一覧へ戻る

自分にとっての「指輪物語」って?
---------------------------------------------------

名前: 由左 投稿日: 2004/02/20(金) 23:42
すごいスレッド立てちゃったけど・・(苦笑)
昨日4回目を見ながら感じたことです。

1作目の「旅の仲間」を見るまでは、指輪の世界なんか
全く知らなかった自分。
普通に映画を見るように、普通に映画館に足を運び、何の気なしに見た
映画だったのに・・
見終わった時に感じたあの奇妙な感覚。

映画を見てから原作を読もうと思ったのはこれがはじめてでした。
そして、原作を読んで、また見たいと思った映画もこれがはじめて。

あれから2年。
自分的にはエルフに、そしてエルロンドに傾向してるわけだけど、
それだけじゃない・・何か・・
どう言えばいいのかな・・

語りたい事はたくさんあるのに、いざ書こうとするとうまく表現できないの・・。
何て言えばいいのかな・・
自分の居場所を探すのに必死と言えばいいかな・・。

この物語に「自分なりの答え」を見出そうと必死にあえいでる・・
そんな感じかな・・?

皆さんの「指輪」に馳せる思いを読むのがとても楽しいです。
原作を、永きに渡り支持されてきた方の見解は、映画1作目から
入った自分のそれとは大きく違っていて、
その違いをかみしめるのも、とても楽しい作業であり、
そして、そのたびにどんどん深みにハマる思いです。

みんなそれぞれのシーンに、「秘めたる情熱」があって、
その想いが伝わってくるたびに心打たれます。

自分の居場所・・
ここだと言えるには・・まだまだ時間がかかりそうです(苦笑)
でも、時間をかけて探して行こうと思っています。

---------------------------------------------------

名前:投稿日: 2004/02/21(土) 01:44
今までふせていた気持ち、吐き出したくなってきました。由左さん、この場をお借りしていいでしょうか?
ちょっとエグくなります。(先にことわっておきますね。)

FOTRを見たのは交通事故後の、目に映る物以外の物も見ていた時です。
ROTKの冒頭、涙と涎を垂れ流しながら「ゴラム・・・ゴラム・・・」というスメアゴルの姿が、そのまま2年前の輪の姿です。
(ゴラムとは言いませんでしたけど(笑)空嘔吐を繰り返していました)だから今回映画を見てドキッとしました(^^;)
スメアゴルがゴラムへと変わっていく、丁度そんな時でした。
治らないかもしれないという不安を抱えていた時に、永遠に癒える事のない傷を負ったフロドを見つけて、自分と似たこの人はどうなっていくんだろう?と。それがハマったきっかけですね。
それで原作を読んで、フロドよりも自分に似たスメアゴルを見つけて激しく共感しました。
そんな風に自分と重ねて見てしまっているので、みなさんのように客観的な感想が持てないでいますが、輪は二重人格的に描かれた映画のゴラムも納得しています。
人前でつらい顔をしていると、「うまく付き合っていくしかないよね」(←これは最悪です。絶対に言ってはいけません)と言われるので、変化がある前の自分を参考に笑顔を作るようにしていました。輪にはそれぞれに名前はありませんでしたが、2つの顔がありどちらも自分でした。それは傍目で見たら二つの人格があるように見えると思います。
映画のスメアゴルも、輪はそういう目で見ています。「ゴクリな部分、スメアゴルな部分」と表現したりするのはそういう理由からです。
偏った見方をしていますが、今後変わっていくと思います。
でも今はまだ近すぎます。自分を楽しませる努力をして、やっとこさここまで来た程度なので。

スメアゴルと出会えたお陰で、今犯人が誰かわかっても殺めるどころか殴ろうとも思わなくなりました。
そんなこんなで指輪物語にはとても感謝をしています。
みなさんと意見交換できるようになるにはまだまだ時間が必要ですが、指輪とは長いお付き合いになりそうです。
生々しい文章、失礼しました。

---------------------------------------------------

名前: 由左 投稿日: 2004/02/21(土) 23:05
今日、仕事中ずっと考えてた・・「今の心境」。

ほんのちょっとした段差につまずいて、ドブにハマった・・。
そのドブってば、見た目はたいしたことない普通のドブなんだけど・・。
なんとか這い上がったものの・・においが取れない!!
どんなに洗っても・・どんなにぬぐっても・・そのにおいから、逃れられないの。

そのドブのにおいは、懐かしくもあり、臭くもある・・。
なんとかしなくっちゃ・・って思うんだけど、
振り払っても、振り払っても、その「ドブ臭さ」は取れないの(笑)

指輪探求の道は、時として「ドブ臭さ」(心の痛み)との戦いでもあるのかな・・。

輪さま・・
ともにあせらず、ゆっくりやっていきませんか?
(自分はそんな悠長なことを言ってるような年ではありませんが・・・苦笑)
そのうち必ず光は見えてきますよ・・!!
それが、いつで、どんな形でか・・は想像もつかないけれど、
いつか絶対にヴァルダの輝きが降り注ぐのを目にする事ができると
由左は真剣に思っています。

こんなこと・・ここでしかいえないけどね・・(赤面)

---------------------------------------------------
一覧へ戻る