山間にひっそりたたずむ湯治泊もできる鄙びた一軒宿
看板には古遠部温泉の上に「療養」という文字が記されていて湯治の効能が高いのかなぁと思いながら入っていく
男女別の内湯は脱衣所も浴室もこじんまりしていて長方形の湯船があるだけのシンプルな造りですが
こんこんと注がれる源泉の湯量の豊富さに驚きました
微濁の湯は舐めるとしょっぱく鉄の錆びたようなまずい味がします
その湯が床に溜まってしまいそうなほど掛け流されていて、床に寝転んでいる人が何人もいて気持ちよさそうでした
私も湯船で温まってから少しやってみましたが、温かい湯が身体を包み今までに味わったことの無い感じ！
（寝湯のようですが、湯の流れを感じる事が出来てなんとも気持ちいい・・・やみつきになりそうです）
濃い湯のせいか、湯船に浸かるより外にいる人の方が多かったです

ここのトイレは今どきめずらしい”ぼっとん”で、田舎に行った小さい頃を思い出しました

入浴日：２００１．１０．２３

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