三富温泉<白龍閣>
笛吹川の清流沿いに佇む旅館の湯はたまご味〜♪ |
|
国道140号沿いに一軒、大きな観光旅館です。
玄関口にも「天然温泉 白龍閣 入浴500円」と
看板があり、日曜日には入れ替わり立ち寄り客が
訪問していました。 |
***************************************** |
■ 外観 ■
笛吹川に沿うように建っている旅館の玄関はどっしりした和風。
玄関やフロントが館内の4階に位置するのも、渓流沿いの建物ならではの造りですね。
大浴場はエレベーターで1階へ行くとすぐにありました。
■ 大浴場 ■
男女別にそれぞれ内湯と露天風呂があります。
シャワーやソープ・シャンプー、ドライヤーもあり、典型的な旅館の浴場です。
男女が入れ替わるようで、今回は「岩風呂」に入浴しました。
暖簾をくぐると鍵付きロッカーがあります(100円リターン)
脱衣所はさらに奥へ階段を下りていくと広いスペースに籐の脱衣籠が並んでいて、洗面台にはドライヤーが2つありました。
浴場へのドアは左右2ヶ所からというのが変っています。どちらから入っても同じ浴場なので、なぜドアが2つになっているのか不思議でした。
入ると壁側にカラン&シャワーが5ヶ所あり、大きな湯船が浴室のほとんどを占めていますが、右手は全面ガラス張りでとても明るいです。
面白いのが窓とは反対の壁がタイルなどではなく、ゴツゴツした本当の岩場に苔が生えていたり湯が流れている部分は白く湯の成分で染まっている様子で、自然な感じを見ながらの入浴はワクワクしました。
上部からうたせ湯風に流れ落ちる源泉は誰でも飲めるよう、そばにコップが多数置いてありました。(キッチンで使うようなコップスタンドを用意してあるのには笑えました)
さて、肝心の温泉についてですが、まず掛け湯にシャワーの湯を使ったところふわっ!と温泉臭と肌に滑らかな感触に「カランも源泉?」と、カランをお湯だけ全開に出したところ、たまご味のするヌメリ感ある源泉であることが発覚。 これは入浴前から期待できそう♪
内湯は無色で湯がキラキラととても透明度が高いような印象です。湯船の湯からはあまり匂いを感じませんでしたが、浴感はなかなか良くとても温まります。
熱めの湯で浴室内に熱気が篭もっていたのが辛かったので、奥のドアから露天風呂へ。。。
露天風呂というのは普通内湯から見える位置にあることが多いですが、ここはコンクリートの上を歩き階段を下りた先にありました。(冬は行き来が寒そう)
岩に囲まれた15人位入れる大きさで、コンクリートの屋根(傘風)が中央にありその下の岩は腰掛けて半身浴するのにちょうどいいです。こちらにもパイプを通した竹の湯口から源泉が出ていました(コップあり)
不思議なことに、露天風呂には赤茶色の小さな藻のような湯の華が舞っていました。
遠くに滝があったり渓流沿いの緑を眺めながらの入浴は気持ちがいいです。
湯上り後はなかなか汗が引かないくらい良く温まります。
しっとりした肌を見ると、なかなか実力派の温泉なんだなぁ〜と思いました。
|
|
大浴場入り口 |
脱衣所上にある鍵付きロッカー |
|
内湯 |
|
|
湯口 |
岩の壁には苔や温泉成分が・・・ |
|
露天風呂 |
|
|
湯口 岩の上にコップがあります |
立ち上がると遠くに見える滝 |
【オプション】
入浴を終えたのが昼過ぎで、秩父寄りへ向かうとすぐにあった食事処で昼食にしました。
「いのぶた発祥の地」とか「いのぶた料理」なんて旗が目立つ「民芸茶屋 清水」です。
漫画「美味しんぼ」にもここのいのぶた料理が出たのだとか・・・
いのぶたのお味は、思ったほど臭みがなくて食べやすかったです(^^)
山梨県東山梨郡三富村川浦339-1 0553-39-2911 定休・木曜
|
民芸茶屋 清水
駐車場も広いです。 |
|
|
|
いのぶたバーベQ定食
溶岩石風鉄板で
自分で焼いて食べます
(写真は5人前) |
|