温泉名 鉛温泉「藤三旅館」
泉質 単純硫化水素泉
泉温
料金 500円
時間 10:20〜20:20
内風呂男女各2・混浴1・カラン有り・

木造の古くからある温泉旅館
こちらの名物は浴槽の深さが1.2mもあるという立って入る温泉、「白猿の湯」です
さっそく向かってみました
手入れの行き届いた黒光りする廊下を行くと突き当たりに木戸があり、開けると石の階段があり
その下の中央に楕円形の浴槽があり湯を満たしていました
ひっそりと静かで、なにか厳粛な気持ちにさせてくれる空間です
階段を下りると、木の棚がありそこに荷物と服を置くようになっていて、湯船との仕切りはありません
混浴は初めての経験だったのですが、女3人旅で先客は湯治客ふうのおじいさん一人だったので
思い切って入浴してみました
洗い場はカランと石鹸があるのみのシンプルさですが、ここにはそれで十分のような気がします
浴槽の深さが分からないのでこわごわ足を入れてみると、私には普通に立つと顔が出る感じでした
背の低い妹はピョンピョン跳ねながら入浴していて、楽しかったです
高い位置に木枠の窓があり、そこから日差しがこぼれていてじつに良い雰囲気でした
湯は無色透明で熱めですが、ホースで水を入れるようになっていました

男女別の内湯はタイル造りでこれといった特徴はありませんでしたが、貸切で湯をのんびり楽しみました
洗髪などはこちらでするとよいかと思います

歴史のある鄙びた温泉は初めてだったので、私にとって印象に残る温泉でした
鉛温泉にきたらぜひ勇気をだして混浴の白猿の湯を体験してみてほしいです

入浴日:1998・1・1





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