安比温泉
徒歩1時間の山の中に湧く野湯
安比高原の奥に、歩いてしか行けない温泉がある
普段”ドライブで温泉”に行ってる私は
山の経験がないので縁がありませんでした。
温泉仲間と行ける機会があったので”これを逃したら一生行けない!!”
と思い、山の秘湯に挑戦することができました♪
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■ 温泉まで ■
登山道の入り口までは車で行けます。
細い未舗装の道ですが。。。

そこからは、自力で歩かなければ温泉へは辿り着けません。
こういう経験が無い私は、どんな山奥に連れて行かれるのかドキドキでした(^^;;
急な上り坂はそんなに無くわりと平坦な道ですが、雨上がりのせいか落ち葉がぬかるんで
いたり、途中で沢を渡らなくてはいけなかったりと、アドバイス頂いた長靴が重宝しました
私は持参しなかったけれど、ストックがあるととても役立ちます。

山を歩くのは思った以上に楽しくて、上を見れば紅葉し始めた木々があり
下を見れば木の実・植物の実・場所場所で違う種類の落ち葉・キノコ・・・など、
素人の私にはどれも珍しくてワクワクしてしまいました。
もっと山に詳しければ「○○の木」「××の実」など分かってもっと楽しめたでしょう。
(歩きながらいろいろ教えてくれた皆様、ありがとうございました)

そんな風に歩く事1時間、突然ひらけた平地の奥に「安比温泉」がぽつんとありました
細い登山道を進みます 浅い川を数回渡る
途中で出会った真っ赤な実
名前を聞いたのですが
忘れてしまいました(^^;
■ 温泉 ■
山の中に湧き出る温泉なので、設備などは何もありません。
着替えは敷物の上で・・・移動にはサンダルがあると便利です(私はすっかり忘れてしま
いっましたが)
長方形の木枠の湯船にパイプから温泉が注ぎ込まれて溢れています
透明だと思っていた湯ですが、入浴すると湯底に沈殿していた湯花&泥が舞い上がって
濁って見えます。
知識の無い私には泉質がどう・・・とか推測することはできませんでしたが、
秋の涼しい時期に適温の湯に身体を沈めると「あぁ〜、こんな山奥まで来て良かった!!」
としみじみ思うのであります。しばらくすると発汗し、よく温まりまり、今までの疲れが
吹き飛びました。

周囲にゴミなどを残さぬよう、自然の恵みに感謝しつつ後にしました。
安比温泉
浴槽
湯の色


【温泉館おぼえがき】
温泉名:安比温泉
料金:無料(マナーを守れる人のみ)  時間:日の出〜日没
備品:何にもなし
湯船:木枠の野湯 一つ                    入浴日:2003.9.28



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