『欲しいもの』を手に入れるのは難しいものさ

『欲しいもの』を手に入れるのは難しいものさ

『欲しいもの』を手に入れるのは難しいものさ


・・・だけど『足元』を見てごらん

『本当に欲しいもの』っていうのは、

案外、そんな処にあるのかもしれないぜー――

                 (Written by R.Stones)

=After Word(あとがき)=

最後まで目を通してくださった皆様、『お疲れ様でした&ありがとうございました!』

これで4ヶ月以上に渡りました『スーパー(←強調!:笑)エセ・ファンタジー小説』――『CAGALLI』も無事(!?)終了となりましたm(__)m
最後までお付き合いくださった皆様には、本当に感謝の念に絶えません!!

――この『CAGALLI』―−おなじみ『Half Moon』のかずりん様との『コラボ』は、(お題場&オフ本含め)『第6弾』となりましたが、次第に『長丁場(オマケに1話分でさえ長い・・・^^;)』になりまして、前回の『Dragon Queen』より、更に長く、前代未聞(Namiにとっては)の『12話』となってしまい、Nami自身『何ぃ〜〜〜(゚o゚)!!』のビックリ状態になってしまいました^^;

また、この『CAGALLI』を書くに当たりまして、Nami自身、色んな体験をさせていただき、思い出深い作品となりました。

『後記』として、改めて「良いこと、悪いこと」含み、ちょっと振り返りつつ、思い出を書き残していこうかと思います。

T.『初めて』がいっぱい!
  @『Nami』の方から、初めて『プロポーズ!』
(いや、何時ものことなんですが(^^ゞ)
   これまでの、かずりん様との『コラボSS』は、『オフ本』抜かせば、殆どがかずりん様の『Half 
   Moon』で『アスカガ・パラレルイラスト』をお書きになった際、かずりん様が『小さな小話』を予
   め付けられており、Namiはその『小話』を元にして、お話を膨らませる(・・・といっても、かな
   ーり方向がずれている・・・(-_-;))形だったのですが、今回の『CAGALLI』に関しましては、か
   ずりん様のサイトに『アスカガイラスト』として、湖の中で『アスカガ・キスシーンv』を描かれて
   おり、そこでかずりん様――

     「二人がこんな格好なのは、ご想像にお任せいたします。(^^;」

     ―――
『想像してみました』(迷惑な・・・(-_-;))

     そこでNamiさん考えました。
     (アスランが脱ぐのは何時もの事として(!?)、カガリが湖の中にいるのは、何でだろう
   (-.-)? ・・・何 か切ない事情があったりして??)
      とか考えているうちに、『カガリが追い詰められるほど苦しんで、それを必死に受け止めよう
   としている アスラン』・・・が頭の中に<ボヨ〜〜〜ン>と浮び、そこから『プロット』を切り始
   めたところ・・・何故か また、『エセ・ファンタジー』な世界になってしまいました^^;
      何故に『こんなプロット』になったか・・・『忘れました(キッパリ)』
      あの頃のNamiに聞いてみたいくらいです(ヲーイ)

 A『題名(なまえ)』が無い!!
  プロット切り始めて、Namiが一番今回悩んだのが、ズバリ!『題名』がつけられなくて、悩ん
  だ――と いうのが、一番の苦労&初体験でした!(・・;)
  何時もNamiは小説書く時、一番最初に、話全体からか、若しくは「クライマックス」から『題名』
  をひっ つけるのですが、今回最初に浮んだのは『GODDESS』でした。
  でもこのタイトル――既に『オフ本(Desert Rose)』に使ってしまっているので、(はて?どん
  な題名に するか・・・(ーー;))――もの凄く悩みました。
  もう既にプロット切った上で、『SET UP』も『第1話』も上がり、かずりん様に押し付ける状態
  になって いたにも拘らず、題名だけ無い――という状態が続いておりましたが、切羽詰って
  (いいや!全話登 場はカガリだけだから、『CAGALLI』にしちゃえ!(・・・なんちゅー無茶苦茶
  な・・・(-_-;))・・・で、タイトルが『CAGALLI』に決まりました(苦笑:やけっぱちの産物)

 B『リアル』打ち合わせ(笑)
  今回の初めての試みとして、かずりん様と打ち合わせを結構させて戴きました(^^ゞ
  大体何時もはNamiが本文を押し付け、それにかずりん様がイメージしたイラストをラフで描かれ(もうこの後記の中にも少しばかりUPさせて戴きましたが、こんな美しい
  ラフをNamiに送ってきてくださるのです!)「こんなでは如何ですか?」というかずりん様のお言葉に、Namiが狂喜乱舞しながら「キャーキャーv」言ってリクしたり(図々
  しい・・・(-_-;))、そのままGO!のお願いをさせていただいたりしているのですが、今回初めて『第4話』で登場する『カガリの服装』について、談議しました。
  Namiとしては、今後『カガリに翼が生える』ことを知っているのですが、それはNamiしか知らないので、かずりん様に「(羽が生えても邪魔にならない衣装)『ワンピ』でお願
  いしますv」とご相談し、かずりん様より「どんなのがいいですかね・・・」Nami「こんなので・・・」と、ファッション関係のサイトから「ワンピはこうで、ミュールはこうで・・・」と、
  実際の写真を送ったりしました。
  そして出来上がった『イラスト』は――第4話・・・見ての通りの『美しく、可愛い』イラストになったのは、言うまでも有りません(^^ゞ

U.いざ!始めてみましたv・・・が・・・
 
@「アハハ」な『プロット・ミス』がいっぱい(苦笑:何時もの事です^^;)
   さて、プロットを切った段階で、何時もの如くかずりん様に「あの『イラスト』、
   メッチャ綺麗で萌えましたvv なんか見ていたら、『こんな話』が浮かんでき
   ました〜v」・・・という、怪しいメールを送り、かずりん様より「じゃぁ、また『コ
   ラボ』しましょう!」と嬉しいお返事を戴きまして、「いゃったーーーーぁぁ!!
   (byムルタ)」と喜びの舞を踊っておりましたNamiですが、その『問題のプロ
   ット』・・・本当は『全6話』でした・・・(・・;) 
   なのに、何時もの如く・・・「かずりん様・・・すいませんm(__)m 1話予定が1
   話と2話になっちゃいました・・・(T_T)」・・・から始まり・・・
   「もう、謝るほか出来なくてすいません・・・また伸びました・・・(T_T)」・・・で、
   本当は『6話』が『12話』という、2倍の長さになってしまいました(唖然・・・)
   それでも快く引き受けて下さった、かずりん様・・・もう『犬』と呼んでください。
 
  テキストサイト様であれ、漫画を描かれるサイト様であれ、概ね作り方(構成)
  は『プロット切って、その後脚色をつけて、物語を膨らませて・・・』っていう構想
  だと思いますが、Namiはこういう感じでSS書いております。
  今回の『CAGALLI』に関しては、物語の登場人物も多く、また『エセファンタジー
  』を書くに当たって、前振り=『SET UP』を入れ、登場人物の紹介を書いておく
  必要もあります(なくてもいいんですが、年齢や職業とか、イメージつかないと思
  うので)。
  ・・・それはつまり、『第1話』の時点で『今後も含め、誰が登場するか』ハッキリ判
  っていないと、いけない=プロットミスは出来ない!――ということになります。
  ですが、いっぱいありましたね〜(ーー;) プロットミス・・・
  まずは『カズイ』ですよ^^;・・・彼は本編の中じゃ、あんなに勇気持ったキャラじゃ
  なかった・・・はず・・・。だけど7話で、カガリを弁護する設定を作った以上、一番
  言わせたかったのは、カガリが助けた子を持ってくるのが一番だと思い、2話で
  「カズイ」にさせた為、結局「カズイ」になっちゃいました(汗っ!
  正直Namiは『SEED』本編のキャラの性格はそのまま活かさないと、それが前提
  であるからこその話なので、ここは『ミス』った・・・と思います。
  後は『マードックさん』も、段々『江戸っ子キャラ』(笑)になってしまい(汗っ×2
  そして『ナタル』さん&『ノイマンさん』も登場させたかったのに、設定が活かしきれ
  ないと踏んで、削除してしまった『幻キャラ』も出てしまい、ちょっと悲しかったです
  ((T_T)
  ・・・ちなみに初期設定で『ナタルさん』&『ノイマンさん』は『学校の先生』で、2人は
  『夫婦』の設定があったのですが・・・ボツってしまいました(T_T)

A心身との戦い・・・
  お漬物は「しんしん」の『キュウリ』が好きです。・・・ではなく!
  この『CAGALLI』を創作している最中・・・本当に色んなことがありました。
  まずは『入院』してしまったこと――
  丁度『年度末』の忙しい時期も重なり、身体が幾つあっても足りない状況のなか、ひどい時は22時頃帰ってきて、それからSS書くこともしばしばありました。
  自分の体力を過信していた訳ではないのですが、「好き」が故に「入れ込み過ぎてしまい」、身体に相当の負担が掛かっていたらしいです。
  『穴』もビックリしました(・・;)
  なかなか筆が進まず、かずりん様をはじめ、楽しんでくださる方々に、かえってご心配をお掛けする事が多大にあり、本当に申し訳なかったと思います。
  
  また、『反響』にも色々左右されました。
  Namiとしては、全員が『楽しい』『良かった』等の反響を下さる、とは思っておりません。
  当然好き嫌いはあるでしょうし、それを無理して読んで下さることはないと思うのですが、今回戴いた感想の中には、結構<サクッ>と刺さる一言もあり、
  <シオシオ〜>と、萎んでしまった事もあります。
  今更ですが、かなり心身に負担が掛かった時、かずりん様に「連載休止」したい・・・と、ご相談した事もあります。
  でも、こうして無事乗り越えられたのは、かずりん様始め、皆さんの言葉のエネルギーによって何度も力づけてくださったお陰である事は、正真正銘の事実です。
  本当に『言葉の力』って、強いものだな〜・・・と、改めて気付かされました。

C『リク』も入れてみました♪
 今回、執筆していた最中に、読んでくださっている方々から、「『イザカガ』がみたいですv」「『シホちゃん』との絡みがみたいです!」、「『ニコカガ』見たいです!」等など・・・
 多くの皆様からリクエストを戴き、それを急遽加えてみました(^^ゞ

 プロットきった段階では無かったのですが、こうした皆様のリクエストを含めるSSも面白そう・・・と思い、長編SSには珍しく、『リク』が入ったSSとなりました。
 でも、こうして皆様からのリクのお陰をもちまして、それぞれのキャラに強い思い入れが出来て、Namiとしても凄く楽しく、物語が膨らんだ事は、言うまでもありません!!

 読み手も、書き手も、皆でつくり上げた『小説』――一緒に皆さんと書き続けられ、とても大切な作品となりました(^o^)v

V.いっぱいの『ありがとう』
 なんのかんの・・・色々ありましたが、こうして無事最終回を迎えることが出来て、本当に嬉しかったです(^o^)丿
 時々、(・・・この連載・・・途中で、Nami死んじゃったらどうしよう・・・!?)なんてことも考えましたが、こうして最後までやりとおせました!
 やり通せたのは、間違いなく、応援してくださった皆様のお陰です!
 そして、この『コラボ』を通して、かずりん様のサイトに遊びに来てくださっていらっしゃる方々が、Namiのサイトにも遊びに来てくださったり、逆のこともあり・・・
 お知り合いになって下さった方々が、凄く増えました!(海外の方からもメールを戴き、10年ぶりくらいで英語の勉強もしました!(笑:レスつける為に、気持ち
 だけは頑張りました^^;)
 たった『小説』1つで、これだけの皆様が集まり、楽しんで・・・こんなに『幸せな事』ってないなぁ・・・ 

W.大切な人達
 『コラボ』を通しまして、本当に心から感謝を述べたいのは、無論、かずりん様です!
 こんな長丁場、本当はご自身でも、描きたいイラストは、いっぱいあったと思います。
 にも拘らず、4ヶ月以上、Namiの我儘に付き合ってくださり、本当にありがとうございますm(__)m!!
 
 丁度、この『CAGALLI』のコラボで、かずりん様と出会ってから、1年が経ちました。
 最初は『お題場スペシャル』での出会いでしたが、この1年間で(オフ本込みで)6作品も作っておりました(・・;)!!
 たった1年ですよ!? たった1年で、こんなに2人で「楽しい!」「祭りだ!!」と盛り上がり、上がり過ぎて、6個も作品作れるなんて・・・嬉しすぎて、涙が出ます。
 まさしく『偶然は運命になる〜♪』です!!
 
 ・・・よく質問で「かずりん様とのコラボって、どうやって作るのですか?」「私もコラボ小説書きたいんですが、Namiさんはどうやって、かずりん様とお知り合いに
 なったんですか?」というのがNamiの元へ届きます。
 Namiとかずりん様との出会いは『お題場スペシャル』で、かずりん様のイラストお題に、Namiがお話を付けさせて頂いた所、かずりん様が『メール』を下さり、
 そこから始りました。

 でもね。きっとかずりん様とNamiの作品の方向性が違っていたら、多分、『その場限り』で終わっていたと思うんですよ。
 2人がたまたま趣味が合い、同じ方向でベクトルが向いていたからこそ、1年で6作品を2人楽しみながら作り出せたんだと思います。


 
―――本当にかずりん様、ありがとうございます!(もう、言葉が出てきません!!m(__)m)


 ・・・そして――
 この『CAGALLI』を通して、いっぱいの『感想』&『拍手』を下さった皆様・・・
 皆様がいなければ、きっとNamiは途中で『コケてた』でしょう・・・。
 皆様のご声援の『言葉の力』――で、『CAGALLI』は出来上がったのです。
 かずりん様&Namiだけで、つくり上げてはいないんですよ。皆さんの力もあってからこそ出来上がった作品です。

 Namiの相変わらず『ヘタレ』な小説ですが、少しでも皆さんの力をお借りしまして、無事に完成を迎えられたことに、感謝いたしますm(__)m。





最後になりましたが・・・

きっとこのSS&後記がUPされた時には、Namiはかずりん様とモニター越しに、『ビールかけ』やっていることでしょう(笑)
また、何時の日か、『コラボ』で一緒にお祭りさせていただければ幸いですv

そして・・・一番上の詩(?)――
これは『ローリングストーンズ』という、(名前くらいは聞いた事ある方いらっしゃると思いますが)バンドの曲の中にある1曲の歌詞です。
何となく『CAGALLI』の中の『テーマ』に似たところがある感じがして、書き込んでみました。



では、此処までお目を通してくださった皆様、ありがとうございました!! 


                                                                             (’06 6.9  From.Nami)

↑『第8話』カットより・・・
こんな風にしてかずりん様から送られきました線画に、Namiが『感想』・・・という名の『ご注文』をつけさせていただいたりするのですv^^;

↑最終話イラストラフ
手書きでも美しいイラストに「溜息・・・」
奥の『ハト多数』(笑)とか、結構色々面白い、注釈が入るのです(^^ゞ

ちなみに『ハト大作戦』と個人的には呼んでおります(笑)