八代市にある「日奈久温泉」は県下で最も古い歴史がある温泉街で
約600年前に浜田六郎が父の刀傷を癒そうと神に祈り発見した温泉だそう
透明の湯が今もこんこんと湧いている静かな温泉街です
日奈久温泉には100円で入れる公衆浴場が3ヶ所あります
(温泉センター・東湯・西湯)
西湯は細い路地にたたずむ内湯のみの浴場でした
入り口にある自販機で入浴券を購入し、
ドアを開けると番台があります
脱衣所はこじんまりしていてガラス戸越しに浴室が見えます
ロッカーは鍵が掛かるタイプなので、旅行者には安心です
長方形のタイルの浴槽には無色透明の熱めの湯が掛け流されてます
私が身体を流し、石鹸で洗ってから入浴しようとしたら
常連の方が、「入って温まってから洗った方がいいよ!」と
声を掛けてくれて、先に湯船に浸かり身体を温めました
湯の色は透明で特徴はありませんが、肌のあたりが柔らかくて
すべすべします。毎日入りたくなるような存在ですね〜
湯上りは肌がしっとりとして、芯から温まりました
【おぼえがき】 温泉名:日奈久温泉西湯 泉質:単純温泉 温度:44,5℃ pH8,3 料金:100円 時間:6:30〜10、14〜22時 備品:なし 浴室:内湯各1、カラン4ヶ 待合所:なし 入浴日:2002.11.30 |
創業明治43年の歴史を感じる木造3階建ての老舗旅館
ひと目見たときは”ここは日帰り入浴不可だろうなぁ”と思っていましたが
観光案内所に聞いた所、15時から入浴を受付ているそうで
20分待ってそれでも少々早かったのですが、行ってみました
帳場で受付を済ませ、少し待って3時になってから
大浴場に向かいました
建物は古い木造ですが、手入れが行き届いていて
廊下はピカピカに磨かれていてとても気持ち良かったです
(光が反射してみごとでしょ)
お風呂に続く廊下は畳敷きになっていて
すぐ右には休憩所がありました
進むと左手に男女別のドアがあります
木の引き戸を開けると
ダークブラウンで統一された脱衣所です
間接照明が落ち着いた雰囲気です
ここの脱衣カゴが変わった形で、
かさの高いものと平らな形の2種類がとても感じ良く
並んでいて、見た目にもお洒落でした
いろんなお風呂に行ったけど、この2種のカゴは
初めて見るものでした
内湯は長方形の湯船で
フチだけが木でした
洗い場にはソープ&シャンプー完備
こちらも間接照明で落ち着いた感じ
すぐ外が露天風呂です
岩の露天風呂です
当日はあいにく雨だったので
少しだけしか入れませんでした
周囲は竹垣におおわれていて、景色はよくありませんが
手入れされた植木など緑がありました
湯は無色透明で適温の掛け流し
肌触りはつるっとしっとりしてよく温まる
飲んでみると、とろりとした感じの飲みやすい湯だった
入り口にあった休憩所です
囲炉裏や火鉢、古民具が置いてありランプの明かりのなか
くつろぐことができます
【おぼえがき】 温泉名:日奈久温泉金波楼 泉質:単純温泉(弱アルカリ性低調性高温泉) 温度:43,9℃ 源泉名:日奈久温泉旅館協同組合(混合泉) pH8,03 飲泉可 料金:500円 時間:15〜?時 備品:ソープ&シャンプー、ドライヤー 浴室:内湯男女各1露天各1、カラン5ヶ 待合所:あり 入浴日:2002.11.30 |