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馳夫は、いつ「王」に目覚めた・・?

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1名前: エルフの軽石 投稿日: 2005/03/05(土) 00:03:49

3作通して鑑賞して、フッと思った。
馳夫はいつ「王」である事を、
「王」にならねばならぬ事を深く認識したのかな・・と。

よかったら、皆様のお声、聞かせて下さい。

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2名前: 西方の焔 投稿日: 2005/03/06(日) 13:02:56
ボロミアの最期で、アラ様、王になる覚悟は決めたと思うな。エルロンドの殿様が、鍛え直された「わたくしめ」を御持参為さった時には、なお強い自覚をお持ちでしたよ。でなければ何で、あの恐ろしい「死者の道」へなんぞ行かれましょうや。パランティアをお覗きなったのも、もう王として振る舞おうと為さっておいででありました。心が揺らぐように見えますのは、ドラマとして盛り上げたかったPJの手管ですよ。
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3名前: 涙乙女 投稿日: 2005/03/09(水) 13:49:09
>2
禿同
私もボロミアの死がきっかけとなって、王になる覚悟を決めたんだと思う。
だけど、それでも人間だもの。
いろいろ思い悩むこともあろうさ。
そのあたりのPJの演出がイマイチで、だから余計「へたれ」にみえたんじゃねーの?
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4名前: 由左 投稿日: 2005/03/14(月) 18:57:52

>禿同

ハゲ・・オナジ・・?

この言葉に意味もなく萌えてしまうのは何故だろう・・(〃⌒ー⌒〃)∫゛

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5名前: エルフの軽石 投稿日: 2005/03/14(月) 21:55:57
明確に「王に目覚めた」のはいつなんだろう・・

裂け谷でギルラインの墓参りをしてるアラゴルンにエルロンドが言った言葉・・
「(王の剣を)扱えるのはお前だけ・・」
そして答えた言葉
「私が望んだ能力ではありません」

ロスロリアンでガラドリルに
「アルウェンの行く末は彼女が決断する事です。(あなたはあなたの)なすべきことをなさい・・」
と言われたアラゴルン・・

ボロミアの最後を看取る時、彼の言葉に答えるアラゴルン・・
「私の血にどれほどの力があるのか・・だが我らの都と民を必ず滅亡から救う・・」
でも、ボロミアに
「我が王・・」
と言われた時にかすかに目を細める姿・・

ローハンでセオデンに
「ローハンの王はアラゴルンでなく、セオデンだったはず・・」
と言われたアラゴルン・・

馬鍬谷でエルロンドからアンドゥリルを手渡されて
「生まれついての者となれ・・」
と言われたアラゴルン・・

そして、リンノドを口にするも、アンドゥリルを鞘に収める時の嘆息まじりの表情・・


幽霊の王に約束を果たすよう挑むも、力量がなかった・・?
と悟ったかのような絶望の表情(byレゴラスが彼の肩に手を置くシーン)

なかなか見えてこない明確な「王の目覚め」・・
彼は「王」であることを自覚してはいたでしょうが、(そして王となる資質はもちろんあったという前提で)
彼の軌跡は「王として目覚めた行動」と言うより、運命を受け入れつつ、絶えず自分と葛藤しながら結果的に「王になっていった」・・という印象を受けています。


そしてサウロンの口との交渉で、いきなり首をハネたアラゴルンの一言・・
「信じないぞ!絶対に!」

黒門前で、サウロンにささやかれたアラゴルンがそれを振り切るかのように放った一言・・
「フロドのために・・」

・・など、何があっても友を信じ、そして友に助けられ・・大勢の部下に慕われ
「王として磨かれていった」んだろうな・・と、SEEを見て実感。


戴冠式の時、アルウェンの姿を見つけて公式の場でありながらも思わず抱きしめ、Kissしたアラゴルン・・

そして、頭を下げようとしたホビットたちに
「友人達・・」
と言いかけ
「頭を下げなくてよい」
と言い直すアラゴルン・・・

この期に及んでまだ「王様」らしくない言動にとても親近感を感じます。

戴冠式の挨拶で穏やかな表情で
「今日は私だけの日ではない。みんなのものだ。」
という彼・・。

きっと戴冠式以降も「王」としてのアラゴルンの軌跡は(彼の資質も去ることながら)みんなに支えられて成就していったものであり、彼は日々「自覚」の連続だったのでは・・?と思ってます。

言い方を変えれば「ヘタレている」とも言われるのかもしれませんが、彼の苦悩の生き様が卓越したスーパーヒーローのそれでないところにとても人間くささを感じ、そして、王の存在感をとても身近に感じます。

結果的に、この人とともに生きていきたい・・と心底思わせるアラゴルン(エレッサール王)の姿にとても感銘を受けています・・。
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6名前: 後の思い 投稿日: 2005/03/15(火) 10:59:58
そうそう、原作だとね、その後(もち王様になってから)ホビット庄やら、裂け谷やら、ロリエン、燐光洞南下をね、あのきったない恰好でね、歩いたんだって、勿論ね、王様としてお妃様をお連れになって本こに御幸なさったってのも、書いてあったよ。
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7名前: アラさまの僕 投稿日: 2005/03/16(水) 10:41:58
王様になってもさ、さすらいの心忘れられなかったんだよね。中つ国が平和になってくの、自分の目で見たかったんだよね。
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8名前: しき 投稿日: 2005/03/16(水) 14:38:49
中つ国を王妃を連れて放浪する王。
しかしそれは、王に変わって政務をこなすファラミア公の補佐があってのものだった。
王の代理として、ミナスティリスから離れられない執政公。
当然のことながら、彼の妻であるエオウィンの不満、淋しさはますます募っていく。

そんな時、ひょっこり王はイシリアンへと現れた。
もてなすエオウィンが出した食事はあの、例のシチュー!!
それは故意かはたまた偶然か!?
そうしてエオウィンが見つめる中、王の命運やいかに!!

なんて、妄想が爆進してしまいました(笑)
失礼!
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9名前: ファラミ〜なアタシ 投稿日: 2005/03/21(月) 11:15:41
そりゃね、王様になったアラゴルンを陰でお支え申し上げているのは、執政ファラミア殿です。美しい奥方様が、それを支える麗しき連鎖であります。「戦争と平和」のナターシャみたいに、豊かな奥方様なんだろうかそれもこれも、彼の愛に包まれているからですよ。幸福って、二人で造り上げて行くんです。
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10名前: ナタリア・イリニチナ 投稿日: 2005/03/21(月) 15:31:13
あれま、エオウィン様、わたくしと似た恋の経緯をお持ちなのね。アンドレイ・ボルコンスキー様には、大人の男を感じて、憧れましたのよ。それにあの方、奥様を亡くされて、傷心を託っておいででしたの。そこへぴちぴちの私が現れたものですから、お癒されになりたかったのですわ。私は若すぎましたので、そんな事は思いませんでしたわ。それからアンドレイが亡くなって、ピエールに会いましたのよ。あの人は、お父様との確執に悩んでいましたの。身分は申し分ないのに、庶子でしたもの。でも、わたくしとても幸せですわ。子も沢山居りますのよ。

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