十勝岳温泉<凌雲閣> 濁り湯と十勝岳の絶景を眺められる露天風呂 |
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■ 施設 ■ 道内で標高が一番高いところにある温泉で、絶景の露天風呂が有名です。 ここを訪れるのは今回で2回目。前回は5月初めでまだ残雪の雄大な山々を露天から眺めてすごく印象深かった温泉で、今回は9月下旬の紅葉を見ながらの湯浴みが実現しました。 玄関を入るとすぐ正面にフロントがあります。 右手には大きなハイビジョンテレビと切り株のイス&テーブル。その奥はレストランで昼間も営業しているようです。 ■ 浴場 ■ 地下に男女別の内湯と露天風呂があります。 脱衣所は広く、ドライヤーが無かったけれどフロントで無料貸し出ししているそうです。 内湯は一面ガラス張りで浴槽は2つ。 長方形の7人入れる浴槽と、正方形の4人ほどの浴槽が隣り合っています。 凌雲閣では2つの異なる源泉が引かれていて、透明な1号井(小浴槽)と赤茶色に酸化する2号井(大浴槽)を楽しむことができます(男湯は露天に1号井浴槽がある) 小浴槽は湯底に粉状の湯の花が沈殿していて、温めなのでじっくりと入っていられます。 大浴槽は新鮮さを感じる熱めの湯で、湯口では透明ですが浴槽内の湯は細かい湯花多数でうぐいす色に濁って見えます。 鉄味+塩気+苦味となんとも複雑な味でした。 露天風呂へは内湯を突っ切ったドアから外に出ます。 ドアを開けると目の前に大きな岩が! 左右に浴槽があり、右は岩に囲まれた洞窟風(3人) 左が開放的な露天風呂(6人)です。 洞窟風風呂には内湯からの流れ込みがあり、その穴周辺は成分で立派なオブジェが出来上がってました。 温めの湯で暗い雰囲気です。 鉄サビ色濁で温めだったので、ずーっと山の紅葉を眺めながら入っていました。 とにかく景色が素晴らしい!最高です!! 景色に見惚れて長湯しちゃったら、後からドッと湯疲れ・・・。 体はポカポカして温まりが持続します。 通常は再訪すると感動半減というパターンが多いのですが、凌雲閣は前回の感動がそのままに期待を裏切らない温泉で今回も大満足でした。 |
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【おぼえがき】 | |||
温泉名 | 十勝岳温泉 凌雲閣 〔0167-39-4111〕 | ||
源泉名 | 凌雲閣1号井 | ||
泉質 | 酸性・含鉄(U)-アルミニウム・カルシウム-硫酸塩泉(低張性酸性温泉) | ||
泉温 | 36.7℃ pH:2.4 | ||
湧出量 | 116L/min 自噴 | ||
成分総計 | 1.631g/kg H=3.7(19.01mval%) Na=19.5(4.40) Mg=34.3(14.60) Ca=95.7(24.75) Al=48.7(28.02) Fe2=28.4(5.28) Cl=64.3(8.29) SO4=893.4(85.20) HSO4=109.3(5.18) |
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源泉名 | 凌雲閣2号井 | ||
泉質 | カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉(低張性中性高温泉) | ||
泉温 | 53.0℃ pH:6.2 | ||
湧出量 | 69L/min 動力揚湯 | ||
成分総計 | 2.222g/kg Na=143.4(24.86mval%) Mg=48.2(15.82) Ca=265.7(52.83) Al=48.7(28.02) Fe2=10.8(1.55) Cl=118.7(12.10) SO4=943.1(70.95) HCO3=280.7(16.62) |
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料金 | 800円 | ||
時間 | 8:00〜20:00 | ||
備品 | ソープ、シャンプー、カラン&シャワー6、ドライヤー(フロント無料貸し出し)、ロッカー | ||
浴室 | 内湯+露天風呂×各1 | 待合所:ロビー | |
入浴日:2000.5.3、2006.9.29 |