週刊 袁術くん−俺ってば皇帝様−














■ 第7週目 ■



みなさんこんばんみ。





いやぁ、やっぱり奇をてらった挨拶って
外すと死ぬほど寒いですね。


ハハハ













じゃぁ、ちょっとそこらで吊ってきまs




















■283年2月■



さて、と。
今回もダウン系のオープニングではじまりました
「隔週・袁術くん」にみなさんようこそ。







「もうちょっと新しい枕考えろよ」
と自分でも正直思うのですが
なんか最近心が苦しくてそれどころじゃありません。
堪忍してください。




ああ、別に「袁術さまに恋してる(はぁと」とか
そんなキモイ展開ではありませんので悪しからず。




やる気と能力に問題がある袁術さまとその部下御一行様が
私の脳味噌を悩ませているだけなのですよ。


もうちょっと余裕のある勢力でやってたら
今頃、もうちょい違う芸風もあったかも知れません。













ってなワケでゲーム再開。



そんな枕ではじまったのに
今日もROAD画面に得意げなツラで出てくる袁術様。

「ワハハ、朕をクリックするがよいぞ 苦しゅうない」

と言わんばかりの、何も考えてないそのツラがムカツク。




誰のせいで苦労してると思ってんだよクソ野郎。















昔、ゲームのキャラクターに何かの感情を抱くのは異常
という雑誌の記事を読んだことがあるのだが
私は今、間違いなく袁術さまに殺意を抱いている。

やっぱりボクは異常なんでしょうか
答えてくださいA○RAさん。








そんな独り言を、ブツブツと言いながら
暗い部屋でゲームをするわたし。



冷静になってみると360°どこから見てもヤバイ感じの人なのだが
まぁ気のせいだろうということにしてさっさとゲームを進める。







まずは先月雇用した【呂布とその部下】の忠誠度上げ。

呂布とその部下はどうやら袁術さまと相性が良いらしく
初手からかなり忠誠度が高い(94〜97)。

なので、登用した次のターンに褒美を上げれば
もう引き抜かれないという素晴らしい展開。



唯一、張遼との相性が芳しくなく(初期忠誠度:83)
Max(100)まで上昇させるのに手間取ったが、そこは彼生得の義理堅さで
2ターン続けてやってきた他国からの引き抜きラッシュを耐える。





結果

脱落者:0









すげェぜ袁術さま!









とか言ってたら陳蘭さんたら孫堅さんのところに逃げやがった。
一度ならず二度までも寝返るとは中々いい根性だ。



今度捕まえたらどうしてくれようか

(#´ω`)ピキピキ





















■283年3月■



先月の引き抜きラッシュに耐え、無事に忠誠度も上がり
それと並行して汝南の兵隊も増員して軍備増強。

そして今月はインフラ整備のために商業開発と開墾を繰り返し
袁術さまの統べる国家の状態は以下のように移行した。





兵士数:55.300⇒87.850
現金収入:3.012⇒4.164
兵糧収入:3.450⇒
1.071







兵糧が赤字だが、気にしてはいけない。
順当に上昇している商業からあがってくるお金で
たまにやって来る商人から買い足せばいいのだ。

なんか自転車操業チックな感じだが
富国強兵は急務のため、致し方ない。





さて、と。
ではいつものように周辺国を見回してみよう。

曹操(94.000) 孫堅(87.000) 劉備(11.6000) 孟獲(8.1000)





赤字覚悟で兵隊雇って、ようやく周辺列強に並べた気がする。
劉備さんのところが兵力で頭一つ抜けているのは
支配国が3ヶ国もあるからであってこれはどうしようもない。



だが、兵力では他の国と、そう差は無い。
(むしろ孫堅と孟獲には勝っている)

ここまで国力を上げた自分にしばし涙する。

あぁ、長年の土下座外交辛かったなぁ。





しばし感慨に耽り、涙を拭いて画面を見る。
爽やかなひとときが部屋には流れ
笑みすらこぼれる。

私が今考えている事は一つだけだ。





















さぁーて、どこに仕返ししてやろうかなwwww

粘着たまんねーwwwwww うぇwぅぇwwwwww


















下種な発想などと思ってはいけない。
復讐するは我にあり、というやつである。






今までの事歴からいって
粘着先は2つに大体絞られる。



曹操 罪状:度重なる配下の引き抜き。2度にわたる宣戦布告。
      前のプレイでは、袁術さまを滅ぼしやがった。


孫堅 罪状:配下の引き抜き。この前宣戦布告された。






この2つだ。

罪状の多さから言えば、曹操が妥当だろう。





なので、私は孫堅に宣戦布告することにした。


















べ、別に曹操さんにビビってるわけじゃ
ないんだからね!
















−追記−

どうでもいい事だが、さっき【開墾を繰り返し】を変換したら
【悔恨を繰り返し】などとPCが変換してくれました。
鬱な気分にしてくれてどうもありがとう。



これからの先行きを示しているようで
たいへんに気分悪い。



















■283年4月■



まぁツンデレ風に言ってみたところで
誤魔化せたとは思っていません。













とりあえず懺悔はこんな感じでいいですかね?





(゚Д゚)≡゚д゚)、カァー ペッ!!














では、気分を切り替えて孫堅さんに粘着スタート。

「お前はそれでいいのか」と心の声が囁くが
やはり現状はちゃんと把握しないとね。
これが大人になるという事なのですよ。

ふはは







まずは、孫堅さんの本拠である寿春の近く宋県に
付け城&戦術拠点として砦を築くことにする。

今、孫堅さんとの外交関係は【好意】なので
本拠の真横に付け城を築いても怒られない。



そうして20日かけて砦を無事に築き
足場を確保して、兵士と武将をたっぷり籠める。

それが終わったところで、いよいよ孫堅さんに宣戦布告。




こうすればCPUの性質上、必ずといっていいほど
砦にむかって、攻城向きの陣形でやってきてくれる。
(投石器や衝車など)

そこを野戦向きの陣形で叩くのだ。
(鋒矢など)



当然、野戦では陣形修正などでこちらが有利であり
武将の質と量で劣っている点を補ってくれるだろう。




そんなこんなで、孫堅さんとドンパチ開始。









かかってこいやwwwwww
ボッコボコにしてやんよwwwww



















■283年5〜6月■



あれから2ヶ月経ちました。













せっかく宣戦布告したのに
孫堅さんたらちっとも攻めてきません。









(´・ω・`) 









放置プレイキタコレ


テラセツナス



















■283年7月■



先月から玉座で正座しながら
孫堅さんの御来訪を待っていると

突然、宮殿に伝令が飛び込んできた。


























「孟獲が宣戦布告しました!」







ちょwwww お前は呼んでねぇよwwwww
















まさか二方面作戦をやるわけにもいかないので
ここは慣例の土下座外交で乗り切ることにする。

象にのって得意気になってる連中に頭を下げるのは
はなはだ不愉快なのだがしかたないだろう。
後で覚えてろよ、と外交官を派遣する







と、またも伝令がやってきて















「曹操が宣戦を布告しました!」











おまwwwwwwwwwwwww











真剣に殺気を覚える。

曹操さんがもしも現実に居て
目の前に存在したりなんかしたら
私はシャイニング
のように
斧を持って追いかけていただろう。











しかしここは気功で心身ともに落ち着かせる。

すーぱー。

そう、俺はあれだ
宇宙と一体になったりなんか
したりするのですよ











呼吸法で無理矢理心を落ち着かせ、画面を見る。
するとまたも伝令が走ってくる。











「袁術さまw 次は孫堅が宣戦布告ですよ?ww きゃっきゃww」











ちょwwwwwwwwww
ボスケテwwwwwwwwww




















■283年8月■



CPUがなかなか良いコンビネーションを効かせてくれたお陰で
先月は完全に棒に振った形になる。




しかも土下座外交費として5.000の出費。





かなり腹立たしいが仕方ない。





その代わりといってなんだが
孟獲は外交関係が【好意】に
曹操は【信頼】にまで上昇した。







これで背後を気にせずに
孫堅と安心して戦争が出来るというものである。








くじけない袁術さまは、もう一度孫堅に宣戦布告の使者を送り
再度、宋県の砦を囮にした野外決戦の陣を敷く。




そして今度という今度こそ、こちらの挑発に釣られて
次々と攻城陣形で野外に飛び出してくる孫堅側の武将達。



こちらの砦への到着予定時刻は
6日後ぐらいのようだ。

これを迎え撃ってこそ、袁術さまの未来は開け
そして復讐も果たされるであろう。


















さーて、そんなわけでこの連載を始めて8ヶ月。
ようやくまともな戦争がはじまりますよ?




三国志リプレイとも思えない地味な展開が
連載開始以来、ずっと続いておりましたが
(ひたすら内政と外交問題処理)
ようやくパッとした展開になりそうです。











そんな感じで次は、初の戦記モノっぽい展開で
さ来週にきっと続きますよ。

袁術さまの華麗なる戦場シーンなどを期待してお待ち下さい。



かぁちゃん俺はやるぜ