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JTrim Extra-001 / オークション用画像加工 ・・・ 連結・重ね・寸法線・説明文字・無地の背景など

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画像の連結(オークション対策 〜 その1)
画像の一部を重ねたい(オークション対策 〜 その2)
1枚の画像で何枚も!(オークション対策 〜 その3)
背景を無地にしてオークションへ(オークション対策 〜 その4)
モザイク、矢印、寸法線、文字入れ(オークション対策 〜 その5)
一番キレイに仕上がる切り抜き&背景の無地化
矩形・変形モザイクや周囲のぼかし
JTrim を入手しよう 〜 セットアップ版とLHA書庫版


このページを作った発端は「Yahoo Auction」でした。私も「Yahoo Auction」に売り手としても買い手としても夢中になっていた時期がありまして、たしか20年ほど昔は3枚の画像しかアップできなかったという記憶があります。それで3枚の画像にいかに多くの情報を盛り込むかということで「画像の連結」をアップしました。今となっては、そんなことに気を使わなくとも10枚までの画像が掲載できる「Yahoo Auction」ですから、このページの「画像の連結」はあまり意味がないかもしれませんね。

◆現在のヤフー・オークションの画像掲載については、以下のようになっています。やっぱり ひと昔前とは変わってきてるんですね。
ヤフオク!ヘルプ 【画像掲載についての注意】(引用)

・1枚あたり5MB以内の、JPEG形式、またはGIF形式の画像を10枚まで掲載できます。
※ヤフオク!アプリから出品する際は、必ず1枚以上画像を登録してください。

・高さ、または幅が1200ピクセルを超える画像は、縮小して掲載されます。

・出品完了後は、画像の削除・変更、またコメントの修正・削除ができません。合計10枚までの追加はできます。
 画像を上限まで掲載済みの場合はオークションの編集からアップロードページを表示できません。

・商品画像はご自身で撮影した写真をご用意ください。ほかの人の出品ページに使われている写真などは使用しないでください。

◆詳しいことは、ヤフオク!ヘルプ 画像掲載についての注意 をご覧ください。


◆ひと昔前のヤフーオークションの画像掲載についてはこんな感じでした、ということでそのままにしときます。
◆ヤフー オークションに連結した画像をアップすると、実際とは違ったイメージになるのはどうして?
◆ヤフー オークションでは画像のサイズに制限があり、縦・横 いずれかが 600ピクセルを超えると縮小して表示されるようです。
 この ↓ 掲示板に、出品する予定の画像を投稿してみてください。 600ピクセルを超えた画像でも違和感なく縮小して表示されれば、オークションでも問題ないと思います。 もし、縮小表示に違和感があったときは、適宜リサイズして600ピクセル以内にする必要があります。

◆ここ↓の「写真をアップロードする場合」の「注意」には次のように記載されています。
 http://help.yahoo.co.jp/help/jp/auct/sell/sell-12.html
 【注意】高さ、幅のいずれかが600ピクセルを超える写真は、商品詳細ページでは適切な大きさに縮小されて表示されます。

◆なので、連結した画像が600ピクセルを超えた場合は、縮小して表示するということですから、イメージが違ってくるんですね。
 連結した場合でもあまり大きくせずに、600ピクセルに抑える工夫が必要です。JTrimでリサイズ
   画像のリサイズ(JPGのみ)には、それ専用のフリーソフト【縮小専用。】(略して「縮専」)があります。
   http://i-section.net/software/shukusen/
   頻繁にリサイズする場合は、こんな使い方も便利です。
   JPG専用の画像縮小フリーソフト「縮小専用」を便利に使ってみよう

◆ヤフー オークションで画像が掲載できない場合
 http://help.yahoo.co.jp/help/jp/auct/sell/sell-14.html

◆ご自身のサーバスペースにアップロードした画像ファイルをヤフー オークションで使う場合
 http://help.yahoo.co.jp/help/jp/auct/sell/sell-15.html

◆画像の連結(オークション対策 〜 その1)

みなさんはネットオークションなどで小さくとも写真をたくさんアップしたいなぁ・・・と 思ったことはありませんか?そんなときはJTrimで連結してたくさんの写真を1枚の画像にしましょう。 ホームページでも凝った画像配置ができますよ!

元の画像 連結後の画像
   

   

<No.1>
JTrimを起動して1枚の画像を読み込みます。ここでJTrimの背景色は画像間の隙間を空けた合成の場合に その隙間の色になりますから,背景色はこの段階で決定してください。 隙間を空けない場合の背景は、どんな色でもかまわないです。
背景色の変更:「表示」→「背景色」

version1.46aからは、この状態で [Shift]キーを押しながら連結する画像をドラッグ&ドロップすると、 No.3のように連結ダイアログが出ます。簡単になりましたね。

<No.2>
「編集」→「連結」を選択

<No.3>
今回は右に連結するので「右」を選択します。
また隙間を空けないので「画像内に挿入するスペース」は「0」,画像をずらさないので 「連結時に上端からずらす量」も「0」とします。
「連結する画像ファイル」の右側ボタンをクリックして連結する画像を別ウィンドウで選択します。

<No.4>
画像の選択が終わると「連結する画像ファイル」に記入されます。これで「OK」です。

<No.5>
元の画像の右側に選択した画像が連結されました。

ここで、「編集」→「コピー」で、クリップボードに置いておく手法もあります。

<No.6>
「ファイル」→「名前を付けて保存」で保存します。
この後 作った画像をリサイズなどの処理をする場合はBMPでの保存をお勧めします。 リサイズ等の処理後にBMPからJPGやGIFへ変換してください。画像の乱れが少なくてすみます。
この連結作業で完成であればJPGやGIFでもかまいません。

<No.7>
画像の3番目と4番目も同様に連結して保存します。

<No.8>
今度は最初に連結した画像と次に連結した画像を上下で連結します。
最初に連結した画像を読み込みます。

<No.9>
同じく「編集」→「連結」を選択

<No.10>
今回は下に連結するので「下」を選択します。
また隙間を空けないので「画像内に挿入するスペース」は「0」,画像をずらさないので 「連結時に上端からずらす量」も「0」とします。
「連結する画像ファイル」の右側ボタンをクリックして連結する画像を別ウィンドウで選択します。

No.5の「赤書き」の場合、コピーした画像がクリップボードに置いてありますから、「クリップボードから入力」を選択すると、 連結可能です。

<No.11>
これで4枚の画像が連結されました。Yahoo Auctionなら3枚までOKですから,これで12枚の画像がアップできるわけですね!(^^♪ 高値落札間違いなし!です。

<No.12>
<おまけ-1> 「画像内に挿入するスペース」を「5」にして連結したのがこの画像です。お好みでどうぞ!

<No.13>
<おまけ-2> こんな配置にして1枚の画像にできます。適当に連結後 文字を入れて背景色を透過してみました。

◆画像の一部を重ねたい(オークション対策 〜 その2)

オークションなどでは1枚の画像でたくさんの情報を盛り込みたいですね。そんなときは まず「連結」ですが、 こんなふうに飾ることもできます。これはホームページの画像アップにも利用できますから、いろんな場面で役に立ちます。
ここでは、左上に異なった画像を重ねてみましょう。


<No.1>
JTrimで画像-1を開いて「イメージ」→「余白作成」で上と左に適当な余白を作ります。
このときの余白の大きさは、重ねる画像よりも大きくしなければなりません。 余白の色は、後々この画像を使う背景色に合わせる必要があります。Yahoo auction の背景色はたしか「白」だったと 思いますのでここでは「白」にしています。
GIFで保存すれば透過処理も可能です。透過を前提としている場合は、画像に使われていない色にしましょう。

<No.2>
このように余白ができましたね。

<No.3>
No.2のJTrimを開いたままで、別にJTrimを開いて画像-2(重ねる画像)を読み込みます。
「編集」→「コピー」をクリックします。「コピー」をクリックしたら、このJTrimは閉じてしまいましょう。

<No.4>
さきほどのJTrimで「編集」→「合成貼り付け」をクリックします。

<No.5>
左上隅にさきほどの「画像-2」が出ましたね。その画像にマウスを当てると「手のひら」になります。
そのまま 重ねる位置にドラッグしてください。

<No.6>
このようにドラッグします。重なりましたね。

<No.7>
ドラッグして位置が決まったら「位置確定」をクリックします。

<No.8>
余計な部分をなくすために必要な部分を切り取ります。マウスを左クリックしながら「範囲選択」します。

<No.9>
「編集」→「切り取り」をクリックします。

<No.10>
「編集」→「貼り付け」をクリックします。

<No.11>
このように重ねた画像が出来上がりました。「ファイル」→「名前を付けて保存」で保存しましょう。
通常はJPGでしょうが、ここでGIFで保存すると背景の「白」を透過することができます。
透過処理は「イメージ」→「透過色設定」をクリックした後(マウスがペンの形に変わります。)、透過したい色 (この場合は「白」)の部分でクリックします。)  透過処理は こちら

<No.12>
左がJPGで保存したもので、右がGIFで保存→背景の「白」を透過処理したものです。 お好みでどうぞ!
     

<No.13>
こんなふうに重ねたりもできます。オークションで高値落札間違いなし!ってところでしょうか?

◆1枚の画像で何枚も!(オークション対策 〜 その3)

ここでもオークションの商品画像はいろいろ扱っています。何とか3枚以内で、多くの情報を 盛り込みたいということで、「連結」なども有効な方法ですね。しかし、サイズの異なる画像の場合は、 配置がうまくいきません。ここでは、見栄えよく、商品価値を高めるような画像を作ってみましょう。

<No.1>
材料は次の4つの画像と仮定します。


<No.2>
単に「連結」すると、このようになってしまいます。 連結は こちら

<No.3>
4枚をこのように組み合わせたりして1枚の画像にしたら、ステキだし、高値落札も期待できますよね!



<No.4>
まず、画像−1を読み込んで、縦・横のブラインド加工を施します。(これを「基本JTrim」とします。)

<No.5>
「イメージ」→「余白作成」で「右:200」「下200」程度の余白を作ります。


<No.6>
画像−2を別のJTrimで開いて「編集」→「コピー」をクリックし、そのJTrimを閉じます。

<No.7>
「基本JTrim」に戻って、「編集」→「合成貼り付け」を選択します。

<No.8>
「合成貼り付け」のダイヤログがでますので、画像の上でマウスカーソルを「手のひら」にし、 画像−2を好みの位置に移動して「位置決定」をクリックします。

<No.9>
No.7 〜 9 を繰り返し、画像−3、画像−4を貼り付けします。

<No.10>
これで完了しました。後は「編集」→「切り取り」、「編集」→「貼り付け」で、必要な画像の部分だけを切り取ってください。
もしも、貼り付けするWEBページに壁紙や白以外の色でしたら、一旦GIF形式で保存し、その部分を透過処理してください。
透過処理は こちら

◆背景を無地にしてオークションへ(オークション対策 〜 その4)

オークションでは画像の良し悪しが落札価格に大いに影響します。単にカメラで撮影すると、下の画像のように家庭的?な 匂いのする画像になってしまいます。ここでは、よりステキに見えるオークション用の画像を作成してみましょう。
◆こっちのほうがキレイで簡単!→ 一番キレイに仕上がる切り抜き&背景の無地化

これから JTrim による背景の無地化をご紹介するわけですが、私の大雑把でいい加減な加工のせいもあって、JTrim ではどうもあまり上手くいきません。 やはり PhotoFiltre を使ったほうが断然上手くいきます。
特に背景の無地化は、オークションへの出品やWEBサイトで多用しますが、なかなか面倒な作業ですね。 私もいろいろ試してみましたが、切り抜きや背景の無地化に関しては、JTrim よりも PhotoFiltre というソフトを使った方法が一番キレイに仕上がり、しかも簡単です。

PhotoFiltreの解説ページ
PhotoFiltreのダウンロード、インストール&日本語化
◆こっちのほうがキレイで簡単!→ 一番キレイに仕上がる切り抜き&背景の無地化

※左が元画像で右が PhotoFiltre で背景を無地化した画像
 


<No.1>
これが基本の画像です。こんな商品はこのような画像でも十分ですが、もっと高額な出品では、フローリングではなく 背景が無地のほうがステキに見えるかもしれません。
※(注意)基本画像は、ある程度大きなサイズ(仕上がりサイズの200%程度)のほうが仕上がりがうまくいきます。

<No.2>
JTrimで開き、「編集」→「塗りつぶし」でテーマ画像に影響しないように塗りつぶします。 ここでは「白」で塗りつぶしました。3〜10ぐらいをうまく使ってやってみてください。 粗く塗りつぶしたら、ビットマップ(BMP)形式で保存してください。

<No.3>
No.2で保存した画像を、Windows標準でインストールされている Paint で開きます。 拡大表示にして丁寧に背景を白で塗りつぶします。テーマ画像と背景の境界は、特に丁寧にね! (私は急いでいましたので、この程度でお許しを!(^^♪)
終わったらBMP形式で保存します。

<No.4>
No.3で保存した画像をJTrimで開き、次の3つの加工をしてみました。
◆「カラー」→「グラデーション」不透明度30  色1、色2とも「白」  グラデーションの方向はどれでもいいです。
◆「加工」→「フェードアウト」フェードする範囲100
◆「加工」→「ブラインド」ブラインドの幅2、色「白」、水平方向

<No.5>
最後に「イメージ」→「リサイズ」で50%にリサイズします。リサイズすると、ある程度 ごまかしが利きますね。(^^♪
JPGかGIFで保存しておしまいです。
<加工を上手に仕上げるコツ>
◆加工過程の画像はビットマップ(BMP)形式で!
◆No.3での塗りつぶしを丁寧に! テーマ画像と背景の境界は、特にきめ細かく仕上げましょう!
◆最後にリサイズ(縮小)しますから、基本画像(加工前)はサイズの大きいほうがうまく仕上がります。

<No.6>
切り抜きを使ってもっとキレイに背景を無地化したいときは、PhotoFiltre というフリーソフトのほうがよいかもしれません。 ちなみに、JTrim ではなく、PhotoFiltre の切り取りを使って無地化したものがこれです。 これなら簡単だし、切り抜きは PhotoFiltre に分がありそうですね。
参考:一番キレイに仕上がる切り抜き&背景の無地化

<No.7>
参考までに、PhotoFiltre を使うと、こんなふうに切り抜いて背景を無地化できます。
PhotoFiltre のインストールなどの解説は こちら
JTrim & PhotoFiltre 077 / 一番キレイに仕上がる切り抜き&背景の無地化








※左が元画像で右が PhotoFiltre で背景を無地化したもの
 

<No.8>
おまけ(オークションで、こんな「穿孔機」って売れますかねぇ〜。。しかもUSEDだって!(^_^;))

◆モザイク、矢印、寸法線、文字入れ(オークション対策 〜 その5)

オークションに出品するときは、画像を加工しなければならないときがあります。車のナンバーを隠したり、矢印を入れてで説明したり、 寸法線を入れて長さを表示したり。。。 こんなときは、JTrimPhotoFiltre を併用すると簡単です。

<No.1> このナンバーを隠したいですね。

<No.2> ナンバーをマウスを左クリックしながら矩形選択し、「加工」→「モザイク」とします。

<No.3> はい。モザイクでこのように見えなくなりました。

<No.4> では、このような「斜め」の場合はどうしましょう?

<No.5> JTrimの場合は矩形選択しかできませんので、次のように「任意角度選択」で水平にし、 モザイクをかける方法もありますね。

<No.6> PhotoFiltreなら自由自在に範囲選択してモザイクをかけることができます。
<参考> Photo Filtre / 変則的な選択範囲にモザイクなどをかける

<No.7> はい!こんな感じにモザイクがかけられます。

<No.8> 次は、Tシャツに説明の矢印や寸法線を入れてみましょう。

<No.9> PhotoFiltreを使えば、こんな矢印線が自由な色、太さで引くことができます。
<参考> Photo Filtre / 直線や矢印線を引いてみよう

<No.10> PhotoFiltreで矢印を引いた画像です。これにJTrimで文字を入れます。

<No.11> JTrimで文字入れしたものです。このようにJTrimとPhotoFiltreを併用すれば、いろんな効果が楽しめます。
<参考> JTrim 011 / 文字入れ、文字を隠す & 画像の一部を枠線で囲む
<ここで注意!>文字入れをする画像はJPGではなくBMPにしましょう。(GIFやPNGでもOK)文字を入れてからJPGに変換します。
<参考> JTrim 041 / 文字入れと画像ファイル形式