目次 | 主な登場人物 | ||
第1章 出稼ぎ列車 第2章 手掛りを求めて 第3章 第2の殺人 第4章 望郷 第5章 百万円の代償 第6章 「津軽」で帰る |
ISBN978-4-16-745403-3 1989/6/10第1刷 2009/2/15第17刷 文春文庫 467円(税引) 238ページ |
津軽専務車掌・片山 赤木喜一・丸山茂男・菅原正 杉本正 林レストラン社長・林 島田清・荒井史郎・沼田信 赤木の妻・赤木君子、娘・みどり、丸山の妻・丸山幸子 木下勇次 清水刑事・三上刑事部長 秋田県警三谷警部 東京上野署安藤刑事・東京成城署山川刑事 福岡県警戸山警部 | |
青森発上り急行「津軽」は別名“出稼ぎ列車”と呼ばれる。午前6時、定刻に上野に着いた列車から男の絞殺死体が発見された。
建設現場から次々と姿を消す出稼ぎ労働者たち。安否を気づかって上京して来たその妻も…。華やかな大都会の死角に仕掛けられた巧妙な罠。
闇の手に翻弄される男たちを追う十津川警部の怒りが爆発する。 (裏表紙文参照) |
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何回もこのサイトのどこかでも述べているかと思いますが、奥羽線の一部は改軌され、在来線では東京などから直通運転は
できなくなりました。出稼ぎ列車と呼ばれていた急行「津軽」ですが、現在、この列車の役割の変わりになっているのは、どの列車なのでしょうか?
もちろん、安くできるだけ早く都会や故郷に行けるという面ですが・・。私は東京育ちのもので、今となっても出稼ぎという事にはやや疎いので、
状況などわからないのです。ですから当時の「津軽」や「八甲田」を利用し、出稼ぎに来られる方々の気持ちを述べられる立場ではないと思います。 ただ、家族を故郷に置き、都会で働くのは、不安だろうし、大変な事だというのはわかります。御苦労さまです。 評価 ☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点) 急行「津軽」は出稼ぎ列車。 |