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火の七日間
火の七日間
no : 19851

 ユウキ=F=ダーク=デスティニーさんにお返しリクは人ならざる獣。
 本物の頭は真ん中だけで、左右の首は実は前足なのかな? などと思ってみたりするのでそのあたりを考察。
 そも一般的なドラゴンは、頭は一つで四肢と一対の翼、長い尻尾を持っております。  ここで重要なのが足と羽根の合計、足4本+羽2枚で計六つになります。  普通の動物の場合、爬虫類にしろ哺乳類にしろ足の数は4本であり、六本以上の足を持つものは昆虫か蛸などの類のみですね。  また翼を持つような鳥や蝙蝠なども、後ろ足2本+羽2枚で計四つであります。  このように自然界では左記の例外を除き、六本足の生物は存在していません。  次にドラゴンと近類の幻想生物を考えて見ましょう。
 まず思い浮かぶのがワイバーンでしょうか、あやつは後ろ足2本+羽2枚で前足を持っておりません。  またワームと呼ばれるモンスターは足すら持たず蛇のような体に一対の羽根を生やすのみであります。  このように他の生物とドラゴンとの決定的な差は、正にその手足翼の数によるのではないでしょうか。
 そこで最初の疑問であるFFTのヒュドラ系の左右の首は擬態か…とゆうことですが、上記の考察から妥当な結論であると思われます。
 ただ例外的に日本のヒュドラとも言える八岐大蛇などの多頭竜も存在しますし、 同じドラゴンでも翼を持ち空を飛ぶものをリンドブルム、翼を持たず地面を歩くものをドレイクなどと呼び分けることもあります。  まぁそんなこんなでドラゴンの奥深さなどを再認識しつつ、この考察を閉じようかと思います。
 ご清聴ありがとうございました。

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