アドコム電子 サウンドユニット
PC-8001/8801シリーズはSRになるまでまともな音源が標準搭載されなかったためか,各社よりさまざまな音源ハードウェアが発売されました。
この「サウンドユニット」もその一つです。
PC-6001やFM7などでおなじみのPSGことAY-3-8910を搭載したバージョンと,PASOPIA7やMZ-1500と同じ系統のSN76489Nを搭載したバージョンの2種類があるとの情報を頂いております。
上にあるスクリーンショットはSN76489Nを搭載したバージョンの付属ソフトです。
PC-8001用はSN76489Nを1つ搭載して3重和音が再生可能。拡張キットによりSN76489Nを増設すると6重和音を再生可能になります。
PC-8801/8001mkII用は最初からSN76489Nを2つ搭載しています。
演奏用ソフトは一般的なMMLによるものではなく,楽譜表示で視覚的にわかりやすいタイプのものが付属していました。
PC-8001用にはUSR文に文字列配列を渡す形式で演奏を行うためのドライバが付属していたそうです。