HAL研究所 PCG-8100/8800/8200
PC-8001/8801のテキストキャラクタを自由に定義できる機能と,8253を使用した矩形波出力によるサウンド機能を持ったハードウェアです。
PCG-8100がPC-8001用,8800が8801用,8200が8001mkII用。
PC-8001が発売された当時は,カラーのPC vs
サウンドのMZなどと比較されることもありましたが,このハードウェアを実装することにより,PC-8001もMZと同等のサウンドを再生できるようになりました。
PCG-8100はキャラクターコード128~255の128キャラクターを再定義できます。
PCG-8800/8200はキャラクターコード0~255の256キャラクターすべてを再定義可能ですが,PCG-8100にあったキャラクターデータをオリジナルのCG-ROMからコピーする機能が使えなくなっています。
サウンド機能は初期のPCG-8100は1チャネル出力のみでしたが,後期ロットのPCG-8100やPCG-8800/8200では3チャネルのサウンド出力が可能です。
PC-8001用の拡張ハードウェアとしては結構広く普及しており,対応ソフトもI/Oをはじめとする各種書籍や九十九電機などから発売された市販ソフトをあわせると100本を超えるソフトが公開されていました。
上にあるスクリーンショットは,PCG-8800に付属していたミュージックエディタの動作画面です。