十和田南へ殺意の旅
目次 主な登場人物
プロローグ
第1章 十和田湖にて
第2章 奥入瀬で
第3章 東京
第4章 第2の招待状
第5章 疑惑への旅
第6章 姉妹
第7章 終わりの幕を引く
ISBN4-19-890505-3

1996/5/15第1刷
2000/5/25第4刷

徳間文庫
524円(税引)
280ページ
画家・古木保男
井関ゆき、ゆきの姉・井関亜木子
十津川の友人・中村弁護士
白井豊・岡部功
古木の以前の恋人・望月京子、岸本由美子
森川次郎
私立探偵・大須賀

清水刑事・三田村刑事
秋田県警会田警部・吉田刑事
東京調布署花井刑事・青森県警小野警部
十津川警部の友人・中村弁護士の許に、大学の後輩・井関ゆきから
「自動車事故を装って姉を殺した男を殺しに行く」という手紙が届いた。
予告通り、十和田湖畔のペンションでゆきの姉の恋人だった古木保男の刺殺体が発見され、姉の復讐だと犯行を自供するゆきだった。
が、解剖結果から古木はゆきの犯行前に既に絞殺されていたことが判明した。
十津川は古木の身辺を洗い、殺害動機を持つ三人の男女を割り出したが…。 (裏表紙文)

1989年1月 廣済堂出版より刊行
この作品には、冒頭、プロローグとして井関ゆきが、十津川警部の友人である弁護士の中村に宛てた 手紙が書かれてあります。姉思いの妹。そのまま印象として感じれば、ゆきは犯人ではなくなりますが・・・・?。
どう事件が展開されるのか、お楽しみです。

評価
☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点)