17年度 第3回 平成17年6月9日
◇副議長(坂本 守君) 質問順位4番福田ひろ子君、登壇願います。
〔2番 福田ひろ子君発言〕
◇2番(福田ひろ子君)議席番号2番、福田ひろ子です。通告いたしましたとおり、質問をさせていただきます。
まず、いきいきコミュニティー支援事業として群馬町の30行政区に託された、ほぼ1債円の問題ですが、私はこの事業は評価すべき町の決断だったと考えております。30行政区に平均300万円強の限度衝が示され、その使い道に関しては各行政区の裁量に任され、町からの管理指導は緩やかなものであり、それぞれの区が工夫し、自由に有効な使い道を模索し、結果を町に提出しています。この自由は、区のまとめ役の方たちは苦心されたことでしょうが、画期的で大切な体験をそれぞれの地域にもたらせたように思います。ただ、2点、ご質問させていただきます。
限度衝算出の租拠でありますが、50%均等割、50%人口割で計算されており、そのため住民1人当たりの配分比で考えますと、最高で4倍の大きな差があります。この意味での住民への公平さはどう考えられるでしょうか占また、区に託された使い道の決定のプロセスですが、各区で大きな差があります。何度も集会を開き、公平に決めていった地域もあり、特定の人間が特権を持って決定してしまった区もあり、こうした使い道決定のプロセスの持つ問題点には町がどう関与しているのか、判断するかをお尋ねいたします。ちなみに、冷水では1人当たり7,128円、中泉では1人当たり1,769円の配分、平均では2,814円の配分となっております。
次に、大規模店進出に伴う整地事業に関してご質問いたします。群馬町は、長く農業がこの町の人々の営みを支える産業としてあり、土には大きな町民の関心があります。この場所は、長く農用地として私たちの祖先からの長い恵みをもたらし、暮らしの中を支えてくれたものであります。その土が残土として、いわば廃棄物として搬出されてしまいますが、表土はこの地域の豊かな需要を含み、何か工夫はなかったかと惜しまれる声も大きいのです。昨年、設計・企画段階で多量の残土が出ることは早い段階から予測されていたはずで、早い段階で町民に公開されていれば別な解決の方法も考えられたのではないか。一民間事業者に入札によって処分が託され、費用に1億円かかり、企業が負担金として背負うわけですが、この金額、処理方法を含めて、私たち議会に示されたのがわずか数日前であり、議員個々にとりましてもこの問題の把握、住民への通達が十分できたとは思えず、この問題の情報開示の時期が遅すぎたのではないか、この点をご質問いたします。
また、この問題を含め、大型店出店に伴うさまざま準備には、町長をはじめ、大変な労苦、努力あることは理解しておりますが、具体的な進捗状況や問題点がわかりやすく正確に町民に開示されているかというと、町民にはその認識が持てていない人々が大半であります占進捗状況、どんな問題を抱えているかとの率直な情報の開示は、今後大きく変わろうとするこの町の未来を考える上でも、大変大切に要求されているものであります。この住民の要求を担当者はどうとらえておるのかをお尋ねいたします。
3番目に、地域と学校行政との関係の問題について、ご質問いたします。社会が大きく速い速度で、かつ復耗に変わりつつある現状、子供たちの心身を取り囲む問題はますます複難に深く、予想を超えた事番も発生している可能佐があります。こうした中で、未来を担う子供らを健やかに、心豊かに育てていくことが基藤自治体の基幹の橡能であろうと考えますが、地域と基藤自治体である群馬町との相互関連と協力がますます大切になっていく。地域住民と教育行政がうまく連帯し、そのことで初めて現代の複雑な状況の中で生きる子供らの現状をより高い精度で把握できる、守ることができる。この認識は、住民、町とも一致した思いだろうと思われますが、この認識を現実化するためにさまざまな制度が用意されていると思いますが、制度が有効に機能するには住民側の努力、行政側の努力が必要であろうと思われます。母親に託されがちであった子育ての問題に、積極的に若い父親、男睦も参加し、さまざまな側面から取り組み、10年余りにわたり地道に、かつ生き生きと取り組み、現在、群馬町が抱えております町の小学校の学童数の大きなバランスを欠いた現状がもたらす深刻な問題に対しても、建設な提言を示す等の大切な動きをしている集団がありますが、こうした地域の声をどう受けとめ、また育て、実際の町の意思決定の場に反映させる。また、一反映させる工夫があるかをお尋ねいたします。幅広い範囲の住民の意思が反映し、町の具体的な意思決定に参加できる教育行政のあり方への町の努力と現状をお聞かせください。
次は、自席にてご質問いたします。
◇副議長(披本 守君) 町長。
〔町長 野村洋四郎君発言〕
◇町長(野村洋四郎君)福田ひろ子議員の一般質問にお答えをさせていただきます。
大きく1、2、3番とあるわけでござし.、ますが、順番に私の方から基本的な事柄について答弁をさせていただきます。後に、担当課長より詳しく答弁をさせまサので、よろしくお願いをいたします。
1番のいきいきコミュニティー支援事業補助金の行政区如限度額の策定板拠、また不平等ではないかというご指摘もありますが、このことについては合併を控え、地域の役割がますます重要になる中で、地域づくりのための事業は何かないだろうかということで取り上げた事業でございます。事業内容等につきましては、地域で実廼した事業に対して補助を行うものであり、補助限度額の配分比率も含め、議員全員協議会でご提案、ビ相談を申し上げ、ご了承いただいた中で実施しているところであり、不公平、不平等はないものと認識をしております。配分金、限度額等の計算方法については、企画調整課長より答弁をさせます。
2番目の大型店の問題でございます。イオンの出店は、雇用や町の活憧化、将来の発展に大きなメリットがあります○また、町民も待望している施設ではないかと思っております。町も、できる限りの協力をして、オープンを目指しているところでございます。ご質問の町民から協力や理解が得られる努力をしているかということですが、町はこれまで開発行為事前協議会を3回開催し、直接関係する地元区長、農業委員、消防署、群馬町商工会等の出席をいただき、説明会をしているところであります○また、群馬町商工会の要請により、会員の皆様にも説明会を開催しております。説明会は、イオン側から計画の概要を説明し、出席者からご意見を聞き、建設に当たり、極力意見が反映できるようにお願いをしております。町でも、都市計画法の観点から、生活靖境に悪影響が生じないよう地区
計画を決定し、建築物の制限に関する条例を定め、厳しく指導をしていきます。なお、住民を対象忙した説明会は、イオソが大規模小売店立地法に基づき開催することになっております。今後も、住民の意見に耳を傾け、意向に沿うようイオンと協議をしていきたいと思いますので、ご理解、ご協力のほどをよろしくお厭い申し上げます。
また、昨日、ご議決いただきました残土処分でございますが、30台以上のダンプカーが1日何往復もするようなことになります。大変、交通事故等も心配をされますし、交通の帯境の悪化、また道路の土での汚染等にも十分な気を使いながら、町民の皆様に迷惑がかからないように、そして短期間に処分をし、造成ができますように努力をしてまいりたいと思っております。
3番でございますが、堤小の分離較等のことも入っております。堤ヶ岡第2小学校、仮杯でありますが、建設協議会では議員の皆様に大変お世話になっております。議員の皆様におかれましては、これからも全町的な立場で大所高所によりご意見をいただきたいと思います。L協議会で議論を尽くして、将来にわたって町民、そして子供たちからも喜ばれる学較づくりと場所の選定をしていきたいと思っております。また、地域住民、PTA等から要望等がこれからあるとすれば、建設協議会の中で十分論議をし、協議をしながら対応していかなければならないと思っております。そのほかにつきましては、学絞教育課長の方から答弁をさせますので、よろしくお願いをいたします。
以上、私の方から答牙をさせていただきます。また、二度日の答弁は自席の方からさせていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。
◇副議長(抜本 守君) 教育長。
〔教育長 鈴木越夫君発言〕
◇教育長(鈴木越夫君)それでは、お尋ねの件についてお答えをさせていただきます。
地域住民の声が教育行政にどのように反映されているか。具体的には、堤ヶ岡小学校の分離校の問題にかかわって、堤ヶ岡小学校の「よい子を育てる会」の声がどのように反映されているかということかと思いますので、具体的な形で答弁をさせていただきます。現在はもちろんでありますけれども、20年、あるいは30年先、その後の将来にわたって、地域住民や子供たちに喜々でいただけるように分離枚の用地の選定、あるいは建設の構想をまとめていきたいと考えております。できるだけ多くの民意を反映させたいということで、建設協議会の委員を選定させていただきました。具体的に申し上げますと、建設協議会の委員でありますけれども、堤ヶ岡小学校区の地域の代表や学絞関係者、具体的には6地区の区長、堤ヶ剛\学校の校長、南中学校の絞長、あるいは堤ヶ岡小学較のPTA会長、副会長、南中学校のPTA会長、さらに保育園の保養著の代表の方、幼稚園の保害者の代表の方、それと6行政区あるわけでありますけれども、6地区の支部長にも加わっていただいております。それと、全町的な立場でご意見、ご指導いただきたいということで、具体的には町議会議員、教育委員、農業委員長、こういう方に委員をお願いしているところであります。
昨年度の堤ヶ岡小学絞大規模化に関する検討委員会で、要望のありましたPTAの支部長や幼稚園保養者の代表の方も加えさていただいております。優れた見識のある方々ばかりであり、いろいろな角度、そしてそれぞれの立場でご意見をいただき、最高の案にまとめられる委員構成であると確信をしているところであります。この中には、堤ヶ岡小学校の「よい子を育てる会」の代表、あるいは会員の方も多数入っておりまして、いろいろな角度から幅広くご意見をいただける。それらをもとにしながら、検討を進めてまいりたいと考えております。
それと、「よい子を育てる会」のことについて、少しお話をさせていただきますけれども、堤小学較の「よい子を育てる会」の主な活動としましては、星空映画会、あるいは地区別の通学路点検、育成会のドッジボール大会の運営の協力、あるいは分離校にかかわる過日も行われたようでありますれども、パネルデイスカツショソ等、こういう活動をしていただいておりまして、子供たちのためにも、学校のためにもなっている。そして、ある意味では地域の活姓化にもつながる活動をしている。そういう意味では、教育委員会では高く評価をしておりますし、補助等も行ってきたところであります。他の小学校でも、それぞれの学校が工夫しながら独自の活動を行っておるわけであります。毎年、実施している町、PTA、協議会の研修会等においては、それぞれの学校の取り組みのいいところを発表し合いながら、よいものは他の小学校区にも広がっていくといいという願いを持っておりまして、一教育委員会でも支渓、協力をしているところであります。そのほかのことにつきましては、課長の方より答弁させていただきます。
◇副議長(坂本 守君) 企画調整課長。
〔企画調整課長 都丸芳夫君発言〕
◇企画調整課長(都丸芳夫君)いきいきコミュニティーの関係で、私の方からお答えをさせていただきます。
補助限度萌の計算の関係でございますけれども、この計算方式につきましては発つか考え方があると思います。当初、検討した中では均等割と人口割、このバターンを四つほど検討させていただきました。その中で、それぞれの地域の活動につきましては、単純に人口だけでは割り切れない面が多々あると思います。特に、集会所等につきましては、小さい行政区につきましては、人口が大きいところと少ないところでは10分の1くゃらい差があると思うのですけれども、人口が10分の1だから集会所の大きさも10分の1でいいということにはならないと思います。また、何かイベント、お祭り等をやるときにしましても、人口の大きさによって小さいところは10分の1で経費が済むということにはならないと思っております。そういうことで、いろいろなバターンを判断しました結果、最終的に均等割50%、人口割50%という線を出させていただいたものでございます。
それと、それぞれの事業内容等でございますけれども、それらにつきましては各区で総会や役員会等を開いた中で決定してきておるということで、申請書を出していただいたときのお話の中ではそういうことを伺っております。それぞれ筐民要望をお聞きした中で、出してきていると判断をしております。先日に締め切りまして、内容を見させていただいておりますけれども、多かったものは集会所
の改修ですとか、太鼓の購入、おみこしの簿入、備品等の簿入、これらが多かったわけでございますけれども、この補助対象の可否につきましては先日、議員を含めました支援事業の選考委員会で判断をお願いした中で、最終的に長の方で決定をするという形になっております。近々、区の方に発送する予定でおります。こういうことで、いろいろ検討した中で進めてきておりますので、ぜひご理解をいただきたいと思います。
以上です。
◇副議長(坂本 守君) 都市計画課長。
〔都市計画課長 黒崎諌次君発言〕
◇都市計画課長(黒崎謙次君) ご質問の残土の関係なのですけれども、私どももこの計画をイオンの方から伝えられたときにはびっくりしました。そういうことで、この中で再三にわたり協議をいたしました。その中で、例えば地盤を二段なり、三段階にして計画をしたらどうかということ、あるいは南側が低いわけですから、南側の一部を地下駐車場として利用し、高いところを基準とした一つの盤として計画したらどうかとか、いろいろ検討した結果、最終的にはこういう形で決まったということなのですけれども、これにはいろいろなイオンの方の考え方があるのだと思います。出入ロの問題、例えば車が高渋バイパス、あるいは3・5・11号線、西毛広域幹線道路から入るのに一番いい入り方ができるのは、一つの盤として高さをある程度一定にした形の中で、入口を考えた方法が一番いい,ということで、こういう形になったのだと思います。そういう中で、費用については1億円かかるということは、当初、我々もかなりのお金がかかるので町では出せませんということをお話ししまして、それにかかる費用む亡っいてはイオンの方で持ってくださいという形で、イオンから町が委託を受けて事業をやるという形にいたしました。だから、これにかかわる費用については、一切イオンが持つという形になると思います。
それから、問題が町民に伝わっていないということなのですけれども、この事業を進めていく中で多くの問題を抱えて着手してきました。大きな問題があるときには、必ず議員にもご相談をし、お力添えいただいたりしてきまして、ようやくここまで来たということでございます。議員はもちろんのこと、あるいは地権者の方々、あるいは先ほど町長の方からお話があった農業委員、あるいは地元の方々、相談をしてやっとここまでこぎつけたということでございます。決して、住民の方々に問題提起をしないで、それを伝えないということは今までもなく、そういう人たちの力添えを借りてここまで来たとい.うことでございますので、ぜひご理解をお靡いしたいと思います。
◇副議長(坂本 守君) 福田ひろ子君。
〔2番 福田ひろ子君発言〕
◇2番(福田ひろ子君) まず、企画調整課長にご質問いたします。
選考委員会が行われて、この使い道の持つ問題点にはきちんと考えたということですけれども、ほとんど地域で出してきたそのものについては、ほとんど全部通ったということを聞いておりますと、l選考委員会の実質的な機能といいましょうか、そういったものは発揮されたと考えられるでしょうか。
◇副議長(坂本 守君) 企画調整課長。
〔企画調整課長 都丸芳夫君発言〕
◇企画調整課長(都丸芳夫君) 選考委員会の意義ということでございますけれども、当然、先日に選考委員会を聞かせていただきましたけれども、その中で出されたものが「はい、結構です」と、単純にそういうことではございませんでした。当然、それぞれの事業についていろいろな意見が出されまして、最終的にそれぞれの区で協議しながら出されてきたものであるし、当初の事業内容、いわゆるこちらで定めた事業の範囲を超えておりませんでしたので、最終的にはみんな委員会の中では認めましょうということになりましたけれども、それぞれの個々の問題についてはいろいろな意見が出されておりました。そういうことでございますので、この選考委員会については意義があるものと認識をしております。
◇副議長(坂本 専君) 福田ひろ子君。
〔2番 福田ひろ子君発言〕
◇2番(福田ひろ子君)では、細かくお伺いいたしますけれども、大体、30行政区で出された品物の数字いうのはかなりな量があると思いますけれども、委員会が何時間ぐらい行われ、調査にはどのくらいの時間をかけたということでしょうか。
◇副議長(坂本 守君) 企画調整課長。
〔企画調整課長 都丸芳夫君発言〕
◇企画調整課長(都丸芳夫君)時間的にどのくらいだったかというのを土手元にないので、1時間半ぐらいはかけたと記憶しております。
以上です。
◇副議長(壕本 守君) 福田ひろ子君。
〔2番 福田ひろ子君発言〕
◇2番(福田ひろ子君)大きい2番の大規模店の整地の問題に関して、ご質問いたします。
課長の答弁ですと、もちろん情報の開示はその都度農業委員、あるいは地権者、あるいは議員に対して行っているということなのでございますけれども、実はこの問題に関して町が変わろうとする大変な問題であるにもかかわらず、町民の多くが具体的なイメージ、認識が持てていない、これが素直な貌状であるという町民の認識のありようについては、どんなお考えを持っておられるでしょうか。
◇副議長(披本 守君) 都市計画課長。
〔都市計画課長 黒崎謙次君発言〕
◇都市計画課長(黒崎謙次君)イオンの進出に関しましては、当然、町は企業を誘致するということに関して町の活佐化、あるいは今後、高崎市との合併が考えられるわけですけれども、群馬町としての一つの商業の拠点として賑わいとか、そういうものがあるような町にしていくのもこは当然、必要な施琴だと考えて、先ほど町長がお話になったように、力を入れて町も協力をしていくということでございます。町民が具体的に内容とか、そういうものを町が情報開示していないということなのですけれども、直壊これを町がイオンが来てこういう事業をします、こういうお店が中に入りますということを行政が町民に情報を流すということをする必要があるかどうかということは、私は簾問に思います。当然、イオンの会社畠体が進出してくるわけですから、そういうものについてはイオンがやることだと私は思っております。ただ、町として先ほど申し上げたように、誘致をする基盤づくりは町で当然やっていくというのが町の考え方であると思っています。
◇副議長(披本 守君) 福田ひろ子君。
〔2番 福田ひろ子君発言〕
◇2番(福田ひろ子君) 民間の企業が進出するわけでございますから、課長のおっしゃることは大変よくわかりますが、ただ、この事業が大きな規模であること、それからこの事業に対して町が行ってきましたほぼ10年以上にわたる努力等を考えてみましたときに、店の硬要について説明したり、宣伝するということは問題外でありますけれども、こんなふうに工事は進捗しておる。そして、こんなふうに町の外見的なものも変わろうとしている。あるいは、条例をこんなふうに制定しましたといったことをわかりやすく、なるべく町民に伝えていただくという努力は、町でできる努力なのではないかと思うのですが、この点はどうでしょうか。
◇副議長(坂本 守君) 都市計画課長。
〔都市計画課長 黒崎謙次君発言〕
◇都市計画課長(黒崎謙次君) まず、昨日、ご議決いただきました地区計画の関係、それから用途関係等については、当然これは町報等で全住民にお知らせをしていると考えております。町報については来月号になるか、ちょっとわからないですけれども、全町民にお知らせすると考えております。それから、工事の概要については先ほどお話ししましたように、開発協議会の中で代表者の方々には、このくらいの大きさのものができますということはお知らせをしているということなのですけれども、それを全町民に施設はこうで、大きさはこうでというのを、町がお知らせをする必要があるかどうかというのが私にはよくわからないのですけれども、いずれに、しても今後、町民の方々の意見については町も耳を傾けて、できる限り町民の方々にお知らせするような努力はしていきたいと思います。
◇副議長(坂本 守君) 町長。
〔町長 野村洋四郎君発言〕
◇町長(野村洋四郎君) 大型店のことについて、少し補足的に説明をさせていただきますけれども、町民にイオンのお店のことを開示するのは非常に難しい点があります。それは、一つに民間企業のイオンに競争相手がいるわけです。イオンのテナント店が150社ばかり入るわけですけれども、それらについてどういうお店で、どういうロイヤリティーがかかって、どういう権利金がかかるということを早く町民に知らせたのではということ、洩模ですとかを知らせていきたいということでありますけれども、相手方にとると企業の内情をすべてあらかさまに出すという、前橋市も大きなお店がこれからできるということで、_競争しているわけです。もちろん、法的に開示しなければならない部分は出しますけれども、それ以外のものについてはこちらから要求しても出さない、そういうものは内密にしておきたいという部分もあるわけであります。第1回の質問の中で、昨日の残土の問題等、何でもう少し早く知らせてくれないのかというお話がありましたけれども、これは何を知らせたらいいのか、福田議員の中身がよくわからないのですけれども、土量をどこへ持っていって、どういう金額で、いつからいっまでどうするということまで、町民に知らせなければならないことは、必要ではないのではないかと感じております。
また、イオンの問題、どんな問題があるのか等につきましても、今まで店づくりについてもいろいろ注文をつけてまいりました。前にも申し上げたかもしれませんが、当初の計画とは違ってホームセソターをつくらないとか、シネマコンプレックス、映画館をつくらないとか、いろいろ変更してきたので、そういうことでは困ります。町民の皆さんに「ホームセソタ⊥も併設します」、「シネコンもできます」という約束をしてきたので、それらはきちんと計画どおりやってほしいということもお願いをしてきました。それらについては「わかった」ということで最大限の努力をして、2.5ヘクタールの南側の田んぼへ庭草場を増設したのも、それらのことで増設するということになったわけでございます。これからも予期せぬ、いろいろな問題が起きるかもしれませんけれども、それらについては議員の皆様、地元の皆様からご指摘をいただいて行政も最大限の努力をして、オープンまでにはいろいろな問題をクリアしながら完全な大型店、そして来てもらってよかった、それが町の発展につながるようなショッピングセンターにしてい打たらと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
◇副議長(披本 守君) 福田ひろ子君。
〔2番 福田ひろ子君発言〕
◇2番(福田ひろ子君) 3番目の質問をいたします。
教育長のお答えがあったわけですけれども、大体、この認識に関しましては行政側も、保養者側も、ともに子供たちの健やかな成長を守りたいという事柄に関しては学校側だけでもだめだし、保簑者側だけでもだめだし、実際に子供を持っていない地域の住民の方々も無関心ではいられないということで、共通の認識があると思うのですけれども、現実に考えてみますと町の教育行政の意思決定の場に、必ずしも幅広い範囲の住民の意思が反映しがたいという認識があるということも、正直な町の人々の感覚ではないかと思われます○委員会に関しましても、さまざまな意味で地域住民の意思なり、声をきめ細かく受けとめるための実際上の工夫なり、具体的な方策なりをもう少しお聞かせください。
◇副議長(坂本 守君) 教育長。
〔教育長 鈴木越夫君発言〕
◇教育長(鈴木越夫君)意思を決定していくときに、地域の方々の意見を広く求めたいということでありますけれども、先ほどもお話をさせていただきましたように、地域住民の声を最優先するための委員を選ばせていただいたということです。それと、全町的な立場で大所高所からご意見をいただける、そういう大きくは二つの見方で建設協議会委員の人選をさせていただいた。先ほどの繰り返しになってしまうわけでありますけれども、堤ヶ岡小学絞区の代表、あるいは堤ヶ岡小学校に関係する校長先生、PTAの方、保育園、幼稚園の代表の方、区長はもちろんでありますけれども、それと6行政区のPTAの支部長、これで地域の方々の声はおおよそ反映できるだろうと事務局の方では考えております。また、その堤ヶ岡小学校区だけではなくて、全町的な立場で、しかも20年後、30年後、もっと長いスパソで新しくできる学絞をどう考えていったらいいか、そういうご意見もお寄せいただきたいということで全部の議員方、それと教育委員、あるいは農地委員長、そういうふうにさていただいておりますので、私とすると地域住民の願い、町民の願いがみんな建設協議会の中で出されて、一つのいい方法が示されるだろうと考えております。
以上です。
◇副議長一(坂本 守君) 福田ひろ子君。
〔2番 福田ひろ子君発言〕
◇2番(福田ひろ子君)そうしますと、高く広い立場から委員を集めて、全町的に長いスパンで物事を考えながら決めていくということでありますので、全町的な視野で群馬町全体の学校教育のバランスを考えた上での考え方を進めていくという理解でよろしいわけでしょうか。
◇副議長(坂本 守君) 教育長。
〔教育長 鈴木越夫君発言〕
◇教育長(鈴木越夫君)そのように考えていただいて結構だと思います。また、いろいろご指導いただきたいと思います。
◇副議長(坂本 専君)福田ひろ子君の一般質問を終わります。
○散 会
◇副議長(坂本 専君)以上で本日の日程は全部終了いたしました。
これにて散会いたします。
午後2時2分散会
県立高崎女子高校卒業
中央大学文学部独文学科U部卒業 卒論ローベルト・ムージル「トンカ」
玉川大学の通教で教員免許状取得群馬町内の小学校で臨時教諭
知的障害者自立・就労支援施設で指導員
群馬町町議会議員に当選
市町村合併で群馬町が高崎市に合併され、在任特例で高崎市議会議員となる。