目次 | 主な登場人物 | ||
第1章 桃と樹海 第2章 手帳 第3章 連鎖 第4章 三人目の標的 第5章 再び、樹海へ 第6章 風穴 第7章 終章への飛躍 |
ISBN978-4-04-152776-4 平成19/5/25初版 角川文庫 514円(税引) 283ページ |
旅館「巴屋」女将・佐々木加代 原田企画元社長・原田勇 勇の妻で現社長・原田美枝子 勇の弟・原田明夫 5才で死んだ勇の妹・原田真理子 副社長・柴田肇 寺沢かおる 清川亘・田川健・水野きよみ 北条早苗刑事・三田村刑事 田中刑事・片山刑事 三上刑事部長・本多捜査一課長 山梨県警三浦警部 | |
富士五湖の一つ、西湖のほとりにある巴屋旅館から一人の男が遺書を残して失踪した。 西湖の近くには自殺の名所といわれる青木ヶ原樹海が広がっている。 それから一年、その男の妻が東京で殺された。十津川警部率いる捜査一課が事件を担当するが、 その間に第二の殺人事件が発生する。失踪事件との関連は?死体に残された桃の小枝の意味は? 二転三転する十津川たちの推理。その先には驚くべき真相が隠されていた。(表紙うらのページ参考) 2003年9月双葉文庫より刊行。 |
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青木が原樹海は自殺の名所という事ですね。 これは松本清張さんの波の塔という小説がとりあげた為に有名になったと言う事です。小説の力、恐るべし! この本にも書いてある通りに、死んだ人が見つかれば自殺とみる人が多いかも? よく樹海の中に入ったら、出られなくなるという話を聞きます。 しかし、遊歩道というのがあり、この道を歩いている限りは大丈夫との事。それと、方位磁針がきかなくなる とも言われているが、磁鉄鉱を多く含んだ石の上などはその通りらしいが、その他は少しの差はでるものの それほど大きいものではないという。ご安心を。 評価 ☆☆ 星3つ(星5つで満点) それほど、死んだ人が生き返る事はないでしょうね。 |