【山水荘の内湯 キズ湯・竹の湯】
山水荘にある内湯です。
ここに自家源泉のキズ湯というぬるい温泉があり、この湯を目当てに宿泊しました。 残念なことに日帰り入浴ではこのキズ湯には入れません。
まだ新しさを感じる綺麗な建物や館内。 浴室は別棟になり、渡り廊下で繋がっています。
脱衣所は広いです、すごく!
浴場は昼間でも薄暗くて雰囲気あり、浴槽は2つでそれぞれ違う源泉が楽しめます。 2つの浴槽からは湯が溢れ、床を洗っていました。
「竹の湯」
大きい浴槽で6人くらいの大きさの扇方。 熱い源泉が湯口から、冷たい冷泉が細いパイプと蛇口(開閉自由)からで湯温を調整できりょうになっています。 熱いので外から浸透する感じで温まります。 モスグリーン微濁、土っぽい金属味、鉄臭、キュキュッとする肌触り。
「キズ湯」
小さい浴槽で4人ほどの大きさの三角形。
33℃のぬるい湯で、透明にオレンジ色の湯ノ華あり。 炭酸味+鉄味、炭酸臭+金属臭。 細かな泡付きで入っていると皮膚表面がホットカーペットに寝ている時みたいに暖かく感じてくる、今までに無い感覚を味わった。
熱い湯とぬるい湯を交互に楽しめて、特にキズ湯は入浴していてとても気持ちが良かった!
入浴中はそれほど火照りを感じなかったのに、湯上りは予想以上のあたたまりと発汗がありました。 肌はしっとりして良い感じです♪ 鉄臭が体からプンプン・・・。 その前に入った硫黄臭はすっかり消えてしまいました。
期待していた通り、いやそれ以上にキズ湯を気に入ってしまいました。
残念なのは、宿泊しても深夜にこのキズ湯には入れないこと。 夜8時〜朝の8時まで湯抜きして清掃なのです。 竹の湯は夜中も入れます。
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源泉名 |
キズ湯 |
泉質 |
ナトリウム・マグネシウム・カルシウム−炭酸水素塩温泉 |
泉温 |
33.5℃ ph:6.8 |
湧出量 |
60L/min 自噴(自噴泉を貯湯槽にためポンプにて圧送) |
成分総計 |
1835mg/kg 〔Na=210.4(52.74mval%) K=19.1(2.82) NH4=1.0(0.35) Mg=47.6(22.59) Ca=73.7(21.21) Mn=0.2(0.06) Fe=1.2(0.23) Cl=65.3(10.44) SO4=59.3(6.98) HCO3=887.1(82.47) H2SiO3=137.3 HBO2=3.9 CO2=329.0
平成6年4月18日 |
源泉名 |
竹の湯(熱めの湯) |
泉質 |
ナトリウム・マグネシウム・カルシウム−炭酸水素塩温泉 |
泉温 |
51.0℃ ph:6.3 |
湧出量 |
49L/min 掘削自噴 |
成分総計 |
3105mg/kg 〔Na=210.9(32.53mval%) K=42.2(3.83) NH4=2.1(0.43) Mg=106.0(30.93) Ca=176.9(31.32) Sr=0.3(0.04) Fe=2.9(0.35) Cl=147.0(14.75)
SO4=182.9(13.54) HCO3=1230(71.64) H2SiO3=210.5 HBO2=27.6 平成11年4月13日 |
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【露天風呂 えのきの湯】
本館に近い場所にある露天風呂です。
山水荘にある2つの源泉とは別の源泉で、露天風呂と内湯梅の湯は同じ源泉を利用しています。
簡単な脱衣小屋があるだけ、木々に囲まれた風情ある岩露天風呂は、とても気持ち良かったです。
熱い湯が掛け流し、湯色は綺麗なモスグリーン濁で、とても居心地の良い露天でした。 |
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源泉名 |
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泉質 |
ナトリウム・マグネシウム・カルシウム−炭酸水素塩温泉 |
泉温 |
46.9℃ ph:6.4 |
湧出量 |
− L/min 水中ポンプ |
成分総計 |
2211mg/kg 〔Na=192.0(40.87mval%) K=31.2(3.92) NH4=1.7(0.44) Mg=70.7(28.49) Ca=106.2(25.94) Fe=1.9(0.34) Cl=123.2(16.26)
SO4=89.7(8.74) HCO3=977.5(74.86) H2SiO3=159.9 HBO2=13.6 CO2=442.6 平成16年10月12日 |
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【内湯 梅の湯】
露天風呂向かいの場所にある小さな内湯です。 打たせ湯もありました。自炊棟から直接出入りできるようでした。
源泉は露天風呂と同じです。 |
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