五頭温泉郷・出湯温泉「華報寺共同浴場」

五頭温泉郷は村杉温泉・今板温泉・出湯温泉の3つの温泉があります
その中の”出湯温泉”は効能豊かな温泉で、新潟県内でもっとも古い歴史をもち
開湯から1200年弘法大師伝説の温泉で
809年に弘法大師が湧出させたという伝説があるそうで、
それが華報寺共同浴場の源泉として湧いているそうです
最近はアトピー性皮膚炎に効果がある温泉として知られ人々が多く訪れていました

出湯温泉駐車場に車を止め
メイン通りに出ると正面に華報寺が
見えてきました
歴史を感じさせる華報寺に
入浴前に参拝し、右手を見ると
共同浴場がありました

早速、150円の入浴料を入り口のおばちゃんに支払うと男女別の扉を進む
脱衣所は木製の棚があるだけでコインロッカーなどはありません
隅にトイレと洗面台があり、壁際に長椅子があり湯上りのご婦人が涼みながら語らっていました
浴室は思ったより広く明るい感じで、タイル張りの浴槽が壁から中央に向けて長方形に造ってあり
コの字に洗い場がありますが、蛇口はありません(もちろんシャワーも)
そのかわりに入り口すぐの所に源泉が溜まるようになっていて、皆そこで汲んで洗っていました
浴槽の湯口は奥にあり、大きな岩から出てきますがこれまた苔むした良い雰囲気です
本当に地面から湧き出しているようで、量が多かったりチョロチョロだったり私が入浴中でも
変化していて面白かったです。飲泉もできるようで湯口にコップがありました
飲んでみると、ほのかに卵臭がする無色透明の湯です
湯に浸かっていると身体に細かい気泡が付き、手で触るとトロリとして気持ちいい!

湯上りに脱衣所で5歳と3歳の男の子と話をしながら涼みました
新潟弁?でなんとも楽しかったです。夕方だったので地元の方も多くほのぼのしていました
良く温まる温泉で、肌はしっとりして結構気に入ったかな♪

【おぼえがき】
入浴料金:150円  営業時間:6〜19時  泉質:単純温泉、39℃  
お風呂:内湯男女各1  待合所:なし  入浴日:2002.9.14

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