湯宿温泉<湯本館>
源泉が湧きだすすぐ側の浴場は鮮度抜群!
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■ 建物 ■
国道17号から少し入った場所に建つ歴史ある温泉旅館。
湯宿温泉のなかでも”敷地内に独自源泉を持ち湯が良い”と評判の湯本館、昨年湯宿温泉の別の旅館に宿泊した際に立ち寄ろうと思っていましたがロストしてしまい、一年経ってようやく訪問が叶いました。
宿泊のほかに11〜16時の入浴休憩2100円や日帰り入浴600円など、いろんなパターンで温泉を楽しめる設定が嬉しいです。

当日は11時前に訪れたら、女湯は清掃中。 混浴か貸切風呂なら入れるとのことで、メインである混浴浴場へお邪魔しました。

浴場へ向かう途中には源泉が自然湧出している場所があり、ふわっと香る温泉の匂いがいいです。ここで宿の温泉玉子も作られるようです。

宿の浴室は全部で3ヶ所あり、源泉場のすぐ横に位置するのが大浴場で混浴。 廊下の反対側に女湯(4人長方形)と貸切風呂(2人正方形)があります。 どの浴場も源泉そのまま掛け流しです。 
■ 大浴場(混浴) ■
入り口は2ヶ所に扉がありますが、なかの脱衣所は一つです。
広い脱衣所は男女の仕切りなどはなく、シンプルに棚があるだけ。ドライヤーはありました。

浴場は冬場だからか湯気がすごくて見通せないほどでした。
20人は入れそうな大きな円形浴槽がドーンとあり、左右の壁に洗い場があります。
正面の岩の湯口から激熱の源泉が出ていて、柄杓やコップが置かれ飲泉もできるようです。味は、ほんのりタマゴ風味で苦味と塩味少々。 周囲の石は見事なまでに石灰化で真っ白! まるで粉砂糖をかけたみたいで綺麗でした。

透明でキラキラ君がいる激熱の湯。 熱いけど刺激はなくピリピリしないのは温泉だからかな。 新鮮なことが肌で感じられる湯でした。

湯が熱かったせいか温泉効果のせいかいつまでもポカポカで、気持ちよく宿を後にしました。 






【おぼえがき】
 温泉名  湯宿温泉<湯本館> 〔0278-64-0011〕
 源泉名  
 泉質  ナトリウム・カルシウム−硫酸塩温泉
 泉温  62.7℃   ph:8.3
 湧出量   L/min 自然湧出
 成分総計  1.44g/kg 〔Na=274 K=5.0 Mg=0.14 Ca=169 Cl=131  SO4=750 HCO3=22.0 H2SiO3=64.2 HBO2=6.5 〕平成5年8月6日

 料金  600円、貸切風呂利用は1500円
 時間  要問い合わせ 
 備品  ソープ、シャンプー、カラン&シャワー、ドライヤー
 浴室  混浴風呂、女湯、貸切風呂  ×各 1  待合所:ベンチ、ロビー
入浴日:2008.2.2



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