6年生を送る言葉 6年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。 今日は見事な素敵な合奏を聴かせていただいてありがとうございました。 しみじみと聴き入っていますと、6年生のみなさんの成長を思い、胸が熱くなりました。 振り返れば2000年4月。 「ミレニアム」という耳慣れない言葉で新年を迎えた年の春に みなさんはY小学校の1年生になりました。 それから6年間、先生方や上級生やお友だちにたくさん助けていただきましたね。 勉強や運動、学級活動や部活動、いろいろな体験を通して、 楽しかったこと、苦しかったこと、がんばって乗り越えてきたことは全部 みんなの力になっています。 今はたくさんのことができるようになって、可愛らしい1年生の 立派なお兄さん、お姉さんの役割を果たせるようになりました。 21世紀に入っても、悲しい出来事が続いています。 みなさんはこれからだんだんと大人になって、「未来」を支えていく人になります。 今は、まだ、しっかりと地に足つけてしっかり力を蓄えてほしいのです。 失敗したり、つまづいても、学びの途中にいるのですから当たり前のことです。 初めからあきらめるよりは挑戦して失敗したほうが自分の力になるはずです。 同じように悩む友だちもいます。 今まで大事に育んでくださった先生方や保護者のみなさまの見守るまなざしは これからも変わることはありません。 地道に、たゆまず、努力を積み重ね、しっかりと自分の足で立てるように 立派に成長してください。 そして充分な準備ができたときこそ、力強く、大きく羽ばたいてほしいと願っています。 私たちもまだまだみなさんに負けないようにともに歩んでいきたいと思います。 今日は精一杯のお祝いの気持ちを込めて歌います。 うまくいかなかったり、失敗したりするかもしれないけれど、 みんなも一緒に楽しんでくれたらうれしいです 2006.3.4 |
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