週刊 袁術くん−俺ってば皇帝様−














■ 第5週目 ■



みなさんこんばんわ。


前回、「実は起死回生の大秘策があるのです」
などと言ってましたが、あれは当然真っ赤なウソです。




呵々





こんな詰んだ状況で
そんなのある訳無いじゃん

^^;










少しでも雰囲気を明るくしようと思ったんです。
みなさん、明るくなりました?














ああっ! 物を投げないで

てか石はやめて










すいませんでした。

壁|Д`)・∵'∴.




前回の引きで「来週か、さ来週に続きますよ」などと放言しておきながら
更新が5ヵ月後だったこともすいまぺんでした。



K田に6月ごろ「これじゃ隔週じゃなくて月刊じゃないですか」などと罵られ
にけるには「丁度いい仕事中のヒマ潰しがなくて困るんだよ」と言われ
@さんにゃ「UO日記更新してないんなら、せめて三国志ぐらい更新しろハゲ」と怒られ
しまいにゃyotoriさんにまで「さっさと書け おl」と、尻を蹴り上げられてました。




いやぁ・・・・




ほんと申し訳ない





少なくともどうやら5〜6人はまだこのコンテンツを見てくれている事が確認できたので
これからまた頑張って更新して行くデスヨ。









さて、5ヶ月ぶりに三国志9を起動してみる。
そして画面を見て、第一声



「ナニコレ」








拠点である汝南は放火されまくってて防御力なんて無いも同然。
城壁がサランラップより薄いことは間違いない。

商業と農業はそこそこ高いものの、兵隊を雇いすぎてて
収支のバランスが狂っている。財政破綻は目の前だ。

ただでさえカスな袁術軍の指揮官や文官達。
しかしそいつらさえ、見切りをつけて寝返っている。






・・・




久しぶりに現状を把握して、しばらく煙草を吸って画面を眺める。

3分後
「リセットして馬騰あたりでやり直すってのはどうだ?」
などと斬新なアイデアを思いつく。

かなり良い考えに思えたのだが、5ヶ月も更新を放置した挙句に
そんな事をした日には殺されても文句は言えんな、と思い
「とりあえず滅亡するまでは袁術で続行する」ことにする。

危ないところだったが、俺もまだまだ大丈夫。















さて、現状把握も済んだところで
ゲームを進めてみることにする。

あぁ、上でも言ってますが
前回の引きのところで書いていた
「起死回生の大秘策」ですが







そんなモンあるわけないです ^^^^^^^;
信じないで下さいよww ぅぇwwww





「あぁ、来週への引きって事でなんか言っとかなきゃな」
と思って、なんつーか、一言で云えば
適当ぶっこいただけです。



5ヶ月たってもそれだけはしっかりと覚えています。
まぁなんですか。
アレですよ。




正直すまんかった。





カッとなってやった。
今となっては時効なので反省はしていない。














■282年1〜2月■



新年あけましておめでとうございます。
のっけからなんですが
またも、することが無い。







ほんとうに無い。
何も無い。
笑えるほどに無い










うぇwwwwwwwwwwwwwwwぅぇっwwwww










ひとしきり部屋の中にあったクッションに当り散らしたあと
少し平静を取り戻して冷蔵庫にある『野菜生活』を飲んだりする。

落ち着いたところでゲーム再開。



まずは新年の税収で徴兵し、他は捜索に出させる。
当然の事ながら徴兵をすればするほど国庫は圧迫され
過度の軍事偏重が財政に影を落として破綻は間近だ。
が、これも攻め込まれないためだ。しょうがない。




兵士数:45.635⇒55.300
現金収入:2.437⇒3.012
兵糧収入:9.450⇒3.450






現金収入が増えているのはいいのだが、兵糧がどんどん足りなくなってきている。
兵に飯を与えないと逃げやがるので、商人を見つけて兵糧を買い足す。



ちなみに買った兵糧は85.000。
お金にして3.500ほどの量。



こうまでして雇っている兵だが、実際戦争には使えない。
自慢じゃないが、今はどの国と喧嘩しても勝てるわけが無い。
前線指揮官どもが無能すぎて戦争にならないのだ。

すなわち、いわゆる見せ掛けのカカシの為の兵隊であり
(CPUのルーチン上、こっちの兵数が多ければあまり攻めてこない)
しかも、国庫にある全てのお金が4.900である事を考えると

「俺はオマイラを食わす為に君主やってんじゃねェぞ、クソどもが」

と、真剣に憎々しくなってくるがしょうがない。






世の中はしょうがない事ばっかりだ
別に俺に限ったことじゃないさ


('A`)ハハハ八







知らず、嫌な笑いが出てきて
多少鬱になる。








そして周辺国の兵力との比較。

曹操(79.000)孫堅(68.000)劉備(7.1000)孟獲(6.3000)。







ますます鬱になる。



国庫が破裂するほど兵を雇って軍拡にいそしんでも
差は開くばかりなんですがどうすればいいですか。
海は死にますか
山は死にますか
私の大切な 故郷もみんな
逝ってしまいますか








答えてください、さだまさしさん。











このままでは俺の寿命がストレスでマッハなんだが・・・
















■282年3〜6月■



新年からこっち、まったくする事が無い。


細かく税収を貯蓄して、兵糧の購入に充てて
それ以外の人間は地味に開墾や商業振興。



3月中旬に、劉備さん(下ヒ)がお隣の劉焉さん(小沛)に宣戦布告。
関羽とか張飛とか趙雲とか、おっかない名前の将軍が次々に出撃していく。

袁術様といえば火事場稼ぎをする度胸もなく
巻き込まれては敵わんので「ワレ関せず」と
他人事を決め込んでいました。

この隙に勢力拡張しろよ、と思われる人もいるかもしれませんが
そんな事をして劉備さんの興味を引いてしまっては滅亡確実なので
ここはじっとしているのがいいのですよ。




そして4月下旬。
順当に劉焉さん滅亡。

劉備⇒(下ヒ・小沛) 勢力:2ヶ国





在野に散った劉焉の部下達を雇えないかと6月一杯まで登用に走るが
ここでも袁術さまの人徳を思い知らされて、結果:登用数 ゼロ

ある程度予測できていたとは言え、泣けてくる。



人間さ、ホラ、あるじゃん?
「当たるわけないよな」なんていいながらさ
宝くじとか買うじゃん。
「あたんねーよw 洒落で買うんだよ」
とか言いながらさ。

そんなこと言いながらさ、心の中で
「でも、ひょっとしたら当たるかも」
とか思ってるもんじゃん?
てかむしろ「当たる!くるぜ!」
とか思っちゃうじゃん。

人間だもの。









涙目になるが
袁術様はくじけない。

















■282年7月■





何進と董卓。

公孫度と劉備。

曹操と呂布。




同時に4箇所で戦争勃発。






そろそろ各国ともに準備の時期は過ぎたのだろう。
あっちこっちでボカスカやりはじめる。

おっかねェなぁもぅ。

















■282年8月■



劉焉さんに続いて公孫度さんも滅亡する。
先月中旬に劉備に戦争をふっかけられて
今月の頭には、もう北海を陥とされてました。



もぅちょっと抵抗して下さいよホント・・・。


そのまま南下してきたらどうしてくれるんだ。





劉備⇒(下ヒ・小沛・北海) 勢力:3ヶ国





ちなみに袁紹と公孫サンと馬騰の三つ巴は
いまだに揉み合いが続いている模様。
袁紹有利に戦況が推移しているらしい。



兄の成功が妬ましい今日この頃。
死ねばいいのに。




何進と董卓は司隷地域で睨み合い。





曹操と呂布。
陳留とボク陽で大喧嘩。

双方共に兵士だけでなく
指揮官も捕縛されたりして被害甚大。

軽く挙げただけでも

曹操側は典韋・夏侯淵・夏侯覇・楽進・于禁・司馬炎・ケ艾など17名。
呂布側も張遼・臧覇・宋憲 の3名。




一流の人材を17名も失う曹操側が、より痛いとは言えるが
呂布にとっても、国の柱とも言える張遼の失陥は痛すぎる。

お互い2万近い兵を消耗し、現在も殴りあいを続けている。
国力も人材も懸絶している二国なのに
なぜか不思議と対等の戦争になっているのは
全て呂布1人の仕業。

先生、暴れすぎです。


(呂布) 18.000
vs
(夏侯淵・夏侯惇・ケ艾)60.000


で、結果は呂布の圧勝とか、ありえなさすぎて笑えてくる。
お前は未来から来た戦闘アンドロイドか何かかですか、と。




いいぞ呂布。
もっとやれ。

















そんなこんなで、周りの状況は推移するものの
自分はちっとも変わらない袁術さま。



「みんなはどんどん大人になっていくのにボクは」的な
そんな感じのせつなさというか、やるせなさというか・・・



とにかくこのままだと確実に「社会から取り残された人」のようになってしまうので
(それはそれで親近感が沸いて良いし、なにより袁術っぽいのだが、リプレイの主旨とは違う)
次の回あたりで何か1つ、ドカーンと大きい花火でも打ち上げようかと思う。










思う分にはタダだしね。
うん。











そんな感じの後ろ向きな方向性で
さ来週に(たぶん)続きますよ。

袁術さまの演歌のような世知辛い人生を
期待してもっさりとお待ち下さい。



好々