリックス」の世界におかなくてもいいとも思ったりして・・。


普通にカプセルで「夢」など見させなくとも
ただ生かしておけばいいと思う。
「マトリックス」の世界に身を置くからこそ・・
逃れようとする者も出て来るわけで。


それに、過去に6回、ザイオンをリロードしたわけだけど、
それは、ザイオンを存続させる・・という意味でのリロードだったわけで・・そんなことせずに、
危険因子になりうるザイオンなど、残しておかずに完全に抹殺してもよかったのでは?とも思う。
そうすれば「愛」だのという感情に振り回されずに済んだのに・・?


だけど、プログラムでありながらさかんに「愛」を唱える
オラクルやラマ・・サティ・・。


ネオも、ラマのサティへの愛に「それは人間の感情では?」(Human emotion・・)
と言ってるように、プログラムが「愛」を唱えるのはどうしてなのだろう・・。


プログラムたちにも「愛」があるとして、
その「愛」で、エグザイルとなったプログラムを助けたとして・・・
そういうことがくりかえされるうち、
どんどん溢れかえってしまいそうな、いわば「不要なプログラム」は
どんな存在目的を果たすために「そこにいる」ことになるんだろう・・・


それに、スミス・・。
彼は自分がネオのダークサイドだという事には気付いていなかったのでしょうか?



わかったような・・まだよくわからないような・・(苦笑)
自分なりに理解しようとするにはまだまだいろいろ探求したいところですが、
見た人によって、ある意味いろいろな解釈ができるのがこの映画の特徴なのかな?と思ったりしてます。



結局、この映画の何処にハマったか・・
一言で言えば「ネオの困惑顔」かな・・?(笑)


あぁ・・もちろんスミスは言うまでもないけれど (*⌒∇⌒*)ノ


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