目次 | 主な登場人物 | ||
第1章 旧天城トンネル 第2章 越後湯沢 第3章 雪の戦場へ 第4章 コントロール・ルーム 第5章 脱出 第6章 更に北へ 第7章 一つの結末 |
ISBN4-04-152766-X 平成16年2月25日初版 平成20年8月30日第3版 角川文庫 514円(税引) 274ページ |
S大3年生、上条ゆき・森田みどり ゴンドラ乗客、関口悠・小笠原明美 JR東日本保全部長・武藤、保全基地・奥井部長 日本道路公団保安部長・渋谷、湯沢管理事務所・仁科所長 日本道路公団・上野総裁、管理部長・中根 檜山功・桜井ひろみ 原田俊一・桜井由紀 池内文彦 北条早苗刑事・三田村刑事 三上刑事部長 新潟県警中田警部、捜査本部長・松本 群馬県警三木警部 警視庁吉田警部 | |
JRと道路公団に届いた脅迫状。 それは4億円を支払わなければ、クリスマスに大清水、関越両トンネルを爆破するという犯行予告だった。 折しも同一犯の手によって、天城峠と湯沢で爆破事件が起きたばかりだった。 一連の事件解明のため、十津川警部が越後湯沢に駆け付ける。巧妙な手口で捜査陣を翻弄する犯人たち。 果たして十津川は、怜悧こう猾な犯人を捕らえることができるのか? 雪の越後を舞台に繰り広がれる、傑作長編ミステリー (裏表紙文参照) 本書は、1998年12月、中公文庫より刊行されました。 |
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今回の舞台となるのは、太平洋側と日本海側を結ぶ要のトンネルである関越トンネルです。
このトンネルの開通前をご存知の方は、失礼ですが結構お年の方が多いはずです。覚えていますか?
ちなみに私の場合、会社に入って先輩にスキーにつれていってもらったのですが、渋滞する国道を避け、
わき道に入りあの雪の道を進んでいったものでした。当時はまだ、スパイクタイヤも規制されていない時代でした。
その時に比べると、格段に雪国との距離が縮まりましたが、苦労した分、思い出も深いものとなっています。 さてさて、このトンネルの爆破予告があり、完璧に対策を講じたつもりの捜査陣・道路公団・JRですが・・・ 犯人の意図は何なのか?トンネルは爆破されてしまうのか?ちょっと後半、十津川警部の判断が強引な気もする のですが、どう思いますか? 評価 ☆☆☆ 星3つ(星5つで満点) 関越トンネル・大清水トンネル爆破予告! | 池内文彦・原田俊一 桜井由紀 |
森田みどり(犯行を目撃した為) | 関越トンネル内で起きた交通事故を恨んで道路公団に脅しをかけた。 犯行後は、海外での医者活動復帰をしようとしていた。 |