寝台特急「北斗星」(ロイヤルトレイン)殺人事件
目次 主な登場人物
第1章 出発
第2章 夜の景色の中で
第3章 八戸駅
第4章 青森駅
第5章 津軽海峡線
第6章 函館駅
第7章 時間との戦い
第8章 札幌駅
第9章 大宮工場
解説
小梛治宣(文芸評論家)
ISBN4-06-275087-2
2005/5/15初版
講談社文庫
590円(税引)
348ページ
元警視庁一課刑事・橋本豊
会田ゆう子、会田貢、
浜野カオリ、木之元正
JR東日本社長・小池
北斗星車掌・山下
犯人「3月3日の1員」・戸田淳子
自衛隊爆弾処理班・野々村二佐
札幌駅助役・菊池

北条早苗刑事・清水刑事
三上刑事部長・原田刑事
八戸署白石刑事・三浦刑事
札幌行きの豪華列車を爆破する!一億円を要求した犯人グループの一員はすぐ逮捕された。 だが乗り合わせた宗教家が「嫌な予感がする」といった直後に個室が大破。中から女性の全裸死体が。 苦渋の決断の末に走り続ける列車。転覆を目論む犯人。青函トンネルを目前に緊張は高まる。 十津川警部、次の一手は。(表紙うらのページ参考)
爆破予告ものは、やっぱりおもしろいですね!
又、その列車に偶然乗り合わせた元刑事の橋本豊、なんて運がないというか(笑)。
「3月3日の1員」と名乗る男の傲慢ぶりと、北へ疾走する寝台特急北斗星がほぼ全編に書かれており、 列車内で事件に向かいあう橋本と、外で指揮する十津川警部の場面の展開がすばらしい作品です。
さて、北斗星はどうなるのでしょうか?
紅一点の北条早苗刑事のカーチェイスなどもありますよ。
評価
☆☆☆☆☆ 星5つ(星5つで満点)