福島県 二岐温泉 |
大丸あすなろ荘 | ||||||||||||||||||
二岐温泉に数件ある温泉宿の一軒 日本秘湯を守る会の宿で、渓流露天風呂が有名です 宿には全部で4ヶ所の浴場があり、それぞれ雰囲気が違うので 湯巡りしながらお気に入りを探してみては・・・ |
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山奥の秘湯といっても、建物はとても綺麗です 「大丸あすなろ荘」の宿泊体験記はこちらです それでは温泉4ヶ所を順に紹介します |
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■露天風呂付き大浴場「あすなろ湯」 館内にある男女別の内湯です 脱衣所はシンプルで清潔感がありますが、浴室の湯気のせいか脱衣所まで 蒸し暑かった(換気をもっと出来れば快適なのに・・・) 浴室は前面ガラス張りで壁や浴槽の縁に木が使われていてます カラン&シャワー(4ヶ所)があるのは大浴場だけで、ソープ、シャンプーも有ります 大きな長方形の浴槽には無色透明で熱めの湯が掛け流されていました 肌触りはスルッとして、湯上りはスベスベになりました。 ぐっとくる湯ではないけれど、一日何回でも入っていられるやさしい湯です ガラスの外には岩で囲まれた露天があります 入りながらでは渓流は見えませんが、木々を眺めながら入浴できて 屋根があるので雨や雪が降っても入れます 外気が低いせいか、湯温は適温〜温めでした。浴槽が少し浅めでした |
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■渓流露天風呂 屋外の二岐川沿いにある露天風呂で、通常は男性専用です (18〜21時は女性専用で、子宝露天風呂と入れ替わります) 宿泊すれば、両方の露天風呂に入ることができます 小さな脱衣所の小屋があり、扉を開けると大自然の中に湯船が二つあります 従業員の説明によると、手前にある岩風呂は温めで奥の丸い浴槽が熱め(適温)に なっているそうで、実際に手前の方はいつまで入っていても身体が温まりませんでした 奥の浴槽のほうが川にせり出すように作られているため、ワイルドで気に入りました |
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■子宝露天風呂 屋外の湯小屋に「子宝の湯」と名づけられた内湯と、それに続く露天風呂があります 脱衣所は狭く、着替えは4人で満員状態になりそう。 ガラス戸を開けると正方形の石造りの内湯があります ちょっと深めで、天井が高く壁を含めて木造なので雰囲気はいいです 湯は竹の湯口から出ていますが、湯量が少なく新鮮さはありませんが 透明度の高い湯がさらりとした感じで肌をつつみ、心地いいです 奥の戸を開けると、石段の先に露天風呂があります 岩で囲まれていて、渓流を見下ろしながらの入浴は最高です 竹筒からと湯船の底から湯が投入されていて、適温でした |
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■自噴泉岩風呂 宿泊棟から一番近い湯小屋で、通常は混浴の内風呂です 宿泊すると、朝6〜8時が女性専用時間帯になります 重い木戸を開けると、正面に脱衣場所があります(男女別ではありません) 浴室に行く木戸を開けると、石の階段を数段下がったところに浴槽があります カランは水しか出なかったので、湯船のお湯で掛け湯して入浴しました 浴槽の底は自然の岩で形が面白く、ブラックホールのような穴や亀裂があり 岩の起伏は立って入る様な深い場所から座れる位浅い所まであって、 自然を身体で感じられます 昔は露天風呂だったそうで、今は木造の高い天上がありますが何ともいえない 独特の雰囲気をかもしだしていて、妙に落ち着きます 湯は壁にある湯口から注がれているのと岩盤からの自噴で、亀裂の影や浴槽の隅に 水のパイプが通してありました 無色透明で熱めの湯で、肌触りはスルスルします。他のお風呂よりお湯が良く感じました 入浴しながら上を見ると、丸太の木組みの天上に湯気抜き屋根の造りです 小屋に入るときは目の高さだった明り取りの窓が、湯船から見るとかなり上部で 光がイイ感じに差し込んでいました 時が止まったような感覚でゆっくりお湯を楽しめる自噴泉岩風呂です |
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【おぼえがき】 源泉名:二岐温泉4.5.6.12号泉(あすなろ館) 泉質:単純温泉 温度:45.4℃ pH7.0 自噴泉岩風呂 泉質:石膏泉(暖和性低張高温泉) 温度:54℃ pH8.8 噴出量92.8 料金:735円 時間:11:00〜14:30時 備品:ソープ・シャンプー、ドライヤー(大浴場) 浴室:大浴場各1・露天各1・混浴1子宝湯1 待合所:有り 宿泊日:2003.3.17 |