= SET UP =

この物語は『ガンダムSEED』、『ガンダムSEED DESTINY』の世界観とは全く異なった『エセ』・・・より酷い、殆ど『大ボラ吹き』な『ファンタジー(?)』小説です。

尚、「ファンタジー」、「オリジナルSS」は苦手・嫌悪される方、アレルギー症状を発症する方がいらっしゃいましたら、『戻る』を押してお引き返しすることをお勧めします。

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それでも「いっちょ、見てやるか!」という方がいらっしゃいましたら、今回のSSは世界観が多少複雑になっております。
ストーリー上でも解説させていただいておりますが、できれば事前に以下の説明をお読みいただければ幸いです。

※尚、某『ペ○ソナ』とか某『エ○ソシスト』漫画などお詳しい方がいらっしゃいましても、先の2つとは全く関係ない『オリジナル設定』ですので、突っ込まないでいただけると嬉しいですv

1.世界観について

  
このストーリーに登場する世界は『人間界』ですが、時折『異界』から紛れ込んできる者たちがいます。
  主人公たちはそれを、以下の分類に分けております。

【Dark】(闇属性)
人間界に対し「災いをもたらす」とされる者。『魔族』・『悪魔』とも呼ばれる。
人が行えないような些細な悪戯から、人間界を滅ぼす――といわれる者までおり、主に主人公達が戦う対象となる。

尚、『Z.A.F.T』の階級別分類は以下の通り。(上にいくほど上位悪魔)

クラス 人間界での災い 主な悪魔
一匹で人間界を簡単に滅ぼす事もできるほどの強力な力を持つ。【Dark】の中でも最高上位で絶対数は少ないと言われ、現れた時は『滅亡』を意味する 魔神
強力な力を持ち、破滅へと導くもの。『悪魔』に対抗する力を持つ者たちが束でかかってきても、撃退は難しいとされる。 破壊神・魔王
人間界でも強力な力を持ち、出現すれば一国の運命も危ういとされる。 邪神・堕天使
災いを運ぶもの。彼らが現れると、その場所には災いが訪れ、場合によっては破滅させられる恐れもある。 凶鳥・邪龍・魔獣・
力自体はさほど強くはないものの、襲われれば命さえ危うい。 妖鳥・妖魔・邪鬼・妖鬼
人間界でも見かける事の多い『悪魔』。
大きな災いをなす事は少ないが、時折人や家畜などを襲い、迷惑をかける。
夜魔・幽鬼・悪霊・屍鬼・妖樹・外道・夢魔・・・

【Light】(聖属性)
人間界に対し「善をもたらすもの」。古来より「神」や「天使」等と崇められてきた。
主人公達は彼らの力を借りる事によって、【Dark】を打ち払おうとする事が多い。

尚、『Z.A.F.T』の階級別分類は以下の通り。(上に行くほど上位神)

クラス 人間界での善意 主な神
全ての生きとし生ける者に幸せをもたらすといわれる者。
世界が破滅に追い込まれた時、救済すると言われており、悪魔に対しても圧倒的な対抗する力を持つと言われている。
神・女神
Sランクに仕える者。生ける者全ての行いを見通し、Sランクの命によって、守護や魂を導く者とされる。また、強力な『悪魔』に対抗できる力も持ち、場合によっては自ら戦いの場に赴く。 大天使
Aランクとともに、Sランクの命により、守護と魂を導く。Aランクの命の下、悪魔と前線で戦う力を持ち、人々に善を説く。 天使・龍神
主に人間界に出でては『悪魔』を自ら探知し、その身をもって悪を打ち消す、といわれる者。 神獣・聖獣・霊鳥
人間界において、その地に幸をもたらす者。
また災いが訪れた時、その地を守護する力を持つ。
妖精・精霊
同じく人間界において幸をもたらす者。但しDランクと違い、移動能力がないため、光臨した地において、災いを遠ざける 地霊・・・

2.対悪魔戦闘教団『Z.A.F.T』

  
表向きは『人間界に破滅が訪れる時に、救済する者=メシアン』が現れる事を信じ、【Light】を信仰する教団。
  しかし、その実態は【Dark】が人間界に現れた際、彼らを排除する為に養成された『対悪魔』の力を持つ者=『エクソシスト』を統括し、悪魔出現場所に派遣し排斥させる事を生業としている。
  有史に登場してから300年以上、人々の信仰を集めている。

  また、『エクソシスト』統括に当たっても、彼らの能力により階級別に扱われ、巫女の命によりそれぞれの悪魔のレベルに対して派遣を行っている。

  尚、『Z.A.F.T』内のランクは以下の通り。
  

クラス 働き 主な人物
巫女 『Z.A.F.T.』全てを統括する長。彼女のみ『神の啓示』を聞く事ができる。その啓示に従い、神官を通して『エクソシスト』たちを派遣する。 ラクス
神官 『巫女』に従い、『エクソシスト』達を束ねる。自身は戦闘には参加しないが、強力な力を持っている。
また『女性神官』は『巫女』の世話と『守護』を第一としている。
デュランダル・マリュー・タリア
FAITH 全ての『エクソシスト』の頂点とも言われ、その力は『神官』・・・いや『巫女』にまで相当するらしい・・・。かつて数名が存在したらしいが、現在は空席。 クルーゼ(亡)
『エクソシスト』の中でももっとも強力な力を持ち、単独でも『Aランク』の【Dark】とも戦える力を持つ、と言われる。単独判断での行動も許されている。 アスラン・イザーク・ディアッカ・ムゥ
強力な力を持つ『エクソシスト』達。主に『B・C』ランクの『悪魔』との戦いに赴く。
単独で戦うか、集団で戦うかは『神官』の命によって決められる。
ニコル・シン・ルナマリア・レイ・etc・・・
『エクソシスト』としての力は普通程度。主にD・E以下ランクの『悪魔』を封じる任務が主。
大体複数名で任務に赴く。
ミリアリア・サイ・etc・・・
『エクソシスト』としての力は殆ど無いか弱い。その為上位エクソシストの助手役を務めたり、神事を取り扱うなどの世話役が多い。
力が微弱ながらあるものは、小さな霊を沈める事はできる。
メイリン・カズイ・etc・・・

3.主な登場人物

アスラン 普段は『ディオキア』という小さな町の教会で『神父』をしているが、その実態は『Sクラス・エクソシスト』
その魔力はオールラウンドで、攻撃・守護魔法どれにおいても強力。『暁の騎士』の二つ名を持つが、本人は戦うより穏やかな時間を好む。しかし、カガリと出会ったことで、彼の『戦い』への意識が大きく変わることに・・・
イザーク アスランと同じ『Sクラス・エクソシスト』だが、アスランとは対照的に好戦的。教会はもたず、旅から旅への布教活動をしながら(本人談)退魔活動をしている。
攻撃型の魔法を得意とし、特に氷系の魔術が得意な事から『氷の貴公子』の異名をとる。
マルチなアスランにライバル心むき出しだが、根は友情に厚い。
ディアッカ 同じく『Sクラス・エクソシスト』で、その力はイザークとも並列するが、戦いは面倒くさがり(苦笑)
楽観的な性格でムードメーカー的存在。『火』や『地』の魔術を得意とする。
シン 『Aクラス・エクソシスト』でその力は強力だが、時折自分の力を過信し、無鉄砲に走る事もしばしば。
同期のルナマリアににしょっちゅうお説教される。『火』を使った攻撃魔術が主。
ルナマリア 『Aクラス・エクソシスト』。攻撃にも守備にも長けている。同僚のシンの暴走に手を焼きながらもアシストし、+お説教のセットは標準装備(笑)
レイ 『Aクラス・エクソシスト』でシン・ルナとは同期。冷静沈着でチームの統率を図る役が多い。結界魔法を得意としている。
ラクス 教団『Z.A.F.T.』の最高位で神の啓示を聞く事ができる『巫女』。彼女の啓示により『エクソシスト』達が派遣される。
普段は『神聖の間』に座し、めったに人前に姿を見せる事はない。
デュランダル 『Z.A.F.T.』の神官で『エクソシスト』達の統率者。自ら戦いに赴く事は無いが、冷静沈着な助言は『エクソシスト』達への強力なバックアップとなっている。
マリュー&タリア ラクスに仕える『女性神官』。2人とも冷静沈着で対悪魔の強力な力を持つ。しかし主だった任務はラクスの守護であるため、教団本部からは滅多に外には出ない。
ミリアリア 『Bクラス・エクソシスト』。サイとチームを組んで退魔に当たる事が多い。優しく気立ての良い少女。
サイ 『Bクラス・エクソシスト』。力は大きくないが冷静な判断力を持ち、退魔にあたる。
メイリン 『Cクラス・エクソシスト』で普段はアスランのアシスタントをしている。アスランに好意を寄せているが、自分の立場を理解し、気持ちを抑えている。
ニコル 『Aクラス・エクソシスト』だが、その実力は殆ど『Sクラス』ともいわれている。アスランに負けず劣らずの穏やかな性格で、戦いは好まない。アスランと違って音楽が大の得意(笑)
クルーゼ(亡) 『Z.A.F.T』の中でも伝説となっている最強『FAITH』クラスの『エクソシスト』。しかしながら悪魔との戦いに敗れ戦死したといわれ、現在『FAITH』は彼を最後に空席となっている。

☆『Z.A.F.T』のメンバー

☆この物語の鍵を握る『人物達』

カガリ ひょんなことからアスランを助けた少女。無邪気で裏表の無い明るい性格で、アスランの心を解きほぐしていく。
しかしその実態にはとてつもない『秘密』を宿している。
行方不明の『キラ』を探しており、自分の正体を知ったアスランと旅に出る事に。
キラ カガリが探している謎の少年。「カガリを救う方法を探す」と言ってカガリの目の前から姿を消す。その事がきっかけで、アスランはカガリと『キラ探索』の旅に向かう事に・・・。

・・・め、珍しくカガリたんの扱いが小さいっ・・・(汗っ!!

一度にこんな説明みても気が引けるでしょうが^^; 皆さんが読まれたときの参考に少しでもなってくれれば嬉しいです。


ともかく、いつもの『エセ・ファンタジー』とは毛色が変わっておりますが、楽しんでいただければ嬉しいですv