<♪チャララ、チャララ、チャララララララララ〜>
ナレーション「ジムを目指してウィッシュ地方のとある森に入ったサトシ達。だが・・・」
サトシ「う〜ん・・・」
アイリス「これは、やっぱりいつものパターン・・・」
デント「完全に迷子になったみたいだね・・・」
アイリス「だからサトシがいう「近道」なんて当てにならないから、遠回りでもちゃんとした道通ろうって言ったのに〜」
サトシ「だってすぐにでもジムに行きたいんだから、しょうがないだろ!それに、森の中だったら、もしかしたらまだ見たことのないポケモンに会えるかもしれないし。な!ピカチュウ!」
ピカチュウ「ピカ!」
と、その時―――
<ガサ。ガサガサ。>
サトシ「何の音だ?」
デント「あそこの草むらのようだね。」
<ピョコ>
『トリィ。 トリィ。』
サトシ「何だ?あのポケモンは!?」
<OP ♪つっぱしるやじるし、ひとつ〜 (『やじるしになって!2013』を元気に歌おう!)>
(タイトル)『アプリリウスの最強ポケモン』(サトシ)
ピカチュウ「ピ、ピカチュウ!」
ナレーション「サトシ達が道に迷った森の中。そこで見慣れないポケモンを見つけたのだが・・・」
『トリィ。トリィ』
サトシ「あれ、なんていうポケモンなんだ?」
デント「ふ〜む・・・見たことないポケモンだね。」
アイリス「ポケモン図鑑で見てみたら?」
サトシ「それが、ポケモン図鑑が反応しないんだよ。」
デント「だとしたら・・・考えられるのはただ1つ。」
サトシ&デント&アイリス「「「まだ未発見のポケモンかも!?」」」
サトシ「そうと決まれば早速ゲットだぜ!ピカチュウ、『100万ボルト』!」
ピカチュウ「ピッカー!ピカピカピカピカ―――」
『トリィ!?トリィっ!!』
サトシ「逃げ足速いな、ピカチュウ、『電光石火』!」
ピカチュウ「ピカピカピカーーーっ!」
『トリィッ!』
サトシ「今だ!モンスターボール!」
『トリィーーーー・・・』(ピコン、ピコン、ピコン・・・ポーン!)
サトシ「あれ?出てきちゃった。」
デント「となると、まあダメージが少ないか、それとも既に誰かのものか・・・」
「トリィ、どこに行ったの、トリィ。」
『トリィ!?トリィvv』(パタパタ・・・)
キラ「こんなところにいたんだ。心配したよ。」
サトシ「あの、それ君のポケモン?」
キラ「『ポケモン』?よく分からないけど、この子は大事な友達@が作った大切な物なんだ。」(ウルウル)
サトシ「そうなんだ。って、後ろにまた何かいるぞ!?」
(ガサッ、ガサガサッ!)
『ハロ。ハロ〜』
サトシ「今度は『キノココ』(※みかけ『モンスターボールにそっくりだけど、キノコなポケモン』か!」
アイリス「確かにモンスターボールくらいの大きさだけど・・・」
デント「あんなピンクな『キノココ』いたっけ?」
サトシ「今度こそゲットだぜ!ピカチュウ、『アイアンテイル』!」
ピカチュウ「ピカピカピカピッカーーーーっ!」
キラ「待って君達。その子は―――」
『テヤンディ!』
ピカチュウ「ピカ!?」
サトシ「『キノココ』がしゃべった!」
「ピンクちゃん、どちらにいかれましたの?」
キラ「ここにいるよ。ラクス。」
ラクス「あらあら。こんなところに一人でお散歩ですの?」
『ハロ、ハロ、ラクス〜』
サトシ「これも『ポケモン』じゃなかったのか・・・」
キラ「うん、この子は『ハロ』っていうんだ。で、彼女は『ラクス』。」
ラクス「あらあら、はじめまして。わたくし『ラクス・クライン』と申します。」
キラ「僕は『キラ』。『キラ・ヤマト』。これは『トリィ』って言うんだ。」
サトシ「すいません。俺てっきり野生のポケモンかと思っちゃって・・・あ、俺『サトシ』です。」
アイリス「私は『アイリス』。ドラゴンマスターを目指しているの。」
デント「僕は『デント』と申します。ポケモンソムリエです。
サトシ「ところで、そのピンクのモンスターボールみたいなのは何ですか?」
ラクス「『ハロ』のことですか?これは私のお友達@から頂いた私のお友達ですわ。貴方こそ、その黄色い可愛い子は?」
サトシ「こいつは相棒のピカチュウ。な、ピカチュウ。」
ピカチュウ「ピッカー!」
デント「ところで皆さんは何をなさっているんですか?」
キラ「うん。アプリリウスっていう街に帰る途中なんだけど、ちょっと道が分からなくなって。」
サトシ「俺達も道に迷っちゃって・・・あ!そうだ、折角だから俺とポケモンバトルしませんか?」
キラ「『ポケモンバトル』?」
サトシ「はい!俺はこのピカチュウで行きます。」
ピカチュウ「ピカピカーーっ!」
キラ「友達なのに戦わせるなんて・・・そんなの可哀想じゃないの?」(ウルウル)
サトシ「でもバトルで力を合わせて戦った後は、戦った相手ともポケモンともすごく仲良くなれる。それが『ポケモンバトル』なんです。」
キラ「でも、トリィを戦わせるなんて・・・僕は・・・」
『トリィ・・・』
ラクス「でしたらキラ、いつもの『アレ』で戦えばよろしいのではないでしょうか?」
キラ「いいのか・・・なぁ・・・」
ラクス「折角のサトシさんの申し出ですし・・・」
キラ「うん・・・じゃぁちょっとだけ」
サトシ「よろしくお願い致します!」
デント「では僭越ながら僕が審判などを。これよりマサラタウンのサトシとアプリリウスのキラによるポケモンバトルをはじめます。使用ポケモンは一体のみ。でははじめ!」
サトシ「行くぞピカチュウ!君に決めたっ!」
ピカチュウ「ピカッ!」
キラ「おいで!僕の『フリーダム』!」
<キラーン☆ゴォォーーーーーーッ!>
アイリス「何あれ!?」
デント「何て大きさなんだ!」
サトシ「あれは―――」
ポケモン図鑑<『フリーダムガンダム』。にゅーとろんじゃまーきゃんせらーぽけもん。おおきさ18.03めーとる。おもさ71.5とん。せなかからなないろのびーむをはっしゃする。えねるぎーをちゃーじしなくてもじこかいふくができる。>
キラ「いくよ!『フリーダム』!ビームサーベル!」
<キュイーーン>
サトシ「大きさでくるならこっちはすばやさで勝負だ!ピカチュウ『電光石火』!」
ピカチュウ「ピカピカピカピカーーーーーっ!」
<バチッ!>
キラ「電気!?」
ラクス「キラっ!」
デント「どうやら相手は電気系統にやや弱いようだね。」
サトシ「だったらこれで決めるぜ!『かみなり』だ!」
ピカチュウ「ピカチュゥゥーーーーーー!」
キラ「あんなに小さいのに、すごい電気量だ。だったらこっちも!」
<バキューン、バキューン>
デント「『M100バラエーナ プラズマ収束ビーム砲』だ!サトシ、下がったほうがいい!」
サトシ「流石は最強のポケモン!だったらこれでどうだ!『10万ボ―――』
<シュルルルパキーン!>
ピカチュウ「ピカッ!?ピカァーーーっ!」
キラ「何!?急に動きが―――」
デント「鞭みたいなものが、ピカチュウとフリーダムを巻き上げているぞ!」
「「「わーはっはっはっは!」」」
アイリス「あの声は―――」
ムサシ「世界に咲かせよ悪の花」
コジロー「我等無敵の」
ニャース「『ロケット団』なのにゃ。」
サトシ・デント・アイリス「「「『ロケット団』!!!」」」
ラクス「あらあら。お知りあいさんでいらっしゃるのでしょうか?」
アイリス「違いますっ!」
デント「他人のポケモンを奪っていく悪いやつらです。」
ラクス「あらあら、困りましたわねぇ・・・ねぇ、ピンクちゃん。」
『テヤンデイッ!』
ムサシ「さぁ、今度こその珍しいピカチュウを頂くわよ。」
コジロー「しかも最強ポケモンのフリーダムまでな。」
ニャース「こんなに強くて珍しいポケモンをGETできたから、サカキ様からお言葉を頂けるのにゃ。
(ニャース妄想のサカキ様「こんなに素晴らしいポケモンを手に入れたニャース達はウィッシュ地方の支部長に任命しなければな・・・」)
ムサシ・コジロー・ニャース「「「おぉ〜幹部昇進給料アップいい感じ〜v」
ムサシ「そんな訳で頂くわよ!」
サトシ「そんな事させるか!ピカチュウ『10万ボルト』!」
ピカチュウ「ピカァチュウーーーーっ!っピカッ!?」
ニャース「いつものごとく電気対策はOKなのニャ」
キラ「だったら僕が―――頑張って、『フリーダム』!」
<ギリギリギリギリ・・・>
コジロー「ふん、このロープは『ナゲキ』の力でも切れない超特殊強化製品なのだ。あばれるだけ無駄だな。」
ムサシ「さぁ、ピカチュウとフリーダムを頂いていくわよ!」
ピカチュウ「ぴ、ピカピ・・・」
サトシ「ピカチュウゥゥーーーッ!」
ラクス「キラぁぁーーーっ!ピンクちゃん!キラを助けて!」
『ハロ、ハロっ!』
コジロー「邪魔だ、どけっ!」
『ハロハロ〜〜』
ラクス「きゃぁっ!」
キラ「ラクス!ハロっ!僕が・・・僕がみんなを守らなきゃ!」
<ピカ☆>
アイリス「キャッ!まぶしい!」
デント「あ、あれは・・・『フリーダム』が光りだしているぞ」
アイリス「ま、まさか・・・」
サトシ「あれは・・・進化!?」
ニャース「ぬわわっ!あれは進化系」
ポケモン図鑑<『ストライクフリーダム』『フリーダムガンダム』のしんかけい。おおきさ18.88めーとる。おもさ80.09とん。せなかのれいんぼーびーむがさらにぱわーあっぷし、ちからもばいぞう。>
キラ「『ストライクフリーダム』。これならみんなを助けられる!いくよ『ストライクフリーダム』!『レインボービーム発射』」
<ドキューーーーーーン!>
ロケット団「「「うわわぁぁーーー」」」
ニャース「あ〜〜超強化バージョンのロープが!!」
<ブチン!>
サトシ「今だピカチュウ!10万ボルト!」
ピカチュウ「ピカチューーーーーッ!」
ラクス「ピンクちゃん、わたくしたちもいきますわ!まずは大きくなりましょう。」
<ピカ>
『ハロハロハロハロハロー!』
ムサシ「なに?あのでっかいキノココ!?」
ラクス「ピンクちゃん、『往復びんた』ですわっ!」
『ハロハロ、テヤンデイっ!』
<チュドーーーーーン>
ロケット団「「「やな感じぃーーーーー・・・☆(キラーン)」
サトシ「助けてくださってありがとうございます。」
キラ「ううん。僕の方こそ、ありがとう。ポケモンマスター、頑張ってね。」
ラクス「私も応援しますわv」
デント「ところであの・・・先ほどの『キノココ』・・・あいえ、ハロが急に大きくなった気がするんですが・・・」
ラクス「えぇ。先ほど道に迷う前に、おなかにポケットを持った青いネコさんが『びっぐらいと』というのを貸して下さったので、試してみましたのv」
キラ「そういえば、そのネコさんに返さないとね。あの『大きなドア』。」
ラクス「そうですわね。このところ忙しくて「別の世界にいってみたい」と言いましたら、ここに来て貴方達にお会いできましたの。でもお陰でとても楽しかったですわ。」
サトシ「俺達も楽しかったです。」
アイリス「じゃあ、気をつけてね!」
キラ「そっちも頑張ってね!」
『トリィ!トリィ!』
ラクス「そちらもお気をつけて!」
『ハロ!ハロ!』
デント「ベストウィッシュ!良い旅を!」
ナレーション「どこの世界からやってきたのか、他局の青猫のお陰でサトシ達はまた珍しいポケモン(?)と優しい仲間と知り合った。更なる冒険が新しい出会いを作ってくれる。その希望を胸にウィッシュリーグへを目指し、サトシ達の旅はつづく。」
To Be Continued.
<♪ED げ〜っと げ〜っと げ〜〜っとぉ〜〜(♪『サクラ ゴーランド』を一人でも元気よく歌ってみよう!)>
『オオキド博士のポケモーンライブキャスター!』
「今日紹介するのは・・・そう、『フリーダム』じゃ。『フリーダム』は『ストライク』の進化系で、自分でエネルギーを生産できる『ニュートロンジャマーキャンセラーポケモン』の仲間じゃ。性格は搭乗者・・・いや、持ち主の心によって違い、強力なレインボービームで敵をやっつけるだけでなく、不殺攻撃もできるのじゃ。進化するとさらに強力な最終形『ストライクフリーダム』になるぞ。
さ〜て、ここでポケモン川柳じゃ!
「『ふりーだむ』、○○○○○○○ □□□□□。」
みんなもポケモン、ゲットじゃぞ〜!
予告「目の前に現れた真っ赤なポケモン。よく見ると紺色の髪の緑色の目をした男の人が必死に誰かを探しているんだ。「大事な彼女が連れ去られた」って。・・・よし、行くぞピカチュウ!どこかで聞いたことあった気がするこの人を助けるぞ! 次回『ポケットモンスターBW2 エピソードSEED』 『目指すは『金のお姫様!』』に、みんなもポケモンゲットだぜ!」
<上記文章を読んで、次の問いに答えなさい>
1. 下線部@に共通する人物は誰か。
ア.服のセンスが全くない人
イ.口下手なため、友情の証はひたすらペットロボット贈る人
ウ.その割りには本気の思い人にはいきなり抱きついたりキスできる人。
エ.両手縛られているのに、銃持っている人に飛び掛ったり、脱走したり、「本当に頭いいのか?」と思うくらい無茶やって、「いつも傷だらけだな」と彼女に言われる人
2. この物語の中で一番「すごい!」と思うのはどれか
ア.フリーダムと互角に戦う『ピカチュウ』
イ.何でもポケモンにしか見えない『サトシ』
ウ.何故かフリーダムまで掲載されている『ポケモン図鑑』
エ.某ネコ型からくりとお友達の『ラクス』
3. オーキド博士の『ポケモン川柳』を完成させなさい
○○○○○○○ =
□□□□□ =
※
字余り、字足らずは1文字まで可
4. やっぱり「ありえない」と思ったのはどれか
ア.アスカガサイトなのに、2人が名前一つも出てきていない・・・「シクシク(T_T)」
イ.というか、他局の他番組をネタにして、一体どんなもんだろうか
ウ.大体の不思議は「ネコ型ロボット」と「ラクス様」で解決できる
エ.書いた人そのもの
5. この文章で「作者がありがたいと御礼を言いたい」と思ったのはどれか
ア.先日のインパクトで「可愛いトリィのコスプレ」をしていた方
イ.そのコスプレを「ポケモンのコスプレ」と勘違いされた方
ウ.「お2人がいらっしゃらなかったら、このネタできませんでした」
エ.「「ありがとう!」そして「ありがとう!!」」
オ.次回予告の話が気になる人は、頑張って妄想してね☆
―――お疲れ様でした!(笑)