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ファラミアの悲しげな表情にヤラレた・・かも
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1名前: エルフに恋するおバカさん 投稿日: 2004/02/11(水) 08:56
- 原作読んだ時からある程度は、デネ公の、差別扱いによる心境を想像していたけど、
「では、自分が死んで兄が生き返ればと・・?」って言う彼のあの表情・・・
そして、メシを食らいながら、ためらいもせずにうなずくデネ公・・。
そんな父を、悲しい、悔しそうな顔で見るファラミア・・。
このシーン・・泣ける。
デネ公は、父親が思う「執政官」としての資質を彼に見出せなかったにせよ、
彼には違った意味での(執政官としての)魅力があったはず・・。
なのに、そういう資質を全く認めてもらえないどころか、父親にとって(跡取りとしての)魅力がない彼の
存在そのものまで否定してる?かのごとく振舞う仕打ち・・・。
デビハムさんの演技・・まぢで泣けた・・。
彼の心の傷・・エオウィンなら癒してあげられそうですね・・・
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- 2名前: Nob 投稿日: 2004/02/11(水) 18:07
- デネソール侯はファラミアのことを愛していないんでしょうか?・・・
本当は愛しているんだけど、それをうまく表現できない、
何か心の葛藤があるのかな・・・
そんな風に見えてしまうんです、あの場面。
ボロミアの死で大きな打撃を受け、その上自分の命令で死を覚悟して
オスギリアスの奪回に向かったファラミアが瀕死の状態で帰ってきた時、
デネソール侯の狂気が頂点に達して、その後の行動に繋がったのでは・・・
ただ長男を溺愛している愚かな執政には思えないんですが・・・
ていうか、思いたくないんです。
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- 3名前: 由左 投稿日: 2004/02/11(水) 21:59
- 「ゴンドールの国に、ヌメノールの血がすでに尽き、その誇りと尊厳がことごとく忘れ去られたとは考え召されるな。
われわれの武勇によって、東の地の無法者どもは今なおその動きを封じられ、
モルグルの恐怖もどうにか食い止められております。われわれの力あってこそ、背後にある国々の平和と自由が保たれておるのですから・・」
(エルロンドの会議でのボロミアの言葉より)
「王なき後、我々はゴンドールを守ってきた・・」という「執政官」の誇りと自信・・これがあったからこそ続いてきた西の国。
背後に黒き影がなければ(そういう時代だったなら)デネ公ももっと寛容になれたのかな・・(と思いたい。)
(映画では)ファラミア「私が手柄をたてれば認めてもらえますか?」(←ちょっと記憶が曖昧ですが・・)
デネ公 「お前の帰り方次第だ!」
この時代、国を守るにはこんな独断力のある人がトップに立たなきゃやっていけなかったのかな・・と。
となれば、デネ公の想うような人材でないと(ましてやそれが息子であれば尚更・・)厳しい目で見られてしまうのかな・・と解釈してます。
自分的には、ボロミア・ファラミア二人あって「執政」のだったのでは・・・と思えるのですが・・。
いつも緊張感の絶頂にあったであろうデネ公の気持ちもよくわかるような気もします。
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- 4名前: うさぎ足 投稿日: 2004/02/19(木) 01:12
- 昨日観て参りましたので、早速書き込ませて頂きます。
デネソ−ルの妻は、ドル・アムロスのイムラヒル大公の妹でした。ボロミア、ファラミアの母です。
ドル・アムロスの大公家の、先祖はロス・ロリアンのエルフだったそうです。この家系には、稀に予知能力や、透視能力の有るものが生まれたと言います。そして、ファラミアにも、それが有ったと言う事です。ファラミアが、武よりも、ぶんんお
能力の有るものが生まれたと言います。ファラミアにはそれが有ったと言います。ファラミアあ、武よりも、文を愛していたのは、そのためでしょう。
そして、ファラミアは、母に似ていたと言います。デネソ−ルの妻は、ミナス・ティリスに馴染む事ができずに、実家に帰って、亡くなったそうです。そういう事が有れば、デネソールが、ファラミアに冷たかったのはうなずける事だと思います。
私が原作の行間から読み取った事を書いてみました。
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- 5名前: 由左 投稿日: 2004/02/20(金) 08:41
- うさぎ足さま・・
ファラミアのお母さんの事・・100へぇ・・でした(まぢ)
そうだったんですか・・。
ファラミアに関してだけでなく、映画は随所で原作とは違うので、今、本を片手に
「あれ?ここ、こんなんだっけ〜?」みたいにしながら、いろいろなシーンを
かみ締めてる最中です。
昨日、うさぎ足さまのこのコメント読んでから、映画を見たんですが・・
・・そういう理由も含まれているなら、デネ侯は、奥さんをもあまりよく想ってはいないのでしょうかねぇ・・。
エルフに傾倒してたファラミア・・
やはりそれは自己に流れる「血」が、そうさせていたのでしょうか・・
そう考えると、とても興味深いです。
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- 6名前: うさぎ足 投稿日: 2004/02/20(金) 11:36
- 由左様 お見苦しくて、ご免なさい。
少し言葉が足りませんでした。デネソールの妻は、フィンドウィラスといい、ドル・アムロスのイムラヒル大公の姉(妹ではなく)
です。愛する妻が、去ってしまって、息子を残された夫は、どう言う心境なのでしょう?まして、その子が妻に似ていたら、顔を見る度に
に妻を思い出しますよね。そういう事で 父は、ボロミアを愛し、ファラミアには、冷たかったのだと思います。自分の子が愛せない親が、何処に居りましょう。卑近な礼で申し訳ないのですが、最近の幼児虐待だって、愛情の表し方の下手な、分らないない親がそれをしつけだと、思ってしまう事も有るかと思います。本当の気持ちは、愛しているのに、最期にならなければ、デネソ−ルの気持ちは、ファラミアには伝わらなかったのです。
まして、パランティアによって、サウロンに魅入られたデネソ−ルには、あれが精一杯だったのではないのかと思います。言わなければ、分らない事も有ります。デネソールには、言えなかった、表せなかったのです。
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- 7名前: sage 投稿日: 2004/04/18(日) 17:10
- ファラミアは父親に外見は似ていたと追補編にあったように
思うのだけど。
でも心は似ていなかったと。
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- 8名前: 名もなきエルフ 投稿日: 2004/04/18(日) 17:13
- しまった。sage入れるとこ間違えた。
申し訳ない。
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- 9名前: 由左 投稿日: 2004/04/19(月) 13:39
- おおっ!!
だんだん「リオン」っぽくなってきた?(笑)
じゃ、削除投稿は「滅びの山」に投げ込むことにしませうか・・(あはは・・)
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- 10名前: 滅びの山に投げ込まれました 投稿日: 滅びの山に投げ込まれました
- 滅びの山に投げ込まれました
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- 11名前: 由左 投稿日: 2004/04/20(火) 13:01
- えと・・やっと探し当てたので(苦笑)マジメな話を・・。
追補編によると、確かに内面的には(自尊心の強さとか?)ボロミアの方が
父親似だったようですね・・。
ドル・アムロスのアドラヒル大公の娘、フィンドゥイラスの事は、
二人の息子の兄の方を除いては、他のだれよりも彼女を愛した・・(本文より抜粋)
というぐらいだから・・よほど、ボロミアに肩入れしていたんでしょうねぇ・・。
そして、これらの記載の中に、デネソールの置かれた環境や、それにともなう心情が
綴られていたのを(今さらながら)発見!!
デネソールの見方がちょっと変わりました・・。
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- 12名前: うさぎ足 投稿日: 2004/05/07(金) 16:03
- 何で、映画では、デネソールは、パランティアに関わっていないのでしょう?
パランティアがなくても、確かに執政家のドラマは成り立ってしまうからでしょうか?
余計なアイテムは、人間のドラマを構築して行く上で、邪魔だったのでしょうかね。
サルマンの所で出したので、それでもう充分だと、映画を作った方々は考えたという事でしょう。
時間が勿体無かったのかしら。
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- 13名前: 輪 投稿日: 2004/05/08(土) 02:58
- アイゼンガルドのパランティアはサルマンの転身と、ピピンのパランティア覗きに関わってくるので、劇場公開版に登場、
ミナスティリスのパランティアはデネソールがどうしてあんな人なのかを知る鍵ですが、ストーリーに影響はないと判断されて削られたんだ、と思っています。
でも「白い塔の目は盲目ではない」があやしいですよね。SEEには入りそうな気がする。
今の所、デネソールは腹黒い人、というイメージを持っている友達は
上の台詞を「スパイを使っている」と解釈しています。
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- 14名前: 由左 投稿日: 2004/05/08(土) 08:20
- そそ!
輪さんもおっしゃるように、デネソールはここにもパランティアがある・・かのような発言をしてるんですよね・・
本を読んで話を知ってるから、そのセリフも流して聞いてましたが、意味のわからない人には ただ単に彼の「自意識過剰」としか写らなかったんじゃないかな・・
と、ラストの鑑賞で感じました。
「スパイを使ってる」・・すごい洞察力ですねぇ・・
使い方によってはそうともとれるかも・・(笑)
SEEでどうつないでくれるか楽しみです!!
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- 15名前: 由左 投稿日: 2004/05/08(土) 08:41
「自分が死んで兄が生き返ればと・・?」
毎回、このシーンでは涙・涙・・だったんですが、「追補編」というアンチョコを目にしてから鑑賞したら、かなりすんなり見ることができました。
どんなにガンダルフが、出兵するファラミアに「お父上はそなたを愛していらっしゃる・・今は気付かないだけだ・・」みたいなことを言ってても、
どうしてもそうは見えなかったんです・・。
でも、最後、瀕死のファラミアが(焼かれる寸前に)目を開けたときは、確かに「父親の愛」らしき心境を見せてる・・。
そのギャップがイマイチわからなかったのだ・・本当は・・(笑)
今回は、あの世の中での執政の務めを随行しようとするならば、そして、心強い息子(ボロミア)を失ったあの状況下で、
弱る心を見せまいと、冷たい言葉の裏側で必死に敵や、自分と戦っていたんだろうな・・・と思って鑑賞してました。
そう思って見たせいか、食事のシーンも、ほとんど上の空なのがやけに印象的でした・・。
(今更 感じることでもない!?・・苦笑)
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