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| 白布温泉には歴史ある旅館が3軒＜東屋・中屋・西屋＞ 数年前に火災で東屋、中屋が全焼し、現在では西屋のみが 昔ながらの萱葺き屋根のたたずまいを残しています 東屋は再建し、歴史ある湯を守り続けています 白布名物の滝風呂がある大浴場のほか、露天風呂、 ２ヶ所の家族風呂があり、石風呂（家族風呂）は 歴史ある貴重な浴槽です ※今回は宿泊しての入浴です（宿泊者24時間入浴可） |
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| ■大浴場 男女別に対称的な造りの内湯です（広さも同じくらい） 脱衣所は広く、棚に脱衣籠のみで鍵付きロッカーなどはありません 浴室からはダーッという滝の音が聞こえます ドアを開けると、目の前に滝が３本勢いよく落ちていて迫力があります 湯滝は、源泉を幾本かの桶を浴槽に導き湯滝にして湯壷に落としているそうで 肩や腰にあてるとなんとも心地いいです（しかし、勢い良すぎて頭ビッショリ！） 左手には高い位置に２･３人入れる木の浴槽があり熱い湯が溢れていました しかしここは熱すぎて入れませんでした、もしかすると浴槽ではないのかな？ 溢れた湯は下にある滝壺＆浴槽に注がれています 右手には大きい正方形の石造りの浴槽と洗い場があります 洗い場はカランのみが３ヶ所、カラン＆シャワーが１ヶ所（シャワーの出は悪かった） 無色透明で白い消しゴムカス状の湯の華が多量に舞っていて、視覚でも温泉を感じられます 掛け流された湯がザバザバと床を流れる様子は湯量の多さを実感できます ちょっと深めの湯船にどっぷり浸かりながら滝の音を聞くと「これが白布かぁ」と 納得してしまうのでした 浴場の造りは再建前と同じだそうです そんなところも嬉しいですね。数年後の年季が入る頃が楽しみです |
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| ■露天風呂 男女別大浴場から続いている露天風呂です 男性用は岩造りの庭園風呂風、女性用は檜を使った和風風呂です 女性用は周りを囲まれているので開放感はあまりありません（残念！）が 2001年に新しく造られたそうですが、ブームに乗って無理に造った感じでした 木々の緑を見ながら風に当たれるのでこれはこれでいいのかなぁ 写真で見ると、男性用は広い造りになっているのでそちらは十分楽しめそう♪ 時間交代制で両方に入れれば又印象も違ったでしょう（男女入れ替え無しです） |
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| ■露天石風呂（家族風呂） 石風呂は２階にあります。内側からカギを掛けられるようになっています 予約は不要で、空いていればいつでも入浴出来ます 脱衣所は小さめです 浴室に入ると黒い浴槽に目を奪われます！ 昔からの庭石を昭和26年に2年かけて一枚石をくり貫いて造られた浴槽です （東屋の名物風呂となっているみたいです） この浴槽が重厚感があって妙にリラックスできるんです 3･4人が入れる大きさなので、家族風呂にピッタリ！ もう一つ気に入った事は、水の導入方法です 岩の間から水と温泉の二本が流れていて、何もしなければ水は湯船の上部にある水受けに 溜まり、温泉は湯船に流れていきます。湯温が熱いときは、タオルと木片を使い湯船に 導入できる仕組みです。小さい湯船なので、熱い源泉もすぐ調節できます。 ちょっと温めにしてじっくり浸かり、仕上げは水を止めて熱い湯で仕上げる・・・ （源泉量が多いので、すぐに熱くなります） 露天といっても、湯小屋造りで一面だけ壁が開いている状態です （当日はアクリル板でふさがれていて、事実上は内湯でしたね） 天上が高く湯気抜きもあり、雰囲気がいいです |
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| ■家族風呂 お風呂の廊下の奥が家族風呂です 内側からカギを掛けられます。予約不要で空いていればいつでも入浴出来ます 脱衣所も広く、バリアフリーの設計で、安心して入浴できます 浴槽は平凡な感じでした 洗い場は、カラン＆シャワーが一つありました （他の浴場がインパクトありすぎて、ここには入浴していません） |
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| ≪入浴後の感想≫ 宿泊中、何回も入浴したのは石風呂でした 木造りの浴槽が好みの私が、なぜなこの石風呂が妙に気に入ってしまったんです 溢れる湯を眺めながら静寂のひと時を味わえます 湯は熱めで湯華が舞い、味はまろやかで肌触りは柔らかい感じです 湯上り肌はさらさらで、良く温まります。 有名な滝もいいけどぜひ石風呂に入ってみてください♪ |
