【 マルチプル・オーガズムの部屋 】
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快感を深め、滞空時間を延長する

 ここから先は参考になるものがないので、私の体験だけで書いてみます。
 前回のレッスンでコツを覚えてしまえば、あとは面白いようにマルチプル・オーガズムを体験できるようになります。私は初めて体験したあと、毎日のように連続オーガズムでオナニーをしていたのですが、そうすると数日のうちに、いろいろなことが分かってきました。

 すぐに分かったことは、簡単に射精を止めることが出来る時もあれば、必死になって止めようと思っても、止めきれずに射精してしまう時があるということです。しかし、毎日連続オーガズムで遊んでいますと、止めきれなかった射精も、やがて止めることが出来るようになってくるのです。つまり、毎日オナニーを続けることで、さらにPC筋が鍛えられていって、徐々に強い射精圧にも耐えられるようになっていくのです。こうやって強い射精圧を押さえ込んだときに得られる快感というのは、より強い快感なのです。ですから、強い射精圧にも耐えられるようになるということは、さらに深いオーガズムの快感に浸れるということなのです。

 そして、前回のレッスンでやったような、オーガズムのときに目を大きく開いたり、深呼吸をしたりすることも、すぐにどうでもよくなってきます。未経験の人にとっては、最初のきっかけをつかみやすくするために、目を開いたり深呼吸をしたりするのですが、コツが分かれば、あとは自由にやっても大丈夫なのです。

 それから、初めのうちは慣れていないので、苦労して射精を止めているのですが、これもすぐに慣れてきます。無射精オーガズムでオナニーを続けていると、PC筋がさらに鍛えられてきますので、すぐに簡単に射精を止めることが出来るようになってくるのです。すると、オーガズムの最中でも、自分の状態を観察する余裕が出てきます。オーガズムを迎えた瞬間に、亀頭がプックリと膨らむのがわかったり、射精するときと同じように尿道がビクン、ビクンと脈打つのが分かったりします。

 私の場合はこういったことが、数日以内に体験できたのです。ここまで来ると、無射精オーガズムが、板に付いたと言いますか、身に付いたと言いいますか、たしかに自分のものになったと言える状態になるのです。

 こうして無射精オーガズムが確かなものになりますと、オーガズムの快感を堪能する余裕が生まれてきますし、「もっと、もっと」浴びるようにオーガズムを体験してみたくなります。なにしろ、こんなに頻繁にオーガズムを体験するのは生まれて初めてですから、面白くて、気持ちが良くて、そして愉快でたまりません。ですから、「もっと、もっと」気持ち良くなりたくなってくるのです。

 すると、オーガズムに達した後も、さらにペニスを刺激し続けていれば、オーガズムの滞空時間を延長できるんだ、ということに気付きます。つまりオーガズムに達しても、PC筋をずっと締め続けたままにしておいて、さらに微妙にコントロールしながら刺激を与え続けていけば、イッたままの状態を続けることが出来るのです。

 これができるようになると、オーガズムの快感を、まさに浴びるように体験できるのです。快感にもだえながら、それこそ体力の続く限りオーガズムの快感の中を漂い続けていることが出来るのです。いままでは数秒間のオーガズムしか経験したことがないので、初めて体験する長時間のオーガズムというのは、実にすばらしい快感であります。ですからいつまでもこの快感の海原を泳いでいたくなるのですが、残念ながら一分を過ぎたあたりから、硬直し続けている筋肉が痛くなってきて、やがてオーガズムから抜け出さざるを得なくなってくるのです。

 こうやって長時間のオーガズムを楽しんでいますと、慣れないうちは筋肉が痛くなったりしますが、やがて鍛えられていって、長時間のオーガズムにも耐えられるような体が出来てくるのです。そして体が出来てくれば、イッたままの状態を保つために格闘する「オーガズムの格闘技」を楽しむことが出来ますし、連続オーガズムを官能的なスポーツとして楽しむことも出来るようになるのです。

 しかし、ここでオナホールを使っている「オナホール派」の人と、手でオナニーをしている「手仕事派」の人とでは、差が出てくるのではないかと思いますので、このことを少し書いてみたいと思います。

 まず手仕事派ですが、これのいいところは、刺激する場所を自由に選べるということです。感じやすいところを意のままに刺激することが出来るのです。しかし、それなりの快感の時はいいのですが、強烈なオーガズムが来ますと、思わずペニスから手を離してしまいます。たしかに十分な快感があるのですが、オーガズムの滞空時間を延長するとなると、ちょっとここで刺激が中断されてしまいます。それでもなんとか意志の力でペニスを握り続けることも可能かも知れませんが、余計なことに気を取られて、イッたまま状態を存分に楽しむことが出来なくなってしまいます。

 その一方でオナホール派の人は、手仕事派の人のようにペニスのいろいろな部分を自由に刺激することは出来ませんが、その代わりに挿入感を楽しむことが出来ます。それに、「オナホールの使い方」のところで書いたような体位でオナニーをしていますと、両手が自由になりますので、オーガズムの時に、自由にもだえることが出来るのです。ペニスに与える刺激は、腰の振り方で調整できますので、長時間のオーガズムを存分に楽しむことが出来るのです。オーガズムを迎えたときでも、両手で枕を力一杯抱きしめたり、布団の端をつかんだりしながら、腰を微妙に動かし続けることで、オーガズムの滞空時間を、体力の続くまで延長できるのです。ですから、滞空時間の延長というのは、まさにオナホールならでは遊び方ではないでしょうか。

 さらに、オナホールですと手を汚しませんし、寒い季節には布団に入って使っても、布団を汚す心配がありません。最後に射精するときも、布団を汚すことなく、オナホールの中に射精すればいいのです。そして、挿入したまま爆睡(爆発的に眠ること)しても大丈夫です。快楽をたっぷりと楽しんだ後は、泥のように眠ってしまうことも良くありますので、オナホールを使っている人は、余計なことを気にすることなく、官能の歓びを自由に味わうことが出来るのです。

 ただし、オナホール派の人は、あとでオナホールを洗わなければなりません。たっぷりと快感を楽しんだ後は、歓びを与えてくれたオナホールに感謝の気持ちを込めて、自分の分泌液を、ていねいに洗い流してください。

 最後に、「もっと、もっと」快感を深める方法について書きますと、アダルトビデオの女優さんたちが参考になると思います。男でも、彼女たちのように喘いだり、もだえたりすることで、快感への感受性を「もっと、もっと」高めることが出来るのです。

 まず、ペニスが感じてきたら、「あっ」とか「んっ」とかいう声を出してみましょう。さらに気持ちよくなってきたら、「ああ、気持ちいい、オチンチンが気持ちいい。あっ、あー」などと、快感を言葉で表現してみましょう。そして、いきそうになったら、「あっ、いきそう、いきそう、いくーっ、んぐぁ゛〜〜っ」と女性のように思いっきり叫んでみるのです。しかし、隣近所に聞こえるとまずいので、声を絞りながらオーガズムの快感に絶叫してみましょう。こうやって、AV嬢のように声を出したり、感じていることを言葉で表現したりしていると、さらに自己陶酔的になってきて、もっと、もっと快感を深く味わえるようになって行くのです。

 さらに「もっと、もっと」気持ちよくなるために、ペニスを刺激するだけではなくて、最初の「感覚に集中する練習」でやったように、感じやすい乳首や唇、さらに腰やお尻なども愛撫することで、「もっと、もっと」快感を増すことが出来るのです。こうやって、オーガズムを浴びながら、溺れそうになるくらいに官能の快楽に浸っていると、本当に気持ちが良くて、気持ちが良くて、体が溶けそうになってきて、「なんでこんなに気持ちがいいの?、なんで?、なんで?」と思いながら快感の中を漂うようになってくるのです。

 こうやって、たっぷりと快楽を満喫した後で時々思うのですが、「オーガズムというのは、一体なんなのだろうか」とか、「この快感は、どこからやってくるのだろうか」とか、そういった、いろいろなことが不思議に思えてくるのです。

 官能が開発されてくると、自分を刺激するだけで、これだけすばらしい快感に浸ることが出来ますので、みなさんも自分のオチンチンを使って、存分に性の快感を楽しんでください。


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