彼 岸 花   Lycoris radlata var.radlata

彼岸花。 ヒガンバナ科で、秋に花をつける。別名を曼珠沙華。
リコリス〜〜という数々あるリコリスのなかで、この赤が彼岸花として知られています。
有毒物質、アルカロイドのリコリンを含みます。抗菌作用もあるかわりに、小動物には毒性にも・・・・・・
田んぼの周りによく見かけるのも、雑草を絶やす作用などがある、とされるため・・・・・(稲には害がない)
また、摘んでくると火事になる、などと言って嫌われるのも、この有毒物質によるものと言われています。
リコリスには、数々の園芸種があり、彼岸花とはおよそ、形は違うものでもリコリス〜〜と名づくものは数多く、色も多様で、ピンクやオレンジなども多いようです。

私は、ここ何年かで、少しずつ、球根を入手しながら、植えてきています。買った球根もあれば、掘ってきたものもあります。車で移動中などに、道端のたぶん誰のものでもないかな?と思われる物を見つけると、掘って、頂いてきましたぁ・・・(これって、だめかしら・・・・・?)
私が彼岸花を増やしている、と聞いて、わざわざ、見つけたのよ!って掘ってきてくださった方もいらっしゃいました。感激・・・・・
そうして、少しずつ増えてきました。

彼岸花は花の季節には、葉はありません。
花が終わってから、葉が出てきます。この時に肥料を蒔いておいて、水遣りをするといい、と聞き、そのようにしてきました。5〜6月にも葉が茂りますが、その時にも肥料をやっています。
地下で球根が少しずつ成長して(増えて)行くわけですね!
ですから年をおうごとに、一箇所から出る花数が増えてくるわけです。


白い彼岸花(白花曼珠沙華)は、園芸種(交雑種)だと言われ、種類もいくつもあるようです。ですから、一概に白い彼岸花、といっても、同じ種類ではないかも・・・。 色も、クリームがかったものや、薄くピンクがかったクリームなど、様々です。
でも、赤い彼岸花と大きく違うのが、球根の値段・・・・・
これには、初め驚きました・・・・・(高さというより、「赤と白とで大違い」っていうことに・・・) 何年か前、赤の彼岸花は、球根が3〜4個入って500〜600円でした。ところが、白は1個で600円かもう少しすることも・・・・・
なので、なかなか、たくさんは買えませんでした・・・・・
それでも、球根が成長してくれているのでしょう、花数は次第に増えてくれています。
今年は、私のうちでは、とても花の時期が早かったようです。
年によっては、彼岸中日あたりに、やっと咲き出して、遅いなあ・・・・・というような年もあったけれど、今年は随分早くから咲き始めました。
彼岸花の芽は、出始めると、もう、毎日、ニョキニョキと成長していきますよね!?
あっというまに、背高のっぽになって、蕾がついて・・・・という具合。

明日は彼岸の入りですが、もう、大方咲いてしまって、まだ、残っていてよかったなぁ・・・・・・と言う感じ。
中日までは、きれいに残る花は、かなり少ないでしょう・・・・・
夏が暑かったからかしら・・・・・?  また、来年まで無事に成長してね・・・・!!!