羽越本線 北の追跡者
目次 主な登場人物
第1章 エチゼンクラゲ
第2章 鶴岡・到道館
第3章 いなほ5号
第4章 芋煮会の後
第5章 狙撃
第6章 終結
第7章 作並で決着

西村京太郎全著者リスト
2008/10/15現在
ISBN978-4-19-892871-5
2008/10/15初版
徳間文庫
648円(税引)
282ページ
大学教授・斉田
ホテルK支配人・井上
大下と名乗る客
鶴岡、加茂水族館館長・後藤
公益法人「山形の文化を守る会」理事長・広池幸三郎
山崎義博、石田
竹原弁護士
山崎の姪・藤田由紀子

北条早苗刑事・三田村刑事
三上刑事部長
鶴岡警察署阿部警部
東京のホテルで宿泊客の男が殺され、彼をホテルに紹介した大学教授も行方不明になった。
胃からエチゼンクラゲの肉片が発見され、十津川と亀井は、
クラゲの研究で有名な山形県鶴岡の加茂水族館を訪ねる。
館長の後藤に不審を抱く二人…。一方、被害者が公益法人“山形の文化を守る会”の職員・岩田博司と判明。
事件の鍵は山形に!?長篇旅情推理。 (表紙うらのページ参考)

2007年1月徳間書店より刊行。
前の本を読み終え、会社からの途中の駅で購入したこの本でした。
最近、増殖するクラゲを食用に使うという話は聞いていたのですが、アイスクリームにも入っているとは 驚きです。
実は巻末にリストがあるのに気がつかなかったので、300ページを越えたあたりで随分長いものだなあ、と 思ってましたが、事件もそろそろ架橋にさしかかったし、これからどんな展開になるのかと楽しみに してたのです。しかし、あっけなく終わってしまいました。最近に京太郎作品の傾向なのでしょうか?

評価
☆☆ 星2つ(星5つで満点)もう少し、犯人を追い詰めてほしいです。ちょっと渇!ですかね