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ナズグルとヴァラアル
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1名前:投稿日: 2004/04/17(土) 18:37
不意に思ったんですが、ナズグルに(まとめて)足止めを食らわす事ができたのは
浅瀬の水とオロドルインの火(映画だけ?)ですよね。
ヴァラアルの中で中つ国によく関わった二人に属する物ですけど、
もとはと考えたらアウレが責任を取ってもいいんじゃないですかね?

というより、影響を与えられる、られないで考えるものじゃないのかな。

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2名前: ヴィルヤのあるじに惚れたもの 投稿日: 2004/04/19(月) 14:27
>アウレが責任を取ってもいいんじゃないですかね?
・・・それを言うなら一番責任をとってほしいのは
「イルーヴァタアル」だったりしませんか?(笑)

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3名前:  投稿日: 2004/04/19(月) 22:04
確かに(笑)さかのぼるとそうですね。
やっぱり属性は考えなくていい所なんですね。

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4名前: ヴィルヤのあるじに惚れたもの 投稿日: 2004/04/19(月) 23:09

オーク達は、繁殖もするそうですが・・
って事はメスの(女性と言うべきか?)オークもいるということでしょうか?

あぁ・・これはオークのスレに書くべき内容でしたな・・(^^ゞ

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5名前:  投稿日: 2004/04/21(水) 21:47

オークの事ってここにくっつけていいのかな?
以前幼馴染のバーリンの姉、ドワーリンに聞かれた事があります。
ドワ「オークって元はエルフなんでしょ?あんないっぱい居るけど、みんな拷問されたの?」
輪「映画の範囲ではわからない事だけど、原作ネタだと繁殖するって書いてあった。」
ドワ「じゃあオークには女もいるんだね。」

その時初めて、捕われて拷問されたエルフの女性がいるの?と思い、想像したら相当ショックでした。
自分の勘違いであって欲しいものです。どなたか違うって言って下さい(TT)

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6名前: ヴィルヤのオヤジに捧げたもの 投稿日: 2004/04/21(水) 22:54

>捕われて拷問されたエルフの女性

いたんでしょうねぇ・・。
だって、シルマにも出てるじゃないですか・・。
(オークは)エルフが最も恨み重なる敵となったと・・。
なぜなら、オークたちはイルーヴァタアルの子らに準じた命を持ち、
繁殖もしたからである・・・と。

最初、ケレブリアンが心の傷が癒えないことを理由に、ヴァリへ旅立つことを
読んだとき、ずいぶんだな・・と思ったんですがね・・
もしかしたら、オークにされる寸前までいったのかな?・・って後で思いました。

Who will renew the light of the stars for me?
and who will bring back to me the gold of the sun?
Not the Lady of Lorien..not even thou,Villya's master!
(Celebrian's Farewell to Elrond より)

こう言って嘆くケレブリアン・・
オークにされた者たちだって、
「悲惨な運命のみを作り出した主人を嫌悪していたのである」byシルマ
ってなぐらいですから・・
そこには言葉では語り尽くせないような状況があったのかと思うと、
なぜ、もっと早くメルコオルをなんとかしなかったのか・・
イルーヴァタアルに責任をとらせたいと思う次第であります。

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7名前: ヴィルヤのオヤジに捧げたもの 投稿日: 2004/04/21(水) 23:58
続けて語らせてもらえば・・

ヴァリへ行くのをためらったエルフもいたように、
さまざまな性格のエルフ達がいたわけで、オロメから滲み出るヴァラの輝きを
見いだせる者も、そうでない者もいたわけで・・。
メルコオルに捕まったエルフ達は、結局、心に隙があったというわけかな・・?と。
結局、残忍な拷問の末、オークになった彼らですが、彼らの心にはメルコオルに
屈してしまったという自責の念が満ち溢れてるんじゃないかな・・と。

そう考えると、本当にやるせないですね・・。

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8名前:投稿日: 2004/04/24(土) 02:20

ケレブリアンに何があったのかと心配して、もしや拷問・・・?
と思ってしまったのですが、やはりそういう事なのですか?
今まで何となく、認めたくなかったんでしょうねぇ。言えませんでした。


ヴァラはそれぞれの要素しか持ちませんでしたが、
イルーヴァタアルにはその全ての要素があったんだと思います。メルコオルさえも作り出した方です。
その方の世界の中で、その方の創りだしたもの、さらにそれが創りだした(もしくは捻じ曲げた)ものそれぞれの自由意志がしたたかに蠢いているのが嬉しい所です。
そういった事で、アウレがどう考えていたのかが気になります。
サウロンは元々アウレの民だったそうですね。サルマンも彼が選んでいますし。

そういえば映画で、有り得ない地割れがオーク達を飲み込んでいましたね。
そこにアウレを連想するのはナンセンスですか?

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9名前: 由左 投稿日: 2004/04/28(水) 01:07
右手を失ったマエズロスが、責苦の苦痛から回復しても、苦痛の影が残った・・という
記述があるように、ケレブリアンも心に負った傷は耐え難いものだったように
想像しています。

全然話がそれてしまいますが・・
今日、見た映画「CASSHERN」では、不死を願う人間の研究の一環として「新造人間」が
作り出されていました。
その計画がどんなものだか知らされていなかった(国を取り仕切る)将軍の息子は、
その事実を知った時、「茶番だ!」と言い放ちました。
人間は「死」があるからこそ一生懸命生きるんだとも・・。
その時、ちょこっとエルフたちのことが頭をよぎりました。

話を元に戻します。
ヴァラアル曰く、ヒルドオル(人間)は有限の命をもって生まれ、恐怖や激動に耐える力は
クウェンディ(エルフ)よりは弱いと考えていたみたいですが、クウェンディにだって
耐え難い恐怖や痛みはあったはず。
「不死」ということは(エルフは死ぬこともあるわけですが)そんな痛みや傷を持ったまま
未来永劫生きていかなきゃならないのか・・と思うと、それは本当につらいことかもしれませんね。

「死」はイルーヴァタアルからの賜り物で、時が経てば、力ある神々でさえ、これを羨むであろう・・
(byシルマ)の意味も、なんとなくわかるような気がします・・。

結局、ある意味、恐怖や激動に耐えうるのは人間の方なんじゃないかと思うことすらあったりして・・。
だって、「生」をまっとうする人間は「深い悲しみ」だけでは(人にもよるかな・・?)多分死ねないと思うから。
生きることに貪欲だし、生きるために立ち直ろうとする力は多分、
エルフには負けないと思うから・・(思いたい・・笑)

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10名前: 由左 投稿日: 2004/04/28(水) 01:39
で、アウレですが・・
イルーヴァタアルの子らの到来を待ちきれずにフライングをしてしまったわけで、
そんなヴァラアルを見ているとヴァラ達自身も随時、その時々の様子に合わせながら
考えを変えて対処しているように感じています。

でも、そこには「死によって償う制裁」は、ないんですよね・・。
そして、元々は、イルーヴァタアルの子らが生まれるための環境作りに終始していたわけで、
どうだろう・・トゥルカスやウルモ以外のほとんどは、メルコオルの深い悪意には
鈍感だった・・またはマンウェのように「自ら悪を知ることがない」ので、理解できなかったのかもしれないな・・と。
(だから対処が後手後手と言うか)

>有り得ない地割れがオーク達を飲み込んでいましたね。
そこにアウレを連想するのはナンセンスですか?

・・・面白い発想ですね!!でも、ありうるかもですね。
だから、うまく味方のところはえぐれなかったと(笑)

海賊船を封じるのも、ウルモの力添えがあったら面白かったかもですね・・。
鷲たちはマンウェの力添えですものね!!

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