蔵王温泉＜川原湯共同浴場＞ 浴槽の湯底がすのこになっていて下から湯が湧く珍しい浴場

蔵王温泉にある３つの共同浴場（上の湯・下の湯・川原湯） のうちの一つです。

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■施設■ こじんまりした湯小屋が、旅館の隙間に佇んでいました。 湯小屋の後ろ姿がこれまた素敵で、湯気抜きの小さな屋根も見えて、気持ちが盛り上がります！ 無人の浴場なので、料金を入り口の箱に入れて男女別のドアを開けます。 ■脱衣所■ 全てが木造りの小さい脱衣所ですが、マナーよく綺麗に使われています。 棚だけのシンプルさも好き。 ガラスドア越しに、数段下の浴槽が見えました。 逸る気持ちを抑えながら、準備をして木のドアを”ガラガラッ”とひきます。 ■内湯■ 長方形の5人ほどが入れる浴槽があるだけで、カランなどはありません。　湯がなみなみと溢れていて、常に床をあらっていました。 目を引くのが浴槽の底と横がすのこになっていること！ こんな浴槽は初めてです。 湯が下から湧いているそうで、源泉が熱いためにパイプで加水しています。 湯はレモンの酸っぱい感じ+粉硫黄の匂いで、透明に白い細かい湯の華が見受けられ、ピリッとした湯です。 土曜の昼間、誰も居ない浴場でただ一人、ボーっと天井の立派な梁を眺めながら出たり入ったりを繰り返し、しばしまったりさせてもらいました。 この木造りの雰囲気は大好きです。 湯上りはパウダー系のサラサラの肌に。 あまりに満足してしまって、その後予定していた湯は取りやめてしまったほどでした。

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