仙台駅殺人事件


目次 主な登場人物
第1章 1番線ホーム
第2章 松島海岸駅
第3章 伝言
第4章 先陣争い
第5章 秋保温泉
第6章 一歩前進
第7章 終章

解説 清原康正
ISBN978-4-334-72922-6

1999/12/20初版1刷
2007/12/20 5刷
光文社文庫
495円(税引)
273ページ
仙台駅助役・原田収
仙台駅営業主任・片山
銀座クラブ「綾」ママ・早坂みゆき
木戸康治、久保カオル
元警官現探偵・(カオルの父)久保悠介
ラジオセンダイDJ相原、プロデューサー長谷川
秋保温泉「白水ホテル」女将・木下香織
松島F病院・井上産婦人科部長
古沢みゆき・功一郎

三上刑事部長
岩手県警三浦警部
宮城県警仙台中央署中田警部・生田県警捜査本部長
仙台駅ホームに、毎年12月1日正午、和服姿の謎の美女が佇む。 彼女は高級クラブ「綾」のママ・早坂みゆき。
原宿で起きた殺人事件の容疑者で、仙台駅では1千万円もの大金をゆすられつづけていた。
みゆきを追跡する十津川警部と亀井刑事は、仙台駅に網を張るが、何者かに発煙筒で妨害され、失敗。新たな殺人が…!?
十津川の前に明かされる意外な真相とは?
(裏表紙文参照)
この事件は、「東京駅殺人事件」に始まる「駅シリーズ」において、第7弾。
私的に「仙台」と言うと、七夕を連想するので、この事件での毎年12月1日ではなくて、7月7日にしてみたら と思ったのですが、仙台七夕祭りは、旧歴に行われるそうで、7月7日には行われてないんですね(苦笑)。
事件は、毎年12月1日に仙台駅1番線ホームで、和服姿の美女が現れるのを密かに楽しみにしている仙台駅助役 原田収の登場で始まります。一見、七夕の織姫・彦星のような1年1度の恋物語を想像してしまいますが、 東京で起きた事件につながって、十津川警部の登場となります。過去12月1日に何が起きたのか? という事が中心になっていきます。お楽しみに。

評価
☆☆☆ 星3つ(星5つで満点) 「駅シリーズ」第7弾。