泥湯温泉
奥山旅館
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伝統的な湯治場の雰囲気がある秘湯「泥湯温泉」
数件の旅館が集まった温泉地で、奥山旅館以外は冬期休業するらしい
そんな山間部の名湯です

日帰りで利用できるお風呂は道路を挟んで2ヶ所あります
宿の並びに男女別の大野天風呂、その向かい側に男女別の内湯と混浴露天です。

■ 男女別内湯+混浴露天風呂 ■
年季の入った木造の別館に、手前男性・奥女性の入り口があり
年代物の暖簾が掛かっています。
入り口横の扉をあけるとすぐ脱衣所で、かなり狭いです(脱衣籠あり)
浴場へのドアを開けると、目の前に正方形の浴槽が見え
左側に洗い場、左に階段があり、正面にもう一枚ドアがあります
このドアの向こうには、男湯からも出られる露天風呂があります
造り自体は創造していたのよりかなりこじんまりした浴場でした
**天狗風呂(内湯)**
白濁した硫黄臭漂う湯が満たされてます
4・5人でちょうどの大きさで、適温でした
洗い場にはソープ・シャンプーがあり、カラン&シャワーが2個と
混雑時には大変かと思われます
**薬師風呂(階段上の内湯)**
天狗風呂より大きい正方形の湯船で、窓から明かりがイイ感じに入り
雰囲気が良いです。カランなど何も無く、ただ湯船があるだけで
素朴な感じが落ち着きます。湯船が大きいせいか、湯温が39℃と温めだったので
のんびりと入浴を楽しむことができました
湯口から熱い源泉が少量投入されていて、飲泉してみると酸っぱい+硫黄味を感じます
**露天風呂**
ドアの外の通路を5歩位歩くと木造りの露天があります
(途中に桶がいくつもあり、泥が大量に入っていました)
41℃と少し熱めなのは、内湯に比べて源泉の投入量が多いからでしょうか?
内湯は白濁ですが、こちらはグレー濁といった色でした(別源泉??)
一段高い場所にも同じ大きさの湯船があり、2ヶ所とも屋根があるので
雨や雪でも入浴できそうです
こちらは更に熱い湯ですが、濁り方が強く濃さを感じます
浴槽の底に少量ですが、泥(湯の華)が溜まっていて熊本県の地獄温泉を
思い出しながら入浴しました
湯小屋男性入り口 女性内湯のドアから 洗い場
浴槽 階段上にある浴槽
混浴露天一段目の浴槽 露天脇の湯の華
■男女別大野天風呂■
本館横にある露天風呂です
男女別に広い脱衣所があり、露天風呂も何人入浴可能なのか分からないほど広いです
男女の仕切りは板や簾や岩で、あちこちから双方の風景が垣間見られ
オープンな別浴といった感じでしょうか!?
先客の女性は、防御策としてぴったり壁側で入浴していました・・・
湯は白い湯の華が無数にあり、青白く見えます。
天気が良かったせいか湯が熱く、さらに屋根が無いので直射日光の暑さも相まって
当日はのんびり入浴とはいきませんでした。
ただ、山が見える景色は良いので開放感が味わえます。ぜひ紅葉の季節に来てみたいです
男女別露天風呂の湯小屋 女性露天風呂
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+++入浴後の感想+++
有名な泥湯温泉、「日本秘湯を守る会」の宿 奥山旅館。
・静かに入るなら天狗&薬師風呂
・湯を味わうなら天狗の奥にある露天風呂
・開放感やロケーションを楽しむなら大野天風呂
(大野天風呂は、以前は混浴で、仕切りの半分が無く行き来できたそうですが
 私が訪れたときは完全に仕切られて男女別になっていました)
注:男性内湯は天狗風呂のみです。薬師風呂は女湯だけにあります。
注:「露天風呂は男女別時間性になっております
    朝 女6;00〜6;45   夜 男6;30〜7;30
      男6;45〜7;30      女7;30〜8;30 」 以上張り紙より
  宿泊すれば、女性もゆっくり露天風呂にはいれそうですね。


【おぼえがき】
温泉名:泥湯温泉  源泉名:泥湯温泉(新湯) 泉質:単純温泉  
温度:源泉74.0℃ 使用時54.0℃ 当日:天狗露天上41℃下40℃薬師39℃天狗42℃
料金:500円  時間:11〜17時  備品:ソープ、シャンプー、カラン&シャワー2
浴室:内湯各1、混浴露天1、野天風呂各1  待合所:ベンチあり  入浴日:2003.6.8



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